北海道 (中央は道章)]] 北海道(ほっかいどう)は日本列島を構成する島の一つ。本州の北に位置する面積77,981.87km²の島で、日本列島四大島の一。島名は律令制における五畿七道の各道に倣って新設された北海道による。同島は付属島を含め、札幌市を道庁所在地とする北海道庁の管轄下にあり、これもまた「北海道」(ほっかいどう、英語表記:Hokkaido Prefecture)と呼ばれ、今日における日本全国1都1道2府43県中唯一の「道」である。ただし、北方領土はロシアが実効支配をしており、道庁が実質的に管轄出来ていない国土が存在する。この北海道1道のみで構成される地方が北海道地方であり、日本の総面積の約2割超(22.9%)を占める。 名称
かつてはアイヌが住む土地で、アイヌ語では「アイヌモシリ」(Ainu mosir, 「人間の住む土地」の意)と呼ばれた。日本人(和人)は近代に至るまでアイヌを蝦夷(えぞ)、その土地を蝦夷地(えぞち)もしくは北州、十州島などと呼んでいたが、明治政府は開拓使の設置に伴い名称の変更を検討し、蝦夷地探査やアイヌとの交流を続けていた松浦武四郎は政府に建白書を提出、「北加伊(きたかい)道」「海北道」「海東道」「日高見(ひたかみ)道」「東北道」「千島道」の6案を提示した。結局「北加伊道」を基本として採用し、海北道との折衷案として、また、律令制時代の五畿七道の東海道、南海道、西海道の呼称に倣う形として「北海道」と命名された。なお、松浦は建白書において「北加伊道」案はアイヌが自らを「カイ」と呼んでいる事から考案したと説明しているが、言語学者の金田一京助は、当時のそのような事実を示す証拠は見つかっていないと唱えている。北海道の道は地方自治法に於いて他の都・府・県と同格の接尾辞とされているが、それを外して単に「北海」と表記・呼称されることは非常に稀である(北海タイムス、北海学園大学など、社名や学校名等の固有名詞に使用される例はある)。これは五畿七道にあやかって命名されたひとまとまりの地域名をそのまま地方公共団体名として転用した特殊性に拠るものといえる。逆に道の方が「道銀(北海道銀行)」「道新(北海道新聞)」等、事実上北海道を指し示す固有名詞として広く普及しているのが現実である。 後述の通り、1886年から1947年まで北海道を管轄した地方行政官庁は北海道庁であった。この場合、「北海道」は単なる地域呼称であって、「北海道庁」が「東京府」や「青森県」などと同格の官庁名であり、現在一般に理解されているような単なる庁舎の呼称ではない(樺太と樺太庁の関係に同じ)。1901年に北海道会法および北海道地方費法が公布・施行されて議会を持つ地方自治体となったが、自治体としては「北海道地方費」と呼ばれた。戦後、1946年の第1次地方制度改革で市制・町村制・東京都制とともに府県制が改正されたとき、北海道会法と北海道地方費法が廃止されて府県制に統合された。府県制は道府県制と改称され、改正法律の附則の規定により従来「北海道地方費」と呼ばれていた自治体を「道」と呼ぶこととされた。地方行政官庁としての北海道庁は1947年の地方自治法施行により「北海道庁官制」とともに廃止され、同法に基づく普通地方公共団体としての北海道となった。 地方公共団体としての北海道
地方公共団体としての北海道は、北海道本島の他、利尻島、礼文島、奥尻島、天売島、焼尻島、渡島大島、渡島小島等の属島をその領域に含む。択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島も北海道の領域の一部だが、1945年にソビエト連邦に不法占領され、現在も同国の後継国家であるロシア連邦の実効支配下に置かれており、現在、日本の施政権が及んでいない。北海道は、日本の総面積の約5分の1の面積を持つ最も広い都道府県で、東北6県+新潟県とほぼ同じ面積をもつ。北海道の平均人口密度は約70人/km²(北方四島を除く)となっており、岩手県の89.97人/km²より少なくなっている。ただし、道内の地方ごとに見ると、面積が狭く道内人口の大半が集中する道南から道央にかけての人口密度は道外と変わらない(道内の人口分布の詳細は人口を参照)。一方、半分以上の面積に人口が2割強程度の道東や道北は全道平均より更に低く、都市や集落間の距離が長い。その為、速度超過等を原因とする交通事故(十勝型事故という言葉も存在する)が多く、救急車の到着も遅れるため交通事故死亡者数が多い(道東などでは対策として、ドクターヘリが導入されている)。北海道には180の市町村(35市130町15村)、64の郡がある(この他、北方領土に5郡6村がある)。北海道では、森町が「まち」である以外は、町は全て「ちょう」、村は全て「むら」と読む。 地理
