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2007年07月07日(土)

第3回 「総合力」

テーマ:ヒットの法則

第3回目のテーマは「総合力」



ヒットには必ず理由があります。


「宣伝力」


「アーティストの実力」


「プロデュース」


「時代の流れ」


などなど、様々な理由を基にヒットが生まれます。



しかし、

100万枚CDを売ることも、流行を作り出すことも、

決して一つの理由からヒットは生まれないのです。




例えば、

ゴールデンタイムに何本もアーティストのCMを放送し、


街中のありとあらゆる場所に広告を出して、


そのアーティストを見ない日がないくらいユーザーに宣伝をしても、


アーティスト自身の実力が無ければ絶対にヒットしません

まぁ大きく広告を打てばある程度売れるかもしれませんが、

そんな見せ掛けのヒットでは、すぐにユーザーは離れていきます。



逆にどんなにアーティストのレベルが高くても、

宣伝をしなければ全く売れないと思います。


誰もが認めるほどの実力なのに、

宣伝をしないためにライブに誰も来ない。

CDを発売しても、ファンが発売していることさえ知らない。

ってことになります。


つまりヒットは宣伝力も実力も、

お互いの力が発揮されてこそ生まれるのです。







ヒットは掛け算です。



ヒットの理由の中で

一つでも「0」があればヒットは生まれません


0を超える力があって初めて、

「ヒットへの道筋」が見えてくるのだと思います。




・・・あ、ヤバい、今回真面目すぎたwww



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2007年07月05日(木)

第2回 「カラオケ」

テーマ:ヒットの法則


カラオケ

第2回目のテーマは「カラオケです



飲み会の後に。

宴会で。

学校帰りに。

はたまた自宅で。

 


カラオケ文化と言われるほど日本はカラオケ大国です。
考えてみればカラオケを知らない人の方が圧倒的に少ないですよね。


そういった意味でカラオケは日本の音楽シーン(主にJPOP)と非常に密接な関係にあるのです。

曲が出れば各種カラオケに配信され、すぐに歌えるようになっています。


今回の法則は誰もが簡単に口ずさめる曲が売れる、

すなわちカラオケで歌える曲はヒットするというものです。



誰もが歌えるということは、

簡単に口ずさめてキャッチーな(耳に残る)メロディ、

そして歌いやすい音域であるということが大切です。


どんなに良い曲でも曲の最高音が高すぎるとカラオケで歌われにくくなります。それもそのはず、みんながみんな高いkeyで歌えるわけではないのです。



カラオケがヒットを生みやすいのは、

歌われるだけでその曲の宣伝になるということ。

例えば友達があなたの知らない曲を歌ったとしましょう。
その曲はあなたの好みのストレートど真ん中でした。
そうしたら、どうにかして原曲を聴こうと思いますよね?
視聴したり、レンタルしたり、

さらにCDを買いたいと思うかもしれません。


でももしカラオケで聴かなければ、

その曲と一生めぐり合わなかったかもしれません。
例えCDを買ってもらえなくても、アーティストのことを知ってもらえる、

それだけでもカラオケの宣伝効果は非常に大きいのです。


またカラオケによる宣伝で得なのが、

歌詞を読んでもらえるということ。
わざわざCDケースをあけて歌詞カードを取り出さなくても、

歌詞を読んでもらえるのです。
曲が良くなくても、歌詞に共感できるものがあればCDを買ってもらえるかもしれません。


なんたる宣伝力!!!きええええ!

さらにプロモーションビデオも流せたりするので、

カラオケによる宣伝力は相当なものです。
まぁカラオケで流れるくらいのアーティスト&曲じゃなきゃいけないというのが大前提ですが。。。。。



ここで具体例。


ここ最近だと絢香の「三日月」はカラオケでロングヒットしています。
曲自体わかりやすくてキャッチーだし、地声の最高音もB(シの音)と、

女性ならだいたい出せる音域です。(ファルセットで上のD(レ)がありますが)


カラオケランキング常連の一青窈の「ハナミズキ」も最高音はBですし、

Every Little Thingの「fragile」も最高はC(ド)です。


他にも、5オクターブの声域で有名なMISIAの曲もカラオケで歌える音域です。


「は?5オクターブなんて出せるわけないじゃん!?」


おっいいねその反逆的な感じww

そうです、その通り5オクターブの声域を持つ人はなかなかいません。

MISIAの曲の中にも明らかに高すぎんだろという高音が出てきますが、

そこはほとんどがフェイクの部分で、

メロディは十分歌える音域なのです。


大ヒットした「Everything」をみても曲の音域は1オクターブ半です。

5オクターブの声域がなくても十分に歌えそうですよね?


