覚えるだけって簡単なようで難しい。
覚えることいっぱいの頭は
きちんと整理されることを、望んでいるかもしれません。
流れを把握すれば、少しは楽になるかも???
中学生レベルです。
<白鳳文化> ・・飛鳥後期・・ |
日本:大化の改新(645)〜平城京遷都(710) 中国:初唐→マネをしよう |
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天武天皇の命令により、国家・天皇の歴史書を書こう →次の時代の古事記へ |
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額田王は代表的歌人 →次の時代の万葉集へ |
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<天平文化> ・・奈良時代・・ |
日本:平城京遷都(710)〜平安京遷都(794) 中国:盛唐→国際色豊か |
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歴史 | 色んな仕組みが整うと、時代の証を残したくなるもの・・・ | |
712 | 「古事記」成立(稗田阿礼・太安万侶の分担):神話 | |
720 | 「日本書紀」成立(舎人親王編纂) (正式の漢文で書かれた日本最初の正史) |
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地誌 | 713 | 「風土記」を書けとの詔が下る(国ごとの地誌・地理・説話等) |
文学 | 人々はまだ素朴で大らかだった・・・。枕詞多い。 | |
760 | 「万葉集」(額田王・柿本人麻呂・大伴家持(選者)・山上憶良・山部赤人) 「万葉がな」(漢字の当て字)を使う。 天皇から庶民まで、幅広い国民的歌集。 (東歌:東国の民衆の生活や労働の歌) (防人の歌:関東の民衆が九州に兵士として赴いた歌) (山上憶良:「貧窮問答歌」:民主の厳しい生活の歌) |
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<国風文化> ・・平安中期・・ |
日本:10〜11世紀 | |
詩歌 | 遣唐使廃止の影響もあり、日本的に。繊細で緻密な歌へ。掛詞・縁語多い。 | |
10c前半 | 古今和歌集(編纂:紀貫之) 小野小町もいる。女性的な歌が多い(たをやめぶり)。高級テクニック。 最初の勅撰和歌集(天皇の命令による和歌集) |
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物語 | 平仮名により、人間の細やかな感情を表現できる→本格的小説・随筆 | |
竹取物語(作者不明。かぐや姫で有名) →宇津保物語→落窪物語→と物語がはやり、源氏物語へ帰結 |
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伊勢物語(在原業平(遊び人)が主人公。古今和歌集に歌ものっている) | ||
1000頃 | 源氏物語(紫式部) 本居宣長後に語る:本質は「もののあはれ」 谷崎潤一郎は訳もした。 |
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日記 | 10c後半 | 土佐日記(紀貫之) 最初の日記。土佐守(とさのかみ)の任を終えての京都までの船旅の日記 |
蜻蛉日記(藤原道綱の母) 最初の女性の日記。結婚生活うまくいかない→子道綱へ異常な愛情 |
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随筆 | 1000頃 | 枕草子(清少納言) 「をかし」の文学。明るくドライ。 |
歴史物語 | 文学も源氏物語のマネばかり、武士も現れ、俺ら貴族はどこへいくのか・・・? | |
11c | 栄華物語(道長スバラシイ!という話) | |
1100頃 | 大鏡(道長を批判。批判精神をもってかかれている。) | |
説話 | 貴族のチャラチャラした文学なんていらない。面白くてためになる話がいい。 | |
平安末 | 今昔物語集 日本・中国・インドなどの仏教説話や世俗説話などごちゃまぜ |
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<鎌倉文化> ・・鎌倉時代・・ |
日本:1192〜1333 @公家の伝統文化A武士の新しい文化B庶民台頭 | |
和歌 | もう一度貴族の時代に・・・。最後のあがき。+武士の貴族への憧れ | |
13c最初 | 新古今和歌集(選者:藤原定家) 後鳥羽上皇の命令。後鳥羽や西行も書いている。 |
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山家集(西行の個人的な歌集)西行は芭蕉の憧れの人。隠者の文学。 | ||
金槐和歌集(3代将軍の源実朝) 貴族に憧れ、和歌作り。貴族とは違い、素朴で大らかな歌(万葉風)。 |
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説話 | 説話とは、武士や民衆が面白い〜と言って読むもの | |