島としての北海道は、面積77,981.87km²(日本では本州に次いで2番目、世界では21番目に大きな島)。アイルランド島よりやや小さく、樺太よりやや大きい。南の本州とは津軽海峡で隔てられているが、青函トンネルにより鉄路で繋がれている。北は宗谷海峡を隔てて樺太と向かい合い、東には千島列島が連なり、間接的にではあるがロシアと国境を隔てている。西の日本海、南東の太平洋、北東のオホーツク海と、3つの海に囲まれており、周辺には対馬暖流とその分枝である津軽暖流・宗谷暖流、及び親潮と東樺太海流が流れている。北海道は大きく分けて胴体部にあたる菱形の部分と、南西の半島部(渡島半島)よりなる。胴体部は南北に蝦夷山系と呼ばれる山地群が貫き北海道の脊梁を成している。蝦夷山系は南の日高山脈に始まり、東の石狩山地・北見山地と、西の夕張山地・天塩山地に分岐しており、この二列の間には富良野盆地・上川盆地・名寄盆地等の盆地列が形成されている。頓別平野からこの盆地列を通り、鵡川の河谷に抜ける低地帯を北海道中央凹地帯と呼ぶ。北海道東部は千島弧の延長である知床半島や阿寒の山々が、それぞれ北東-南西の山列を成しながら全体としては東西に伸びている。この北側は北見山地からなだらかな傾斜が海岸近くまで続き平野は少ないが、南側では十勝平野、根釧台地等の大平野が形成されている。渡島半島に続く地域は、石狩湾から石狩平野、勇払平野を通って太平洋へと抜ける石狩低地帯である。ここには人口約190万を抱える札幌市や、千歳市、苫小牧市等が並び、北海道で最も人口が集中する地域となっている。渡島半島は東北日本弧内帯の延長部にあたり、石狩低地帯の西に位置する南西部山地、その南に黒松内低地帯、更に南には渡島山地がある。北海道の主な高峰は、蝦夷山系と千島弧の会合する中央部の石狩山地(大雪山連峰、十勝岳連峰等)と、その南に続く日高山脈に集中している。最高峰は大雪山の旭岳で、その標高は2,290mである。南西部山地には「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山等の山がある(北海道の山の一覧も参照のこと)。
一級水系は13水系ある。石狩川、天塩川、十勝川、釧路川、網走川、常呂川、湧別川、渚滑川、留萌川、沙流川、鵡川、尻別川、後志利別川。阿寒湖、大沼、屈斜路湖、サロマ湖、支笏湖、洞爺湖、摩周湖、ウトナイ湖、網走湖、能取湖、風蓮湖などの湖がある。北海道の位置
西端:東経139度20分16秒(渡島大島西端)
南端:北緯41度20分58秒(渡島小島南端)
自然公園
国立公園
国定公園
道立自然公園
気候
気候は亜寒帯湿潤気候で、夏と冬の温度差が大きく冬の積雪は根雪となる。道内全域が豪雪地帯になっている。日本海側は日本海側気候、太平洋・オホーツク海側は太平洋側気候に属する。その気候を北見山地・石狩山地・日高山脈が分けている。気温は夏冬とも一般に日本海側で高く、オホーツク海・太平洋側で低い。
日本海側は冬季には低気圧や気圧の谷の他、季節風による降雪が多く、太平洋側・オホーツク海側は冬季には低気圧や気圧の谷のみによる降雪が殆どであるが、強い冬型の気圧配置で季節風が山岳を越えて降雪することがある。
太平洋側では夏には霧が発生する。
内陸の盆地部は気温の年較差が大きく冬季には記録的な低温を示す事も多い。
道南地域は道内では最も温暖で東北地方と似通った気候であり植生も類似している。 北海道地方には梅雨がないとされ、気象庁でも北海道の梅雨入りは発表されていないが、梅雨前線が北海道にかかり、2週間ほどぐずついた天気になる事がある。これを蝦夷梅雨という。また、台風の襲来も少ない。台風として上陸するのではなく、温帯低気圧となってから上陸することが多い。どちらの場合も、一度本州などに上陸したものが、海上で勢力を盛り返し上陸するケースもあり、被害が大きくなることもある。 人口
北海道の人口は5,627,424人(2005年10月1日、国勢調査で国内7位)で、その8割弱が面積の3割程度の道央および道南に集中しており、平均して「西高東低・南高北低」の人口分布となっている。人口密度は、道央の石狩支庁(人口は都道府県人口15位の宮城県(約236万人)に匹敵する)が国内8位の兵庫県並、胆振支庁や道南の渡島支庁は高知県・島根県・秋田県・岩手県よりも人口密度が高くなっている。地域による状況は大きく分けて以下のとおりである。 道南・道央
胆振・後志・渡島の3支庁の人口・面積それぞれの合計はほぼ秋田県の人口・面積に匹敵し、ちょうど石狩支庁と青森県の間に秋田県があるとみなすことができる。また、石狩国(幌加内町を除くほぼ全域)と胆振国の一部に相当する、石狩+空知(深川市以南)+上川(塩狩峠以南)の人口・面積・人口密度は九州南西部と大差ない。なお、岩手県と秋田県を併せた面積程度の道南・道央主要部合計の人口は四国4県の合計よりも多くなっており、北海道支庁の半数近くが置かれ細分されている。道央・道南主要部の人口及び面積
