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韓国内の中国人50万人、うち留学生2万8000人

 先月27日に行われた北京五輪の聖火リレーで中国国旗「五星紅旗」がソウル市中心部を覆い尽くすと、ソウル市民からはため息が漏れた。「一体どこからあんなに大勢の中国人がやって来たのだろうか」という驚きと疑問だった。

 法務部出入国・外国人政策本部の統計年報によると、昨年12月現在で韓国に滞在している中国国籍の外国人は約50万人。このうち約33万人は「朝鮮族」と呼ばれる韓国系中国人で、あとの約17万人は「韓国系以外の中国人」となる。道行く人の280人に一人は中国人ということだ。

 長期滞在(91日以上韓国に滞在)の中国人の数は、1999年に2万人だったが、2007年には11万人と5倍以上増えた。特に増加しているのは留学生。韓国にいる中国人留学生は昨年末現在で2万7912人で、06年の1万8217人から1年間で1万人近く増えている。不法滞在者も増加した。07年末現在で韓国にいる中国人不法滞在者は6万7978人で、02年に記録した最多の6万9609人に迫る勢いだ。

イ・インムク記者

※【ニュース特集】北京五輪聖火リレー

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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