4月28日のBBCニュース・Web版が伝えたところ(http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7370903.stm)によれば、北京五輪で各国で行われていた聖火リレーで、中国への抗議のためにデモ隊が振っていた「Free Tibet!」の旗の一部は中国製であった、という。

この記事によれば、この旗は広東省で作られており、また工場の従業員も経営者も、このカラフルな旗がいったいどこのもので、なにに使われるのか、ということはまるで知らなかったが、テレビでの映像を見て、それと思いあたり、警察に通報したことで発覚した、と、香港のMing Pao Daily News(明報 - http://www.mingpaonews.com/)が伝えたという。

また、このニュースは米国ABCなどでも伝えているが、その他多くの米国系のメディアでも同様のニュースがある。

ABC News Online
http://www.abc.net.au/news/stories/2008/04/29/2229755.htm?section=justin

工場ではすでに数千の旗が出荷待ちの状態であり、一部はすでに出荷された後であった。

この旗は、チベット亡命政府の旗として1912年に導入され、中国ではこの旗は禁止されているとのこと。

ところで、あのバカでかい中国国旗、そしてチベット亡命政府の旗、みんなどこで作っているんでしょうか？