※数値は2007年現在 後志・胆振・渡島の合計
人口:1,116,192人
面積:11,939.86km2
人口密度:93.48人/km2
参考: 秋田県・・・人口:1,134,033人 面積:11,612.22km2 人口密度:97.66人/km2 石狩・空知(深川市以南)・上川(塩狩峠以南)の合計
人口:3,148,442人 (国内11位の茨城県より多い)
面積:14,985.82km2 (岩手県より若干せまい)
参考: 熊本県+ 鹿児島県の合計・・・人口:3,578,874人 面積:16,592.91km2 人口密度:215.69人/km2 道東・道北
一方、面積の7割を占める道東および道北(上川支庁の塩狩峠以南は除く)の人口は合計しても120万人程度と極端に少なく日本有数の人口希薄地帯となっており、面積は岐阜県×2個、青森県、新潟県など国内上位10位以内の4県分の面積があるが各支庁の人口はいづれも都道府県別最下位の鳥取県(約61万人)の5割強以下となっている。平均して岩手県の1/3、胆振・渡島両支庁の1/4、石狩支庁の1/20程度の人口密度しかない。道東・道北の人口及び面積
※数値は2007年現在 道東
人口:352,903人
面積:10,831.24km2
人口密度:32.58人/km2
参考: 岐阜県・・・面積:10,621.17km2(国内7位)
人口:342,263人
面積:9,495.37km2
人口密度:36.05人/km2
参考: 青森県・・・面積:9,606.96km2(国内8位)
人口:321,660人
面積:10,690.53km2
人口密度:30.09人/km2
参考:岐阜県・・・面積:10,621.17km2(国内7位) 道北
人口:209,889人
面積:12,267.85km2
人口密度:17.11人/km2
参考: 新潟県・・・面積:12,583.40km2(国内5位) 年齢構成
道政
歴代知事
詳細は北海道知事一覧を参照。
北海道庁時代の歴代長官については北海道庁 (1886-1947)の項を参照。
初代: 田中敏文(1947年4月21日 - 1959年4月22日、3期)
2代: 町村金五(1959年4月23日 - 1971年4月22日、3期)
3代: 堂垣内尚弘(1971年4月23日 - 1983年4月22日、3期)
4代: 横路孝弘(1983年4月23日 - 1995年4月22日、3期)
5代: 堀達也(1995年4月23日 - 2003年4月22日、2期)
6代: 高橋はるみ(2003年4月23日 - 、2期目) 道議会 定数は106人。構成は以下の通り。(2007年4月30日現在)
財政
2006年度の実質公債費比率は19.9%と、全国では長野県に次いで2番目に悪い。総務省 平成18年度 実質公債費比率の算定結果(速報)PDF、同HTML
地域区分・支庁
支庁 地方自治法では、「普通地方公共団体の長は、その権限に属する事務を分掌させるため、条例で、必要な地に、都道府県にあつては支庁...(中略)...及び地方事務所...(中略)...を設けることができる。」としている。同法に基づき、北海道は、道条例で支庁を設置している。都府県と異なり、支庁は北海道の独立出先機関とされており、管内において本庁の事務を分掌している。北海道支庁設置条例によれば支庁の所管区域は郡部であり、市は含まれないが、実際には規則等の定めによって市の区域に於いても支庁業務は行われており、市部を含めて支庁の区域と見なされる事が多い。法的には一般法の北海道支庁設置条例に対して、特別法にあたる北海道行政組織規則により支庁の所管区域には市も含まれる。北海道庁本庁の業務は、各支庁間の調整や議会対応、方針策定等の業務に特化している。東京都や沖縄県などでは支庁(小笠原支庁、八重山支庁等)の設置は都府県域の一部に限られているが、北海道では山形県と同様全域を支庁で区分している。山形県では4支庁が設置されているが、東北6県に新潟県を加えた7県の合計とほぼ同じ広さの北海道では14支庁で区分され、180の市町村(かつては212存在した)と64の郡があり、支庁名を冠して道内の各地域を表すことが慣例となっている。ニュースではよく「網走管内の○○町では、」といった言い方が使われ、天気予報では支庁毎に予報が発表される。なお、北海道の一支庁あたりの面積は平均して人口の多くが集中する道南・道央ほど狭く細分され、人口の少ない道東などでは広くなっている。(道内の人口分布の詳細や他県との比較は人口を参照)
支庁一覧
以下に示す番号は、上で示した図の番号と対応している。管内の市町村の詳細は、各支庁の記事参照。
* 管内市町村数:6市1町1村
* 面積:3539.84km²
* 域内人口:231万0001人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01420-6
