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韓流ドラマ

マジック

マジック

全16話/60分/日本語字幕版
ON AIR 毎週木曜更新
#13:5/1・3・5
#14:5/8・10・12
#15:5/15・17・19
#16:5/22・24・26(最終回)

キャスト
カン・ドンウォン(『1%の奇跡』『オオカミの誘惑』『私たちの幸せな時間』)
キム・ヒョジン(『誰にでも秘密がある』『わが家』)
ヤン・ジム(『ヤ・ク・ソ・ク』)
オム・ジウォン(『美しき野獣』)

スタッフ
演出:ホン・チャンウク、コ・ギョンヒ
脚本:ユン・ソンヒ(『美しき日々』『星を射る』『ただいま恋愛中』)

解説

『1%の奇跡』『オオカミの誘惑』のカン・ドンウォンが贈る、痛く切ない愛の物語。愛、憎しみ、欲望、嘘…。複雑に交錯する4人の若者たちのそれぞれの想いとは…。

STORY

チンピラの父親のために暴力団から追われるカンジェは、しがないマジシャンのテヘに助けられる。カンジェは心優しいテヘを尊敬し、実の父親のように慕うようになる。一方、テヘの息子のソンモは、マジックのために家庭を顧なかった父親に愛憎を抱き、自分を幼い頃に生き別れた兄だと勘違いする少女・タニョンと暮らし始める。ソンモはいつしかタニョンに恋愛感情を抱くようになるが、タニョンが偶然出会ったカンジェと恋に落ち、カンジェが野望のために社長令嬢のヨンジンに接近したことで、複雑な人間関係が繰り広げられていく・・・。

エピソード

【第13話】

タニョンはカンジェに自分も幸せになるからカンジェもヨンジンと幸せになるようにと言って別れる。誕生日で来たソンモがタニョンがカンジェを追っていったことを聞き、タニョンにカンジェが自分勝手な男だと言ってソンモたち3人が友達だったことを話す。そしてタニョンからソンモがタニョンを選んだようにカンジェも父親を選んだという話を聞く。ソンモはカンジェを問いつめるが「金のない三流マジシャンを父にしたいと思ったことはない」と言われる。

ヨンジンはミジョンにカンジェと土曜に結婚することを告げ、彼が自分と結婚したことを後悔しないように後継者にしてほしいと頼む。さらに同じ趣味を持とうとカンジェを連れスポーツジムに行き、カンジェに「すべて最高であってほしい」と言う。それをカンジェはよけいにつらく思う。

タニョンをトヨンの妹と知ったカンジェが気にしていると思ったタニョンはカンジェに手紙を書き、カンジェは悪くない、自分のことは心配せずに幸せになってくれと言う。

プンホはテヘが器用で花札でトリックを使えることを知って喜ぶ。その技を見せてもらうため花札を続けようとするが賭ける金がなくなったためチソンのサイフを探り、ソンモの住所と電話番号を見つける。

カンジェはテヘに約束したステージだと言って、Aワールドのオープニングイベントのマジックフェスティバルに出てもらうことにする。一方、プロマジシャンになったソンモもそこでデビューすることになる。オープン当日、ソンモについてきたタニョンはヨンジンに会い、幸せになってほしい気持ちとまだヨンジンを姉と思っていることを訴えるが冷たく突き放され二度とカンジェと会わないように言われる。その後、テヘといるカンジェに会うが、テヘはタニョンの目を見て二人の気持ちを察し、心配する。テヘに追うように言われ、カンジェはタニョンを見つけるがトヨンの死んだ原因を聞かれ、答えに詰まる。そしてソンモもフェスティバルに出ることを聞き、ソンモを控え室から追い出しフェスティバルを中止してしまう。プンホはテヘを強引に賭場に連れていき、イカサマをさせる。しかし見つかり痛めつけられ、病院に運ばれる。プンホはカンジェには電話できず、ソンモに電話をする。