例にあげた曲のどれもが、カラオケで歌えるという条件をクリアしています。

だからこそカラオケランキングでも上位に食い込み、

どんどん認知されていくわけです。


もちろんヒットの背景はカラオケだけではないのですが、

カラオケがヒットの大きな要因の一つであることは間違いないと言えます。



上記をまとめると、

カラオケで歌いやすい曲がヒットし、

ヒットする曲もまたカラオケで歌われるのです。


もちろん例外もあるのであしからず、ですがw



しかもカラオケには印税が発生するので歌われれば歌われるほど儲かるというシステム!

なんてお得なんだああああああああああああ!


ちなみにカラオケのことをアメリカでは、

「Carry-O-Kee」(キャリーオーキー)と言います。


あ、どうでもいいですよねそうですよねw



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2007年07月01日(日)

第1回 「共感」

テーマ:ヒットの法則

ヒットの法則、記念すべき第1回目は「共感」


多くの人が共感できるような商品は間違いなく売れます

なぜなら、人は自分が共感できると思ったものに好意を感じたり、

親近感を得て、それがそのまま購買意欲に繋がるからです。



音楽で言えば、共感できる歌詞がヒットの要素です。

誰もが経験したような体験をつづった歌詞は聴き手の共感を呼びます。


具体例を挙げると、

ケツメイシやMr.Children、HYの歌詞はもちろん、

女性の心理をとらえた浜崎あゆみやaiko、DREAMS COME TRUEの歌詞のどれもが、共感できる歌詞なのです。


「これまるで私のこと言ってるみたい」

「あー俺もこんなこと体験したなぁ」

と、思わせる歌詞が確実にヒットします。


そして共感させる歌詞で重要なのが、切ない歌詞です。

「え?幸せな歌詞でもいいじゃん」

と思われるかもしれませんが、幸せな歌詞は共感されにくいのです。


機嫌が良い時や自分が幸せな時には幸せな歌詞に共感できますが、

悲しい時に聞くと嫌味にしか聞こえないのです。

逆に切ない歌詞ならいつ聞いても嫌味に聞こえませんし、

むしろ自分の経験と重ねて共感を生むことができます。

だからこそ切ない歌詞は重要なのです。


しかしここで気をつけなければいけないことが一つ。

切ない=ネガティブではないということ。

ここを誤解されると絶対にヒットはしません。


いくら切ない歌詞に共感してくれるとは言え、

「鬱だ鬱だ鬱だ鬱だ」

「もう死んでしまいたい」

などのネガティブな歌詞は共感なんてされません。

まぁ「鬱だ鬱だ」はやりすぎですが(笑)、ネガティブな歌詞は聴き手を嫌な気分にさせてしまうのです。



上記を踏まえて考えると

切ないけど前向きな歌詞が狙い目だと思います。


また、自分が今までに共感した歌詞をチェックしてみるととても勉強になります。




最後に一番やってはいけない、ネガティブな歌詞を作りました。

くれぐれも皆さんは僕のようにならないでください笑。


「DV」


鬱だ 今日も自宅で引きこもり

ぶつな 夫 家庭の暴力だ


効力なし あなたがくれた結婚指輪

相続なし 競馬ですられた貯金の日々が


ネガティブ 迷い続けても

手が出る あなたに逆らえず

ネガティブ 信じ続けても

屁が出る あなたに幻滅よ




これはひどいwwwwwww


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2007年06月27日(水)

はじめに

テーマ:ヒットの法則

初めまして。

このブログで、あらゆるもののヒットの法則を検証し、公開していくつもりなのですが、


正直に言うと、

ヒットには法則なんてないと思います。


もし法則なんてあれば誰もが確実に成功しているはずです。




「じゃあこのヒットの法則のブログ嘘じゃねーか」ってことになるけどちょっと待って!笑




確かにヒットに法則はないと言いましたが、

僕が言いたいのは必ずしもその法則が正解ではないということ。



法則が正しい時もあれば、それが間違いの時もあります。


「え?じゃあヒットの法則なんていらなくね?」


ちょちょちょwwwもうちょっと待ってよ!!



ヒットの法則は100%ではないですが、

かなり高い確率で成功します。



なぜ断言できるかというと、

成功する人はみんなやっているからです。



そして時に、

みんながやらないことをやることもヒットの法則なのです。




次回からヒットの法則を惜しみなく公開していきますが、一つ言えるのは、

売れることが全てじゃないということです。








・・・でもちょっぴり売れたい気持ちもあるよね笑。



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