* 管内市町村数:10市15町0村
* 面積:6558.26km²
* 域内人口:36万5563人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01390-1
* 管内市町村数:1市13町6村
* 面積:6558.26km²
* 域内人口:25万0065人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01330-7
* 管内市町村数:2市9町0村
* 面積:3936.08km²
* 域内人口:44万9371人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01360-9
* 管内市町村数:0市7町0村
* 面積:2630km²
* 域内人口:4万6999人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01570-9
* 管内市町村数:4市7町0村
* 面積:3697km²
* 域内人口:42万6627人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01600-4
* 管内市町村数:0市7町0村
* 面積:4811.91km²
* 域内人口:8万1403人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01450-8
* 管内市町村数:4市16町2村
* 面積:9852.21km²
* 域内人口:53万5456人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01480-0
* 管内市町村数:1市7町1村
* 面積:4019.97km²
* 域内人口:6万1488人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01510-5
* 管内市町村数:1市7町1村
* 面積:4050.84km²
* 域内人口:7万5665人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01540-7
* 管内市町村数:3市15町1村
* 面積:10690.09km²
* 域内人口:32万4719人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01630-6
* 管内市町村数:1市16町2村
* 面積:10830.99km²
* 域内人口:35万4147人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01660-8
* 管内市町村数:1市6町1村
* 面積:5996.38km²
* 域内人口:26万1883人(2005年国勢調査)
* 自治体コード:01690-0
* 管内市町村数:本土1市4町0村及び北方領土0市0町6村
* 面積:8533.96km²(北方領土5,127.9km²を含む)
* 域内人口:8万4035人(北方領土を除く) 地域区分
道内を大きく4つに地域分けして次のように呼ぶ事がある。
道央地方:石狩・後志・空知・胆振・日高の5支庁管内
気候的特徴から胆振支庁・日高支庁を道南地方とする場合や、また上川支庁の旭川市以南を道央地方に入れたりする場合もあるなど、この地域分けは厳密に定義されたものではないが、道民には概念的に受け入れられた地域区分である。他方、北海道庁は道内を6つの「地域生活経済圏」に分けている。これは、上記の4区分において面積が広い「道東地方」を3つに分けて計6つにしたものである。そのため、道東以外は上記4区分と同じである(北海道の2005年の国勢調査人口562万7424人)。
道南圏(49万6370人、面積は 栃木県と同等):渡島・檜山の2支庁管内
道央圏(343万3659人、面積は 長野県+ 山形県と同等):石狩・後志・空知・胆振・日高の5支庁管内
道北圏(67万2609人、面積は 新潟県+ 三重県と同等):上川・留萌・宗谷の3支庁管内
オホーツク圏(32万4719人、面積は 岐阜県と同等):網走支庁管内
十勝圏(35万4147人、面積は岐阜県と同等):十勝支庁管内
釧路・根室圏(34万5918人、面積は 青森県と同等):釧路・根室の2支庁管内 その他の地域分け
国の出先機関(地方支分部局)の支局等が、一般に札幌市・旭川市・函館市・釧路市の4ヶ所のみに設置される場合は、概ね支庁を分割することなく、その支局等が置かれる支庁と近隣の支庁を管轄することとなる(例:釧路支局が釧路支庁と根室支庁を管轄する)が、一部の機関にあっては、歴史的経緯・地理的状況により、支庁を分割して管轄する場合がある(特に空知支庁の北部と中南部であることが多い。例:札幌法務局と旭川地方法務局、札幌運輸支局と旭川運輸支局)。また、道内の放送局は7地域に分割される。詳細は、#テレビ局にて。 歴史