結婚式当日、ヨンジンはミジョンに「結婚式をあきらめて戻ってくるのを待ってる」と言われ一人式場へ向かう。ヨンジンが支度をするのを外で待つカンジェはタニョンに電話してソンモの父がケガをしたから病院に行くところだと言われ、驚く。

【第14話】

テヘが病院に運ばれたと知ったカンジェは式場から飛び出していってしまう。残されたヨンジンはカンジェを捜し、泣き崩れる。手術室の前で待つソンモを見たカンジェは引き返そうとするがタニョンに呼び止められる。ソンモはカンジェがテヘのことを隠していたのを責め、自分が付き添う。事情を知ったタニョンになぜ話さなかったのかと聞かれ、カンジェは自分は悪くないと言い張るがタニョンはテヘの気持ちはどうなるのかと責める。

病室に入ったカンジェは意識を取り戻したテヘが自分よりソンモの顔を見て喜んだのにショックを受ける。ソンモはカンジェがテヘのことを自分に隠していたことをテヘに話す。そしてテヘはカンジェを愛しているタニョンをソンモが愛しているのを知ってショックを受ける。

カンジェはいったんヨンジンの家の前まで行くがそのまま帰る。するとヨンジンが待っていて、今日自分たちは結婚したのだと言う。そして翌朝、家に戻り待っていたミジョンに結婚したと告げる。ソンモはテヘの右手が完全には回復しないと医師から聞かされる。ケガしたのがプンホのせいであり、プンホがカンジェの父だと知ったソンモはカンジェを責め、二度とテヘと会わないように言う。テヘの右手が回復しないと聞いたカンジェは怒って家からプンホを追い出そうとし、プンホのせいでつらい状況に追い込まれていることを訴える。

タニョンはテヘが退院後タニョンのアパートに移ることをカンジェに知らせる。テヘの家でソンモとタニョンが荷物をまとめていると、チソンがタニョンを見てトヨンの妹だということを知る。そこへ駆けつけたカンジェにテヘは恨んでいないことを告げ、カンジェには父親が二人、テヘには息子が二人いると思っていこうと話す。カンジェはチソンから「金をよこさなければタニョンにすべてを話す」と脅され、タニョンを呼び出し結婚できなかったことを話し、タニョンと二人で逃げたいと言う。そしてタニョンはそんなカンジェを心配する。

チソンが会社まで来るがカンジェは十分な額は出せない。チソンは契約金ということで手を打って帰ろうとするがヨンジンに呼び止められる。ヨンジンは残りの金は自分が払うと言ってチソンから話を聞き出す。カンジェがトヨンの死にかかわっていることを知ったヨンジンはタニョンを呼び出す。

【第15話】

タニョンを呼び出したヨンジンは自分とカンジェの前から姿を消してほしいと言う。タニョンは誰も知らないところで一から始める自信がないと言って断る。会社でミジョンはカンジェにヨンジンが持ち出したお金は何のためかと問いただす。覚えのないカンジェはヨンジンに問いただし、彼女がチソンからすべてを聞いたことを知る。

テヘに呼び出されたカンジェはソンモもタニョンが好きなことを話し、カンジェに早く心を決めるように言う。そこにソンモとタニョンが戻ってきて、カンジェとソンモは対立する。夜、タニョンはミレの家に戻ろうとしてバス停にまだカンジェがいるのを見つける。タニョンはソンモを呼んで彼に送ってもらう。カンジェを見ると何も言えないと言うタニョンにソンモは「待っている」と言う。

カンジェは電話にも出ないタニョンを職場まで訪ね、自分なしで生きていけるのかとタニョンに聞き、自分の手を離すなと言うが、タニョンはカンジェの手を握っているのは自分でなくヨンジンだと言う。

ヨンジンはカンジェが眠ったままタニョンの手紙を握りしめているのに気づいて、それを焼いてしまう。起きてそれに気づいたカンジェは責めるがヨンジンはタニョンに消えるように言ったことを話し、彼女にカンジェの秘密を話してしまうかもしれないと脅かす。カンジェのもとへ引っ越そうとしているヨンジンを見たミジョンはカンジェにきちんと結婚式を挙げるように言う。するとカンジェは結婚していないことを言ってしまう。ヨンジンにそれを責められるとカンジェはウソをつくのも煩わしくなったと答える。