宇治拾遺物語 宇治の平等院で寝っころがって色んな人の話を聞く話。 |
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十訓抄(じっきんしょう) 十の教訓。 |
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軍記物 | 今日の勝者は明日散る。生きている輝きを書き留めておこう | |
平家物語(琵琶法師により広まる:文学が庶民にも受容) 無常観。「祇園精舎の鐘の声・・・」。和漢混交文。 |
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歴史書 | 愚管抄(ぐかんしょう)(慈円) これからは武士の時代だ。後鳥羽上皇は無謀だ・・・。 |
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吾妻鏡(あずまかがみ) 北条氏の側から鎌倉幕府の歴史をまとめた。 |
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随筆 | 貴族も滅びる。世の中とは移ろいやすいものだ・・・(無常観) | |
方丈記(鴨長明)隠者の文学 無常観を絶望的に述べる。和漢混交文。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの、水には、あらず。」 |
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14c | 徒然草(吉田兼好)隠者の文学 古典や趣味などを鋭い眼差しで書く。激動の13c前半より落ち着く。 |
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図書館 | 金沢文庫(北条実時) 横浜にある。書物を集めた図書館。 |
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※外国 | 1299 東方見聞録(マルコ=ポーロ) 1307 神曲(ダンテ) |
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<室町文化> ・・室町時代・・ |
日本:1338〜1573 公家と武家の文化融合。 | |
軍記物 | 太平記:南北朝の争乱 | |
絵本 | 自治を進める民衆→幸福や富を求める民衆の夢 | |
御伽草子(浦島太郎・一寸法師など) | ||
歌 | 連歌の流行(庶民間) | |
能楽論 | 田楽・猿楽などの雑芸の中から、劇としての構成をもつ芸能が誕生 | |
風姿花伝(世阿弥) | ||
<元禄文化> ・・江戸時代・・ |
日本:1688〜 上方中心。 町人中心の活気ある文化(商人・民衆も)。来世より現世。現世肯定。 |
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浄瑠璃 | 厳しい身分制の中、義理と人情の板ばさみ | |
曽根崎心中(近松門左衛門) 国性爺合戦(近松門左衛門) |
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俳諧 | 和歌→連歌→俳諧(5・7・5だけ独立)。遊びだったのが芸術に高まる。 | |
奥の細道(松尾芭蕉) 東北をめぐり岐阜の大垣までの、俳諧をまじえた紀行文。 「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして行きかふ年もまた旅人なり」 野ざらし紀行(松尾芭蕉) |
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学問 | 社会が安定し、公家・僧のものだった学問を武士や民衆も学ぶ。 | |
和算(日本式の数学):関孝和が確立 | ||
農業全書(宮崎安貞) | ||
浮世草子 | 御伽草子→仮名草子→浮世草子(江戸時代の庶民の生活を描こう) | |
井原西鶴:浪花のアキンドのイロとカネの世界を描く。 好色一代男(井原西鶴)イロの世界 日本永代蔵(井原西鶴)カネの世界 世間胸算用(井原西鶴)カネの世界 |
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読本(よみほん) | 今で言うSF・アドベンチャーもの | |
雨月物語(上田秋成) | ||
付録:浮世絵 | 町人の風俗。浮世絵始まる。 | |
見返り美人(菱川師宣):町人の生活・風俗 | ||
装飾画 | 尾形光琳 | |
※外国 | 1602 ハムレット(シェイクスピア) | |
<化政文化> ・・江戸時代・・ |
1804〜 江戸中心 | |
狂歌・川柳 | 民衆の生活をおもしろおかしく表現。流行する。 狂歌:和歌の形を借りる 川柳:俳諧の形を借りる。 |
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歌舞伎 | 東海道四谷怪談(鶴屋南北) | |