先史時代
北海道には数万年前の氷河期にシベリアから人類が渡り、温暖となってからは本州からも渡来したようで、旧石器時代を経て、土器を中心とした縄文文化が興った(縄文時代)。その縄文時代後期の「周溝墓」と推定できる環状土籬が見つかっている。千歳市郊外に周堤の外径が74メートルもあるキウス遺跡や知床半島の付け根部にある斜里町でも朱円遺跡など環状土籬が発見されている。本州以南は多数の渡来人(帰化人)が移住することで弥生時代を迎えたが、北海道にまでは弥生文化が伝播せず、縄文文化が続いた(続縄文時代)。つづいて、縄文とは異なる文様を土器に刻む擦文時代となって、これが11世紀ごろまで続いた。この文化は和人(本州以南の日本人)との交易によって、12世紀ごろには鉄器を持ち、狩猟のほかに農業、漁労を営むアイヌ文化に成熟した。オホーツク海沿岸には、アイヌによって擦文時代が営まれていた頃、海獣狩猟を中心とするオホーツク文化を持った人々が移住したが、アイヌ文化が成熟した頃に忽然と姿を消した。アイヌと完全に同化したか、アイヌに追われたものと考えられる。 和人進出
古くは『日本書紀』に渡島(わたりしま)として登場し、阿倍比羅夫と接触を持ち、奈良時代、平安時代には出羽国と交易を行なった。当時の住民は、東北地方北部の住民と同じく蝦夷(えみし)と呼ばれていた。恐らく両者は同一民族で、北海道側の蝦夷が後の蝦夷(えぞ)、現在のアイヌの先祖だと考えられている。中世以降、北海道の住民は蝦夷(えぞ)と呼ばれ、北海道の地は蝦夷が島、蝦夷地(えぞち)等様々に呼ばれた。古代の蝦夷(えみし)は農耕も生活の柱としていたが、次第に狩猟・漁業に特化し、米や鉄等を日本人(和人)との交易で得るようになっていった。 松前藩
室町時代には渡島半島の南端に和人が居住地を設けた。戦乱を避けて移住する者が増えると、現地のアイヌとの間に対立が起きた。その結果、1457年(長禄元年)に起きたコシャマインの戦いで、武田信広がアイヌの指導者コシャマインを殺し、和人の勝利を決した。信広は蠣崎氏を継ぎ、その子孫は後に松前の氏を名乗り、代々蝦夷地の南部に支配権を築いた(松前藩)。松前藩の経済基盤はアイヌとの交易にあった。安土桃山時代から江戸時代にかけて松前氏は征夷大将軍より交易独占権を認められ、アイヌとの交易条件を自らに有利なものに変えていった。アイヌはシャクシャインの戦いやクナシリ・メナシの戦いといった反乱を起こしたが、松前藩によって鎮圧された。1784年(天明4年)からは蝦夷地の開拓を始め、沿岸にいくつかの入植地が建設された。江戸時代後期から、シベリアからロシアが領土を広げつつ日本と通商を求めるようになり、鎖国を維持しようとする日本と北海道近辺で接触した。中にはゴローニンや高田屋嘉兵衛のように相手国の捕虜になった人もいた(ゴローニン事件)。ロシアの脅威に対する北方防備の必要を認識した江戸幕府は、最上徳内、近藤重蔵、間宮林蔵、伊能忠敬といった者に蝦夷地を(樺太・千島列島を含め)探検させ、地理的な知識を獲得した。また、1799年(寛政11年)に東蝦夷地を、1807年(文化4年)には西蝦夷地を松前氏から取り上げた。また、統治機構として1802年(享和2年)に蝦夷奉行を置き、後に函館奉行、松前奉行と名を変える。幕府の統治はアイヌの負担を若干軽減したが、基本的な支配構造には手を付けなかった。ゴローニン事件解決以降、ロシアの領土拡大的な南下が停滞した為、奉行は1821年(文政4年)に廃され、全蝦夷地は松前藩に還付された。 近代 1868年(明治元) に、新政府は蝦夷地に箱館裁判所を置く事を決め、直ぐにその名を箱館府と改めた。但し、戊辰戦争のひとつ函館戦争(一時、蝦夷共和国成立)が起こり、すぐには蝦夷地は新政府の下に統一されなかった。榎本武揚総裁の五稜郭の降伏後、蝦夷地は1869年(明治2年)に北海道と改称され、11国が置かれた。同年7月に開拓使が設けられてから北海道の開拓は本格化した(屯田兵)。開拓使は1882年(明治15年)に廃止され、代わりに函館県、札幌県、根室県の3県が設けられたが、その行政効率の悪さから1886年(明治19年)には再び統一行政機関として北海道庁が置かれた。明治政府の政策により多くの人が移住し、道内各地に開拓の波が押し寄せた。もっとも、和人の「開拓」はアイヌにとっては土地収奪と強制移住を伴うものであり、「日本による侵略」であったとする見方もある(本多勝一など)。また、鉄道や国道が建設されたが、網走刑務所に代表されるように、懲役刑の一環として行われた面もある。石炭が産出されることから、数多くの炭鉱が開発され、輸送する為の鉄道が縦横に張り巡らされた。
現代