ミジョンはタニョンを家に呼び出し、カンジェとヨンジンの前でさんざんひどいことを言い、カンジェはタニョンを追って家を出てしまう。そしてタニョンに自分はもうタニョンなしでは生きていけないと言う。タニョンが周りの人たちを傷つけて二人で逃げても幸せにはなれないと答えるのに対し、カンジェは自分に必要なのは幸せではなくタニョンだと言う。そんなカンジェにタニョンは揺れる。

カンジェは辞職願を出してマンションの鍵も返し、ヨンジンにタニョンをあきらめられないから他のすべてをあきらめるのだと話し、ひざまずいて別れてくれるよう頼む。しかしヨンジンは応じない。

カンジェはひとまずソウルを離れようとタニョンに会社が終わったら駅に来るように言う。外で待っていて何を言われても揺れるなと言うソンモにタニョンはもう自分を待たないでほしいと言う。そこへヨンジンが現れ、タニョンとソンモにカンジェのせいでトヨンが死んだことを話してしまう。

指輪を買ってソウル駅前で待つカンジェ。話を聞いて取り乱したタニョンの代わりにソンモが駅に来てカンジェを殴りかかる。

【第16話/最終回】

カンジェ本人から彼のせいでトヨンが死んだと聞いたタニョンは彼を責め、恐れる。抜け殻のようになったカンジェは前の家に戻り、心配するプンホをよそに何も口にしようとしない。

ヨンジンからカンジェの携帯に電話が来て、プンホから話を聞いたヨンジンは家に訪れる。二人の会話からカンジェがタニョンを思っていることを悟ったプンホはタニョンを訪ねてカンジェが何も食べないことを話し、トヨンの死は自分のせいであることを話す。

タニョンはカンジェを呼び出し、食事だけして父親を心配させないようにと言って別れる。帰り道、ヨンジンに出くわしたタニョンは自分の気持ちを理解してくれる彼女の横で泣きたいと言うが、ヨンジンはタニョンの気持ちなど知りたくないと突き放す。

テヘはソンモにタニョンを思い続けても、カンジェのようにつらい思いをするだけだと話す。ソンモはタニョンがカンジェを許せるわけはないと言うが、テヘはタニョンが自分のところへ来てカンジェのことを頼んでいったことを話す。

ヨンジンはカンジェに自分とどこかへ消えることを要求する。そして、もしカンジェに捨てられて自分が自殺でもすればミジョンがタニョンに何をするかわからないと言って脅す。カンジェはタニョンに何もしないことを念を押してヨンジンの要求をのむ。

タニョンはカンジェに会いに行ったことをソンモに話し、好きな気持ちは変わっていないことを言う。ソンモはそれに対しては何も言わずステージに立つことが決まったから来て欲しいと言う。

カンジェはテヘを訪ね、しばらく会えないと別れを告げる。プンホはカンジェにしてやれることは消えることしかないと思い、姿を消す。

ヨンジンは自分のためには戻ってこずタニョンのために戻ってきたカンジェに別れを告げる。一人旅立つヨンジンにタニョンが会いに来る。ヨンジンはお互いの気持ちはよくわかっているのだから話はあとでしようと言う。タニョンはカンジェに会って二人で幸せになることはできないと言う。

ソンモがマジックのステージに立つ前、タニョンにカンジェから電話が入る。彼は最後に海を見に行きたいと言うがタニョンはそのままソンモのステージを見る。ソンモは自分の愛のマジックを信じつつタニョンを見送るつもりでステージから消す。

タニョンはカンジェの待つターミナルへ行って二人で海へ行く。翌朝、二人は海で別れタニョンは一人で帰り、カンジェは崖の上に立ち、タニョンに渡したかった指輪を飲み込み、タニョンの愛をすべて飲み込んでもう渇きを覚えることはないと思う。