俳諧 | 芭蕉の後、ダメになった俳諧を立て直そう | |
18c後半 | 与謝蕪村(絵画的・芸術至上主義的) 菜の花や月は東に日は西に |
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19c前半 | おらが春(小林一茶)(庶民的であたたかい句) やせがえる負けるな一茶ここにあり |
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学問 | 古事記伝(本居宣長):古事記を研究。国学を大成。 →町民・百姓へ広まる。天皇を敬う尊王論を育て、幕府批判の思想へとつながっていく。 |
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蘭学 | 吉宗が漢訳の洋書輸入を許可(キリスト教に関係ないもの)→蘭学発達 | |
1774 | 解体新書(杉田玄白):オランダ語の人体解剖書の翻訳 | |
1824 | シーボルト:蘭学塾開く | |
読本 | ハラハラしてスカーっとするものを求める | |
南総里見八犬伝(滝沢馬琴) 悪い者は悪い報い、善い者は善い報い。勧善懲悪。因果応報 |
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滑稽本 | 東海道中膝栗毛(十返舎一九) 弥次さん喜多さんの東海道の珍道中。 |
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浮世風呂(式亭三馬) 江戸庶民の風俗。銭湯を舞台に会話中心。 |
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付録:浮世絵 | 錦絵と呼ばれる多色刷り盛ん。 | |
喜多川歌麿:美人画 富岳三十六景(葛飾北斎):風景画 東海道五十三次(歌川(安藤)広重):風景画 |
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日本地図 | 伊能忠敬 | |
思想 | 平賀源内:封建的身分制度批判。寒暖計・発電機作る。 | |
※外国 | 1830 赤と黒(スタンダール) 1866 罪と罰(ドストエフスキー) |
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<明治文化> |
日本:1868〜1912(明治45) 明治18:内閣制度制定。明治21:大日本帝国憲法発布 |
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学問ノスゝメ(福沢諭吉) | ||
安愚楽鍋(仮名垣魯文) | ||
明治20前後 | 明治20(1888)頃から日本は近代っぽくなる。 | |
文学 写実主義 |
江戸の文学は勧善懲悪とか現実を見てない。現実をありのままに写せ。 言文一致体(古文でなく普段話してる言葉で書こう) |
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小説神髄(坪内逍遥):評論。現実をそのまま写せ、という内容。 | ||
浮雲(二葉亭四迷):坪内逍遥の弟子。 恋に悩む心をありのままに書く。同年、伊藤博文が憲法考え中。 |
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文学 近代化に批判 |
日本が近代化、西欧化の時に、がんこに江戸にこだわった人たち | |
擬古典主義 | 尾崎紅葉:硯友社(文学グループ)のリーダー。人の心の動きの描写上手。 金色夜叉(尾崎紅葉):金銭のためにいいなずけに裏切られた男の復讐 多情多恨(尾崎紅葉):義理を捨てて芸術に生きる男。 |
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五重塔(幸田露伴):武道・職人芸に生きる男の姿 | ||
明治20〜30年代 | 明治27(1895):日清戦争勝利 明治37(1905):日露戦争勝利 →ハイ | |
文学 浪漫主義 |
ありのままの近代文学。束縛からの解放。自由。夢。恋。愛。快楽。幻想。 | |
舞姫(森鴎外) ドイツ留学での自我の目覚め・エリスとの恋・任務を選ぶ・裏切り |
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たけくらべ(樋口一葉):恋の目覚め にごりえ(樋口一葉):男と女の泥沼。下層社会の悲劇。 |
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高野聖(泉鏡花):山の中の美女に近づく男が畜生に変えられる。幻想的。 | ||
武蔵野(国木田独歩) →自然主義へ移っていく | ||
詩 浪漫主義 |
若菜集(島崎藤村):美しい恋愛 →自然主義へ移っていく | |
歌集 浪漫主義 |
みだれ髪(与謝野晶子) 与謝野晶子:夫の与謝野鉄幹と「明星」刊行:明星派 |
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明治30後〜40代 | 日露以降、日本の社会おかしい。 世の中の現実は、浪漫主義が描くみたいなキレイゴトじゃすまない。 |