1950年(昭和25年)、北海道を開発する為、調査・立案及び実施に関する事務を担当する北海道開発庁が総理府の外局として設置された。北海道内には北海道開発局と各地方に開発建設部が置かれ、開発の任に当った。第二次世界大戦の復員兵や、旧植民地からの帰還者の受け入れ先として北海道が注目され、人口が急増した。戦後復興と高度経済成長期の初めは、北海道産の石炭が重宝され、多くの炭鉱労働者が北海道で暮らしたが、1960年代に石油へのエネルギー転換が起こり、1980年代までにほとんどの炭鉱が閉山された。これに伴い、不要になった鉄道が相次いで廃止され、市民生活の自動車化が推し進められた。道路網の整備が行われ、道央自動車道を初めとする高速道路が建設された。他の都府県は直轄国道(旧1級国道)以外の整備補修を自ら行うのに対し、北海道は全ての国道を国が管理した。2001年(平成13年)の中央省庁再編により、北海道開発庁は統合され、国土交通省北海道局となった。それに伴い、北海道開発局は国土交通省の地方支分部局となった。 産業
北海道内総生産の産業別構成比は、第1次産業が3.3%、第2次産業が22.4%、第3次産業が76.7%である(2000年度。この他に控除すべき数値がある為合計は100%を超える)。全国と比べて第1次産業、第3次産業の比率が高く、第2次産業、特に製造業の比率が小さい。 第1次産業
北海道は、日本の食糧基地と自称するほど農業が盛んで、全国の約12%にあたる1兆579億円の農業産出がある(2003年)。麦や芋等の畑作も全国と比べて比率が高く、 テンサイや ジャガイモ、 小麦等全国一の品目が多い。中でも産出額の内約45%を占めるのは 畜産であり、特に乳用牛の生産額が大きい。道内の 生乳生産量も全国の約40%を占める。また、 日高支庁を中心に サラブレッド等の軽種馬の生産も盛んである。
農家1戸当たりの耕地面積は16.9ha(2002年)で、他都府県の13倍にも達する。これは単に土地が広い事もあるが、北海道の各地方の気候条件に対応した農業が発達し開拓当初から大規模化した事、農村部で兼業の機会が少なく専業農家が多く離農する者が多かった事から周辺農家が離農地を吸収合併し規模を拡大してきた事もその要因とされる。空知・上川・十勝・網走(北網)が北海道の四大農業地帯と言われている。
日本と オーストラリア間の 自由貿易協定を柱とする 経済連携協定( 日豪EPA/FTA)に関する交渉が2007年4月から両国間で開始された。同協定が締結され農産物の関税が撤廃された場合、オーストラリア産農産物の輸入増により北海道農業は大打撃を受け、新たな財源がまったく確保できないとすると、北海道経済全体で約1兆3700億円の経済損失が生じ、約8万8000人が失職すると、北海道は試算している (外部リンク)。これが現実となれば農業・酪農のみならず道内消費や他産業まで、 北海道拓殖銀行の破たんをはるかに超える影響が及ぶとされ、道財政の破綻・ 財政再建団体転落の可能性も指摘されている。
宗谷支庁・ 釧路支庁・ 根室支庁は 大酪農地帯。気候が耕作には適していないため、 亜寒帯湿潤気候を利用した酪農が盛んである。釧路支庁、根室支庁では農家1戸当たり耕地面積は60.3ha(2003年)にも達し、宗谷支庁に至っては99%が牧草地である。大規模経営の為農家の所得水準は高く、北海道の農家1戸あたり農業所得は約580万円である。特に 鶴居村の約1370万円は全国最高である。肉牛の生産もしている。
空知支庁は稲作のほか、北部で ソバ、南部で タマネギも生産している。特にソバの収穫量は 幌加内町が全国1位、 深川市が第2位、 旭川市が第3位、 滝川市が第4位で、日本を代表する ソバ産地であると言える。
水揚げ量は 釧路市が道内で一番多い。釧路は 1990年まで、13年連続世界1位の水揚げ量であったが、その後急減。2006年現在、 静岡県焼津市が水揚げ量全国1位である。 第2次産業
北海道の製造業は、太平洋側に面した大規模港湾のある、苫小牧市(苫小牧港)、室蘭市(室蘭港)、釧路市(釧路港)に発達している。苫小牧市は人口規模で札幌市の1/10未満だが製造品出荷額で札幌市を抜く。この3市の製造品出荷額は北海道全体の実に4割を占め、北海道経済の機関車としての役割がある。札幌市は消費依存型の都市で、食品加工業以外目ぼしい製造業はない。 鉱業
工業
札幌市は道内産の農水産品加工から発達した食品加工製造が盛ん。
旭川市は食品加工製造、製紙・パルプ業、電子機器、家具、酒造、出版印刷業。
北海道の工業は太平洋沿岸の苫小牧、釧路の両地域に集約。食品加工は苫小牧から札幌にかけての内陸の諸都市に集中している。
中国経済の勃興による旺盛な需要の伸びに伴い、 室蘭市の製鉄は増産状態が続いており街に活況が戻ってきた。北海道全体が不況感にある中で、 2005年になって製造業の発達した都市では経済状態に漸く回復感が戻ってきた。 建設業
