いのち 

2008年05月01日(木) 21時48分
 今年もはや、5月だ。今日はメーデー。働く人のお祭りといわれてきたが、近年の雇用状況などを考えると、なかなかおめでたいとはいいにくい。29日の自由と生存のメーデーに続いて、今日の、連合メーデーにも参加した。29日は200人、今日は8000人。壇上には、えらい国会議員、副知事、連合会長など、ずらーっと勢揃い。私は、社民党のちらしと、4日から幕張メッセで開かれる「9条世界会議」のちらしと、I女性会議のちらしをまいた。8000人もいるので、すぐになくなった。しかし、連合主催だから、社民党はおまけみたいなかんじで、山内代表も壇上にあがっているのに、紹介してもらえない。衆議院選挙で連合推薦候補の完勝を!などと次々に発言されるなかで、山内代表もつらいかなーと思う。ウイメンズユニオンが、委員長だけの参加だったので、私も、旗を持ち、一番前に陣取った。そのため、何人もの方から声をかけていただき、激励された。感謝です。がんばります!
 
 なんだか、反貧困メーデーのほうが、私に似合っているかもしれない。 
 メーデー後は、打ち上げで、二箇所はしごをして、交流させていただいた。
 でも、
 働く人たちが、声をあげることは、本当に大事だと思う。「ワーキングプア」なんて言わせない!

 今日ははやめに帰ろうと思ったが、映画「いのちの食べ方」を見たかったので、途中で、寄り道して、6時ぎりぎりに、シアターキノに、駆け込んだ。
これは、ドイツとオーストリアの映画で、ナレーションもBGMも一切ないドキュメンタリーだ。「OUR DAIRY BREAD」われらの日ごろの糧という原題だ。われらの日用の糧を今日もお与えくださいと、教会では祈るのだが、私たちが毎日食べている、肉や野菜や魚や、、、。日本の農業や畜産業とは全くちがう、工業製品としての食品がどう作られているのか、実は、ほとんど知られていないのではないか。
 
 ひよこが育ち、にわとりになったら、巨大な掃除機のようなもので、吸い取られて殺されていく。あるいは、豚や牛が、屠殺され、切りきざまれていく様を淡々と描いているのだが、この衝撃は表現できないほどだ。カプセルのような大きな筒に、入れられた牛が額に電気ショックのようなものをあてがわれ、悶絶してしまう、そして、腹を裂かれ、滝のようにしたたり落ちる、血と水分。牛が、解体されていく場面では、シンゾウがどきどきして、冷や汗がながれたほどだ。広大な農地に、小型飛行機で、散布される農薬もすさまじい。

 この「食品」があるから、われわれは生きている、残酷とかなんとか言う前に、これが現実だ。全ての人が、見ることをお勧めする。

暫定税率復活! 

2008年04月30日(水) 23時49分
 衆議院で、租税特別措置法改正案が、再議決された。参議院で審議入りしていないため、「みなし否決」による再議決だ。山口二区での補欠選の結果をみるなら、民意はあきらかだと思う。くらしを大切にしない、市民のほうを向いていない政治は早く、終わらせようと。再議決という結果をふまえ、17時から抗議の街頭宣伝を行なった。札幌駅前は札幌市民が少ない、むしろ市外からの通勤客が多く、街頭宣伝にも冷ややかな場所だ。今日も相変わらず冷ややかではあるが、それでもいつもより、チラシの受け取りは良くて、がんばってという声援も、一人や二人ではなくて、用意した抗議声明が無くなった。これも、社民党の可視化につながると思いたい。