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文学 自然主義 |
世の中の醜いきたない面をありのままに描くのだ | |
破戒(島崎藤村):被差別地域の青年が言いつけを破り出身を告白する。 夜明け前(島崎藤村):明治維新前後の歴史小説。 |
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蒲団(田山花袋):小説家と弟子の不倫 田舎教師(田山花袋):青年教師の人生と死 |
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歌集 | 一握の砂(石川啄木) 悲しき玩具(石川啄木) |
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反自然主義 | 自然主義一色。醜さダラダラの中、独自の文学の道を行った人たちのこと。 | |
青年(森鴎外):現代小説。上京した青年の成長。 雁(森鴎外):現代小説。偶然により報われない恋。 山椒太夫(森鴎外):歴史小説。騙されて売られてしまう旅人たち 高瀬舟(森鴎外):歴史小説。死にたい弟を殺してあげた。 |
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夏目漱石:正岡子規(友人)の影響もあり。芥川龍之介の師匠 我輩は猫である(夏目漱石):猫の目から明治を批評 坊ちゃん(夏目漱石):単純で直情家の坊ちゃんを取り巻く人たち。 虞美人草(夏目漱石):高慢な女主人の失恋。 草枕(夏目漱石):「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」が冒頭。青年の旅。 三四郎(夏目漱石):三四郎の淡い恋。 それから(夏目漱石):人妻との恋。 こころ(夏目漱石):三角関係と裏切りへの後悔。 道草(夏目漱石):自己を告白して書いた自伝的作品 明暗(夏目漱石):新婚生活がダメになる。 |
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他:写生 | 正岡子規:雑誌「ホトトギス」・根岸短歌会を作る。俳句・短歌を近代化。 歌よみに与ふる書(正岡子規):評論。写生(技巧を使わない)主張 |
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付録:学問 | 青年を欧米へ派遣→医学・物理学・化学の本格的研究。 | |
医学→野口英世(黄熱病の研究)・ 北里柴三郎(破傷風の血清療法成功・ペスト菌発見) 志賀潔(赤痢菌発見) 化学→高峰譲吉 物理→長岡半太郎 |
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※外国 | 1869 戦争と平和(トルストイ) 1908 赤毛のアン(モンゴメリ) |
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<大正文化> |
日本:1912〜1925(大正14) 大正デモクラシー。豊かで幸せだった時代。自由に個性が開花。 |
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文学 耽美派 |
官能的(時には変体・倒錯)。感覚的・享楽的・退廃的・芸術至上主義的 今が楽しくて美しければいい。 |
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あめりか物語・ふらんす物語・腕くらべ(永井荷風) | ||
刺青(谷崎潤一郎) 痴人の愛(谷崎潤一郎) 細雪(谷崎潤一郎) |
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詩 耽美派 |
北原白秋:雑誌「スバル」で活躍。童謡作家。官能的・耽美的な詩。 邪宗門(北原白秋) 思ひ出(北原白秋) |
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文学 白樺派 |
耽美派とは反対で、優等生・理想的人格を目指す。自我確立、愛と友情。 | |
友情(武者小路実篤):恋愛に敗れる。でも負けない、がんばるぞ。 お目出たき人(武者小路実篤):少女への想いを告白。純真な青年文学。 |
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和解(志賀直哉):父との和解 暗夜行路(志賀直哉):誰にも愛されない→すべてを許す 城の崎にて(志賀直哉):生と死は似たようなもの |
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或る女(有島武郎):自我に目覚めた女性の結婚と再婚と失敗。 小さき者へ(有島武郎):父から子への文 |
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詩 白樺派 |