明治以降の北海道は国策による開拓と開発が積極的に行われ、建設業は 公共事業に大きく依存して発展を遂げた。現在でも北海道は公共事業への依存度が高く、道内各都市には年商100億円規模の建設会社が必ずあると言われるほどである。しかし近年は公共事業の大幅な減少によって、建設業は大きな苦境に立たされている。 産業系特区
苫小牧東部開発計画、石狩湾新港地域開発等、国と道が一体となった大規模開発は何れも苦戦を強いられている。現在、再建会社が事業を引継ぎ運営しており、一時期は新規進出も極めて厳しい状況ではあったが、近年では札幌圏に位置する地理的な優位性から、石狩湾新港地域開発では物流関連、リサイクル関連企業の進出等が相次ぎ、堅調な成長を持続している。 第3次産業
観光関連産業
しかし近年では海外旅行が安価で手軽になった事から北海道の魅力が相対的に薄れてきている。 北海道拓殖銀行の破綻後は連鎖倒産も相次ぐ等、観光産業の経営状況は必ずしも芳しくない。
道外からの観光客数は1997年以降年間600万人前後でほぼ横ばいに推移しているが、この間に外国人観光客は12万人(1997年度)から29万人(2003年度)へと増加している。特に 台湾、 香港、 韓国の3地域からの団体客数の伸びが大きい。雪の降らない台湾や香港の人々にとって、北海道は手近でありながら雄大な自然や温泉が楽しめる場所であり魅力に感じられている。また、 倶知安町にある ニセコマウンテンリゾート グランヒラフには、2002年頃より オーストラリアからのスキー・スノーボード客が急増している。スキー場下のひらふ地区にある 宿泊施設や飲食施設には、多くの外国人旅行客が訪れている為、街は海外の リゾート地を思わせる状態になっている。最近では 富良野市周辺にも多くのオーストラリア人が押し寄せている。
近年 コールセンターの立地に 札幌市、 釧路市で積極的な制度整備を図っている。特に釧路市では通信費用の1/2、家賃の1/2最高1000万円を助成する施策を整え数社の誘致に成功している。 姉妹・友好提携地域
交通
鉄道・バス・道路は以下の項を参照。北海道の鉄道路線、北海道の乗合バス事業者、北海道地方の道路一覧、北海道の道道一覧 港湾
重要港湾は12港、そのうち特定重要港湾は2港。 特定重要港湾
重要港湾
空港
以前は日本各地の空港と直接結ぶ路線も多様に見られたが、近年は新千歳空港乗継と東京国際空港(羽田)乗継に路線が整理縮小されてきている。
※国内線旅客数の内、東京(羽田)便の旅客数を上位空港のみ括弧内に記載 (外部リンク)。
空港
| 旅客合計
| 国内線
| 国際線
|
旅客数
| 定期便
| 旅客数
| 定期便
|
新千歳
| 1773万8000人
| 1711万0876人 (911万6627人)
| 道内
| 稚内・利尻・女満別 中標津・釧路
| 62万7124人
| ユジノサハリンスク ソウル・釜山・瀋陽 上海・香港・台北 グアム・(ケアンズ)
|
道外
| 青森・三沢・花巻・秋田 仙台・山形・(庄内) 福島・羽田・成田 新潟・富山・小松・松本 中部・伊丹・関西・神戸 岡山・広島・(出雲・高松) (徳島・松山)・福岡 (鹿児島・那覇)
|
函館
| 209万4813人
| 194万2066人 (128万9554人)
| 道内
| 女満別・旭川・釧路 帯広・丘珠・奥尻
| 15万2747人
| ユジノサハリンスク ソウル
|
道外
| 羽田・中部・関西
|
旭川
| 120万2693人
| 112万3426人 (88万8488人)
| 道内
| 釧路・函館
| 7万9267人
| ソウル
|
道外
| 羽田・中部・関西 (伊丹)
|
女満別
| 101万0459人
| 100万8020人 (50万5234人)
| 道内
| 新千歳・丘珠・函館
| 2439人
| -
|
道外
| 羽田・中部・関西
|
釧路
| 93万8353人
| 89万0397人 (57万7102人)
| 道内
| 旭川・新千歳・丘珠 函館
| 4万7956人
| -
|
道外
| 羽田・(中部・関西)
|
帯広
| 66万7243人
| 61万2147人 (52万0026人)
| 道内
| 函館
| 5万5096人
| -
|
道外
| 羽田・名古屋・(関西)
|
丘珠
| 37万5797人
| 37万5797人
| 道内
| 稚内・女満別 中標津・釧路・函館
| 0人
|
稚内
| 23万4981人
| 23万4981人
| 道内
| 新千歳・丘珠
| 0人
| -
|
道外
| 羽田・(中部・関西)
|
中標津
| 22万3330人
| 22万3330人
| 道内
| 札幌・新千歳
| 0人
| -
|
道外
| 羽田
|
紋別
| 5万5754人
| 5万5754人
| 道外
| 羽田
