大手家電量販店のベスト電器は、昨年資本・業務提携したビックカメラとの協力を拡大する。主にOA関連の消耗品で行っている商品の共同開発を家電製品まで本格的に広げるほか、店舗運営の委託も増やす方針。5年後の2013年2月期までに、共同商品の販売額で250億円を目指す。低迷する業績の回復のため、ビックとの関係強化を進める。
ベストの浜田孝社長が2日、明らかにした。08年2月期末時点でビックとの共同開発商品は数十品目で、ファクス用紙やインクなどが中心。これに扇風機などの季節家電、空気清浄機や調理家電を加えて100品目以上に増やす。(03日 13:23)