高村光太郎:口語自由詩を作り出す 道程(高村光太郎) 智恵子抄(高村光太郎) |
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文学 新現実主義 |
相対的な視点で書く。 | |
羅生門(芥川龍之介):人々のエゴイズムを描写。 鼻(芥川龍之介):自尊心の愚かさ 蜘蛛の糸(芥川龍之介):釈迦が蜘蛛を助けた男を地獄から助けようとする 地獄変(芥川龍之介):王朝もの トロッコ(芥川龍之介):トロッコ好きの青年が遠くに行き過ぎてしまう。 河童(芥川龍之介):河童の住む世界に迷いこんだ青年。 |
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他 | 春と修羅(宮沢賢治):詩集。農学校時代の作品。 銀河鉄道の夜(宮沢賢治):人間の幸せについて考える。 風の又三郎(宮沢賢治):都会から田舎へ転校した少年とクラスメイト。 雨ニモマケズ(宮沢賢治) |
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歌集 アララギ派 |
正岡子規の流れ。アララギという雑誌。 | |
赤光(斉藤茂吉):近代人の悲哀と寂寥。叙情歌。「死にたまふ母」など | ||
俳句 | 河東碧梧桐:自由律俳句を始める。 | |
高浜虚子:正岡子規の弟子。ホトトギスを引き継ぎ、自由律に対抗 | ||
<昭和文学> ・・昭和時代・・ |
1926〜1988(昭和63) 社会的問題と対決しよう・芸術の世界に閉じこもろう、の二層化。 |
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文学 プロレタリア文学 |
社会的問題と対決しよう。資本主義の中、労働者は貧困、資本家は肥える。労働者よ、団結せよ。という文学。 | |
蟹工船(小林多喜二):ひどい労働条件→労働者の反乱 | ||
文学 新感覚派 |
芸術の世界に閉じこもろう。「文芸時代」という雑誌で活躍。 | |
伊豆の踊り子(川端康成):人と人の触れ合い。感謝の心。 雪国(川端康成):2人の少女との出会い。 千羽鶴(川端康成):女の業と悲しみ。幻想美。 |
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文学 新興芸術派 |
芸術の世界に閉じこもろう | |
山椒魚(井伏鱒二):大きくなりすぎて出られないので蛙も同じ目に。 黒い雨(井伏鱒二):原爆の資料を豊富に使っている。 |
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檸檬(梶井基次郎):書店の画集の上にレモンを置いてくる。 | ||
詩 超現実派 |
測量船(三好達治):叙情性・品格あり。 | |
1945〜 | 第二次大戦後、価値崩壊・社会混乱・何も信じられない・虚無感 | |
新戯作派 | 走れメロス(太宰治) 斜陽(太宰治):没落貴族の滅んでいく様子。 人間失格(太宰治):道化で人を喜ばせようとした男の苦悩 |
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戦後派 | 仮面の告白(三島由紀夫):自伝的小説。男しか愛せなくて困る。 潮騒(三島由紀夫):ひたむきな恋が結ばれる。 金閣寺(三島由紀夫):美の象徴金閣寺が燃えることを夢見た坊さん。 |
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昭和20年代 | 現代。 | |
壁(安部公房):主人公は名前を失い、壁になってしまう 砂の女(安部公房):砂丘の砂の穴から出られない男と未亡人の女。 |
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海と毒薬(遠藤周作):太平洋戦争での米軍の捕虜の人体実験の罪の意識をもつ男と持たない男。 沈黙(遠藤周作):弱者を許し慰める神と、その愛の追求。 |
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昭和30年代 | 現代。「もはや戦後ではない」と経済白書が宣言。大衆社会状況が顕著。 | |
あすなろ物語(井上靖):青春の書というべき自伝的小説。 闘牛(井上靖):仕事にも愛にも自分を賭けられない悲しみ。 敦煌(井上靖):シルクロードで敦煌の文化遺産を守ろうとする。 太陽の季節(石原新太郎):理想を失った時代に生きる若者の孤独感。 パニック(開高建):産業社会の組織の問題 死者の奢(大江健三郎):短編集。飼育も入っている。 飼育(大江健三郎):黒人兵を獣のように飼う。 |
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※外国 | 1936 風と共に去りぬ(ミッチェル) 1940 静かなるドン(ショーロホフ) 1947 アンネの日記(アンネ=フランク) 1952 老人と海(ヘミングウェイ) 1954 悲しみよこんにちは(サガン) |
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