| 0人
| -
|
利尻
| 3万5662人
| 3万5662人
| 道内
| 新千歳
| 0人
| -
|
奥尻
| 1万1786人
| 1万1786人
| 道内
| 函館
| 0人
| -
|
礼文
| 487人
| 487人
| -
| -
| 0人
| -
|
※斜字は不定期路線を示す
※括弧は通年運航ではない(季節運航もしくは運休期間がある)路線を示す
報道機関
新聞
全国紙
※産経新聞は北海道における発行拠点がない為、産経直営の新聞販売店や新聞スタンド売り等は行われていないが、当日の最終版(15版)を東京から空輸して北海道新聞の販売店からの委託形式で夕方に宅配している。 地方紙
スポーツ紙
夕刊紙
※ 東京スポーツは北海道内に印刷拠点がないため、東京で印刷した新聞を北海道に輸送して朝刊扱いで発売している。このため、東京より1日遅れの内容となっている。 フリーペーパー
テレビ局
道内の放送局は7地域に分割される。分割はNHKの場合以下の通りになる(民放は放送局によって札幌エリアと室蘭エリアの分割方法が多少異なる)。
地上波テレビ
テレビ北海道(TVh)( TXN系列、札幌アナログ17ch デジタル14ch リモコンキーID7)
※TVhについては、札幌から帯広・釧路・網走までの NTT中継回線の使用料が、TVhが支払えない程の高額であるため、帯広区域・釧路区域・網走区域の全域、それ以外の4地区の各一部地域でも中継局が未設置で視聴出来ず、ところによっては ケーブルテレビの再受信を利用する。また、アナログ放送未開局となっているこれらの地域での 地上デジタル放送の開局も経営上の理由から検討中とされている主要地域の設置にとどまり、これ以上の設置は行われない可能性が高い(道内全7地区の基幹局で送信できるかは 北海道総合通信網へTVhが支払う回線使用料次第、7基幹局からの中継局はTVh自身の経営次第)。TVhの受信については「 音更町でTVhを遠距離受信しょう!」・「 地デジ遠距離受信 in 北海道」でも紹介している。尚、2007年を目途に スカイパーフェクTV!とJSATが衛星を使った再送信を始める予定で、2005年8月にも実験を開始し、難視聴を解消する方針だ( 参考ページ)。しかしながら、衛星波では ワンセグが利用できず、実際に再送信を見るにはスカイパーフェクTV!との契約が必要で、契約料や月々の視聴料等の経済的負担が発生してしまう、更に地上波だけで十分と考える視聴者が依然として多い為、実際に普及するかは不透明だ。衛星を使わず、地上波だけでも送信所の設置場所の変更(1000m超の 自然公園に入っていない 山へ移設など)で中継局数を減らす方法がある。 北海道新聞では上述の理由から網走の 朝刊・ 夕刊、並びに釧路・帯広の夕刊では 番組表のTVhの欄を地元企業の広告に差し替えている。またテレビ面解説コーナーには「 一部の地域ではTVHを受信できません」という注釈が付けられている。またこの地域のローカル新聞においても、TVhの欄を省略している。(他の 全国紙・ スポーツ紙= 道新スポーツ含むは全道版なので受信できない地域でもTVhの番組表は載っている) ケーブルテレビ
ラジオ局
AMラジオ局
NHK札幌放送局・NHK函館放送局・NHK旭川放送局・NHK釧路放送局・NHK北見放送局・NHK帯広放送局・NHK室蘭放送局(NHK第一放送(総合放送)、NHK第二放送(教育放送))
STVラジオ( NRN系列)NHK・HBCテレビラジオ・STVテレビとは異なり、札幌と室蘭は1つの区域としている。 FMラジオ局
NHK札幌放送局・NHK函館放送局・NHK旭川放送局・NHK釧路放送局・NHK帯広放送局・NHK北見放送局・NHK室蘭放送局
※AIR-G'は、宗谷、根室など道内一部地域で、NORTH WAVEは室蘭市を含む胆振西部、網走、宗谷、根室などの道内の一部地域で送信所・中継局がない為に聞けない地域もある。コミュニティFMラジオ局
文化財
詳細は北海道の文化財一覧を参照。 文化
北海道の映画祭
北海道を舞台にした作品
文芸
映画
鉄道員(1999年、監督:降旗康男、主演:高倉健)
テレビドラマ
ハートカクテル ドラマスペシャル(1)ノックをしなかったサンタクロース(日本テレビ)
漫画
アニメ
ゲーム
音楽
『鉄道唱歌』の作詞者である大和田建樹が1906年に、北海道の鉄道路線を歌ったもの。1番と2番は以下のように、当時の北海道をイメージを示すものとなっている。
1.千里の林万里の野 四面は海に囲まれて わが帝国の無尽庫と 世に名ざさるる北海道
2.四月に雪の消えしより 夏まで春の花さきて わが帝国の楽園と 人に呼ばるる北海道 スポーツ
動物・植物
関連項目
外部リンク
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