 選挙といえば、5月4日から、東京都福生市(ふっさ)では市長選と市議補欠選挙が行なわれる。高校生の時からの友人、遠藤洋一さんが、補欠選に立候補する。これまで長い間市議だったが、昨年春の選挙で惜しくも落選、再チャレンジだ。福生は、横田基地のある町。米軍再編にともなって、航空自衛隊総司令部=戦闘司令部が進駐してくる。さらに、日米ミサイル防衛の拠点になる予定だ。遠藤さんは、このままでは100年たっても福生は基地の街から抜け出せない、横田基地を市民の手に取り戻すことを訴えて来た。市議時代の基地関連の質問は106回に及ぶ。今、このような人材が福生の議会にいるといないでは、街の未来が全然ちがうと思う。
 私が、パソコンのホームページというものを知ったのも、遠藤さんが、地方議員の仲間と米軍監視グループ「リムピース」を立ち上げたことからだった。追跡在日米軍というホームページを使って米軍情報を発信している。今では、マスコミも、このホームページから米軍情報を入手しているほどだ。

 相手候補は、自民党麻生派の若手とのことだ。一議席を争う厳しい闘いだけれど、がんばって、ほしい。人工透析をうけながら活動を続ける、遠藤クン。福生市に友人知人のいる方は、ぜひ、応援していただきたいと思う。

自由と生存のメーデー 

2008年04月29日(火) 22時29分
 4月29日は昭和時代には、天皇誕生日だった。天皇が亡くなりみどりの日になりいつのまにか昭和の日になっていた。というか2007年から「みどりの日」が、5月4日に移り、29日が昭和の日になった。これまで2回廃案になっていたが、民主党が賛成にまわり、祝日法が改正された。そのせいか、大通り公園周辺には昭和の日を祝い右翼の街宣車が4台も来ていた。でも、「政官業の癒着を許さないぞー」などと叫んでいた。そうだそうだ!でもなんかおかしい。昭和は、侵略の時代と、そのことを反省し新たに日本が再生する時代であったはずだ。しかし、2000万人といわれるアジアの戦争犠牲者への補償と謝罪は不十分なまま、昭和天皇は亡くなり平成となった。昭和の日はそのことを想起する日でなければならないと思う。
 
 しかし、面白いのは、この日は、また、「羊肉の日」でもあることだ。北海道のジンギスカン食普及拡大促進協議会が2004年に制定したという。「ようにく」の語呂合わせで4、2、9−ようにくだ!
「昭和の日」の制定に力をいれてきた国会議員たちは、29日が、同じくジンギスカンの日であることを知っているのだろうか!おかしい!29日にはみんなでジンギスカンを食べよう!

 話はかわり
 今日は、もうひとつ。何回か書いてきた、自由と生存のメーデーだった。独立系メーデーという言い方をするけれど、要は、これまでの大きな労働組合ではない、派遣や契約社員やフリーターなどの人たちが、「生きさせろ」と声を出しはじめたことの現れである。搾取されてきた非正規労働者の反撃といえないこともない。社民党の旗を持って行った。政党名を出してはだめなら、言ってください、と主催の人に断わっていたのだが、全政党に呼びかけたので、参加するしないは政党の判断ですから、社民党の旗だしてもいいですよーと。そのほかに、コーヒー販売。ウイメンズユニオンは、女性の労動相談のコーナーで参加した。
 
 連合の労働相談もあった。参加は、120人くらいで連合メーデーとは大違いだが、はじめてのことであり、主体的にやりたいという若い人たちが自分で汗を流して準備したことは、とてもいいことだ。社民党の旗がでていたので、意見を言ってくださる人や応援するよという人など、もっともっとがんばれ!というおじさんも。少し、存在が見えただろうか。
 デモは、いつもより、距離が二倍くらい。やはり若者が考えたコースだ。おじさん、おばさんたちは疲れたぞー!ロッテリアは時給を上げろ!とか、「反貧困」の横断幕は、ものめずらしいので、沿道では注目だった。反サミットのグループもいたからだろうか、それにしても、警察が多かった!
 連合メーデーは、それはそれで、働く人が一斉に集まって、デモをすることは意味があるとは思う。しかし、働く人の「お祭り」とはなかなか言えない今の雇用状況ではある。賃金は下がり続け、物価は上がる、明日は与党がガソリン税の暫定税率を元に戻す税制改正関連法を再議決するという。ふつうに働けば、まともな暮らしができること、働けない人には、公的な制度で支えること、それは政治の最低限のつとめだと思う。パートを3つ掛け持ちしてやっと生活している人もいる。過労死か、貧困か究極の選択なんて、もう許さないぞー!
 

