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2008-05-02 13:17:54 stanford2008の投稿

桜井淳所長がオークリッジ国立研究所で見学した世界で二番目の原子炉の感想

テーマ:ブログ

桜井淳所長は、原子力安全解析所に勤務していた約四半世紀前、フロリダ州タンパ市で開催された国際会議の帰り、テネシー州ノックスビル郊外の山中にあるオークリッジ国立研究所に立ち寄り、そこで、材料試験炉ORR施設の隣の施設に展示してあった米国で二番目の原子炉を見学したことがあるそうです。その原子炉は、エンリコ・フェルミとユーゲン・ウイグナーが設計したもので、マンハッタン計画において、大型プルトニウム生産炉を設計・建設するための炉物理特性を研究する黒鉛減速加圧軽水冷却型原子炉のようです。見た目には、人間の背丈くらいの大きさの黒鉛の塊という印象だったそうです。桜井所長は、当時、そのような認識がなかったため、時間をかけて見学しなかったそうですが、後で考えると、歴史的な施設を見学する機会だったと悟り、後悔したそうです。

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