2008年5月4日 10時7分更新
白壁の町並みで知られる岡山県倉敷市の美観地区で、白むくの花嫁衣裳を着た女性が小舟に乗って川をくだる「川舟流し」が行われました。
この「川舟流し」は大勢の観光客でにぎわう大型連休のこの時期に倉敷市などが毎年、行っているもので、美観地区を流れる倉敷川ぞいには見物客が訪れました。
ことしは岡山市の八木仁美さんが花嫁役に選ばれ、白むくの衣装で船着場に姿を見せるとカメラのシャッターが一斉に切られました。八木さんが乗った小舟には船頭のほか民謡の歌い手の女性と尺八の男性が乗り込み、歌や尺八の音にあわせてゆっくりと川を下っていました。
3日の倉敷市は朝から青空が広がり、訪れた人たちは白壁を背景に白むくの花嫁を乗せた小舟が進む風情ある光景を楽しんでいました。
「川舟流し」は4日も行われます。