おしゃべりサロン 

2008年04月29日(火) 0時01分
おしゃべりサロンは、市民運動共同オフィスであるピースカフェで、毎月開いているミニ学習会である。今月は、「郵政民営化その後を検証する」をテーマに行なった。釧路社民党さんも参加してくれた。講師は、簡易郵便局で働くOさん。アメリカの年次改革要望書に書かれていた民営化への要望、それにそって忠実に民営化へ突き進んだ小泉首相。そして、労働強化の現状や、簡易郵便局が、どんどん閉鎖されていることなど、詳細にデータを使い話していただいた。民営化されたことによって、非常に官僚的になったというのが、実に象徴的だ。法令j遵守を旗印に、証明書、文書などが増加して、文書作成の時間がかなり増えたこと、完全民営化になる9年後に株式が公開されたときが問題であるとも指摘された。
 アメリカの狙いは、簡易保険の掛け金だという。なんとなくわかっていたことも改めて系統だって聞くと、頭のなかのばらばらな知識が、ひとつに結ばれて物事の全体像が理解できてくる。今回も、その様なサロンだった。

 民営化でもサービス低下はありませんと国会で答弁していたのはどこの誰だったか?そんなことはウソだったのだ。国民はしかしながら、小泉首相の挑発的なことばに熱狂し、2005年民営化を争点とした総選挙で自民党圧勝をもたらした。その308議席が、いくつもの、悪法を成立させてきた。マスコミの調査で、小泉再登板を求める有権者が多いという。その人々と、後期高齢者医療制度に怒り、自民党を完敗させた昨日の山口二区での有権者は、同じ人々なのだろうかと思ってしまう。
 
 我が家では、年賀状が20通くらい誤配で、年明けてから、郵便局の人がおわびにタオルを持ってあいさつにみえたが、ただ憤りではだめだと思う。クレームも担当の職員の減点、ペナルティーにされてしまうからだ。しっかり、組織のあり方としておかしいというような言い方をしていかないと、働く人個人の問題になってしまう、、。
 では、われわれ市民としては何をすればいいのか。Oさんは、民営化がおかしいという声をあげてほしいと。あげるといってもむずかしいのだが、、、という質問に対しては、たとえば、民営化を検証する市民の会を立ち上げて、監視している市民がいることを知らせるだけでもいいと思うとの、答えだった。なろほど、それなら、いくつかの地域で可能ではないだろうか。われわれは、民営化に賛成ではないです、しっかり監視しているからねというメッセージを発することだけでも大事なけん制になるのだ。
 サロンのあとは、晩酌セット1200円でのみながら、交流会。ひさしぶりに元気そうなOさんで、うれしいひと時であった。

山口二区衆議院補欠選挙! 

2008年04月27日(日) 23時22分
 岩国を含む山口二区の衆議院補欠選挙が行なわれた。結果はーやはり、自民党の完敗だ!自民党は、元国土交通省の官僚山本繁太朗候補だ。対する野党は、民主党公認で社民党推薦の平岡秀夫前衆議。後期高齢者医療制度の開始、道路特定財源問題などが勝因といわれるが、岩国市では、政府のいいなりになれば補助金をあげる、反対するなら兵糧攻めというまことに市民をなめた政府に対する不信もあったのではないだろうか。
 
 自民党の候補は以前も書いたが、耐震偽装問題のときの国交省住宅局長だ。ノーパンしゃぶしゃぶで有名になった「桜蘭」の顧客名簿に名前があったことは、もしかしたら同姓同名かもしれないので、書きこまなかったが(なんていって書いてる!ちなみに当時彼は文書課長でした。福井前日銀総裁も当時副総裁で顧客名簿にのっている)耐震偽装問題では逃げ切り。安倍晋三前首相と、同じ山口出身。アベさんが首相になって彼を内閣官房審議官にしたのだ。
 
