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サガテレビ制作「同意なきレール」
FNS九州ドキュメント発見伝最優秀賞受賞 |
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サガテレビ制作「同意なきレール」
FNS九州ドキュメント発見伝最優秀賞受賞
(「同意なきレール」サガテレビとテレビ西日本で再放送決定)
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FNS九州共同制作『ドキュメント発見伝』の2007年度放送分で、サガテレビ制作「同意なきレール」がFNS九州ドキュメント発見伝最優秀賞に選ばれました。この賞は、FNS系列九州8局で2007年度中に各局2本制作された16番組の中から、ドキュメント番組制作力向上のために与えられるものです。
これは「ドキュメント発見伝」前身である番組「We Love 九州」や「ヒューマン九州21」などの30分ドキュメント番組から引き継がれたものですが、55分枠に拡大した「発見伝」になって2年めでの快挙です。
担当プロデューサーは武藤信也、ディレクターは峰松輝文で、この3月にFNS九州エリア内で放送し話題を呼びました。
これを記念してサガテレビとテレビ西日本では「同意なきレール」の再放送が決定しました。
●サガテレビ ⇒5月3日(土)18:00〜
●TNCテレビ西日本⇒5月5日(日)26:00〜 |
いずれも「平成19年度ドキュメント発見伝最優秀賞受賞番組」の冠付き番組となります。
〜審査員講評抜粋〜(審査員プロフィール)
音 好宏(上智大学教授 新聞学科長)
・新幹線建設が政治的色彩の濃い公共事業であることは言うまでもないが、その建設が地域社会に何をもたらすのかを冷静に考察した見応えのあるドキュメンタリー。(以下略)
橋本 佳子(映像プロデユーサー)
・(前略)奇策ともいえる決着案が浮かび、敗北を宣言した市長の苦渋の表情は、視聴者に公共事業とは何かを考えさせ、問題を提起している。
FNS九州8局共同制作 ドキュメント発見伝
〜同意なきレール〜

<概要>
九州新幹線長崎ルートに立ちはだかった鹿島市。長崎本線を現状のまま残して欲しいと訴え続けた17年。決着は思いもよらない形だった。同意なきレールは着工へ動き出す。
<内容>
佐賀・長崎両県にとって悲願の九州新幹線長崎ルート建設のチャンスが巡ってきた。2700億円をかける大型公共事業だ。そこにはクリアすべき課題がある。新幹線開業に伴ってJRの経営から分離される長崎本線の肥前山口から諫早間。沿線自治体の同意がない限り新幹線は着工できない。鹿島市は利便性の低下や廃線への不安などから17年近くにわたって同意をしない方針を貫いてきた。新幹線を推進する佐賀県との対立など鹿島市は国策に翻ろうされ続ける。鹿島市の同意が得られないことから「着工条件見直し」の声も出始めた。同意がなくても新幹線を着工できる道はないか…。政府与党の判断は…。決着は思いもよらない形だった。「地域の鉄道を現状のまま残して欲しい」という鹿島市の訴えは届くことはなかった。同意なきレールは着工へ向け大きく動き出した。鹿島市の桑原允彦市長の姿を通して公共事業のあり方、地方のたくましさを伝える。
<ナレーター>得丸伸二(文学座)
<プロデューサー>武藤信也(サガテレビ)
<ディレクター>峰松 輝文(サガテレビ)
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