 今回の選挙に勝利して、また党内での影響力を行使しようと考えたのだろうか、アベさんは必勝と書いた日の丸の鉢巻を締めて、懸命に目の色を変えて選挙運動をしていた。しかし、これで、アベさん復権は遠ざかっただろう。

 暫定税率は選挙に関係なく再議決すると自民党は言っている。まことに、民意とは何か、選挙の結果はどういう意味があるのか、考えない、考えたくない人々が集っているのだなーと思うのだ。
 

車の乗り心地はいかに 

2008年04月26日(土) 21時50分
 昨日、一昨日と、ブログに書き込めない状態だったので、なんだか、こうして書くのも久々のような、、、。気持ちを改めて、、、。
 新しい街宣車が届いたので、今日は長距離初乗りだった。自宅から、社民党まで、宣伝テープを流しながら運転した。音量をあげなくても、クリアに聞こえる。オートマチックで乗りやすい。テープの操作も簡単で、GOOD!
 この車、4月29日のメーデーが、労働運動デビューである。自由と生存のためのメーデー。一昨年ころから連合傘下の組合のメーデーとは別に独立系のユニオンなどが取り組み始めたメーデーだ。まさに、「生きさせろ!」の叫びが共感を呼び、今年は全国16箇所で取り組まれるという。私たちは、机ひとつもらい、展示とコーヒー販売の予定。ウイメンズユニオンの「女性のための労働相談」コーナーも。そのあとは、デモだ。その時、この車が活躍してくれるといいなと思う。
 あとは、車体の飾りつけ、スローガンを貼り付けると、完成だ。社民党の可視化などというなにか難しいが、要は、あちこちで、社民党の活動や、その政策が見えることが大事ということだ。起死回生のアイディアはないので、思いつきでもなんでもやってみよう。たぶん大政党は、電通とか博報堂とか大手の広告代理店に委託などして、あっと言う間に、街宣車でも、のぼり旗でも、つくってしまうのだろうなあ。ミニ政党社民党は、党員が頭を絞り、額をよせあって、なんでも手作りだ。 それも小さい政党の良いところだと思う。
 電通で思い出したことがある。7月には、北海道でG8洞爺湖サミットが開催される。経済効果379億円とか試算されているが、本当か。先日、看板やディスプレーの仕事をしている方で、業界の役員もされている人から伺った。サミット効果はあるか、答えは「ほとんどない」だった。国際会議の会場やホテル、交通機関などのディスプレーや表示、内装は一体どこの会社に仕事が回っているんだと、業界で、話題になったそうだ。どこにも、仕事がきていないと。調べた結果はこうだった。大きな仕事はほとんど東京の大手代理店がし切っている。全部東京で作って運んでくるそうだ。看板でもなんでも、壊されたときのことを考えて全部予備をつくるーつまり二組づつ作成するそうだ。地元北海道の業者さんには、ホントに小さい小さい仕事しかまわってこないとのこと。一方、予算の多くは、警備費だ。監視カメラも増設される、会場近くプレスセンター建設用地から温泉街、ウィンザーホテルへの分岐点などにすでに機動隊の装甲車が配備されている。
 今日長野で行なわれたオリンピックの聖火リレーでも、沿道はほとんどが警備陣に埋め尽くされた、一般市民はいなかったと報道されている。「テロ対策」という大義名分が、監視社会を容認し、物言えない空気をつくっていく。そんな息苦しい社会にはしたくないとホントに思う。

小池首相? 

2008年04月24日(木) 0時21分
 福田首相の支持率低下が止まらない。北海道新聞の全道調査では、福田内閣支持率は19%に低下し、不支持率は63%である。2006年の森内閣以来の低さだという。

 民主党中心の政権を望む人が53%・自民党中心の政権を望む人が28%である。調査は電話だから、電話に出る人は比較的年齢の高い人が多いかもしれないし、回答しない人も多いので、このまま、得票に反映されることはないにしても、道民はほぼ完璧に、自民党と決別しようとしているのであろうか。その危機感からだろうか、小池百合子総理大臣と小泉首相が、言ったとか言わないとか。女性だから目先が変わっていいと思ったのか。
  
 どこまで、国民を馬鹿にした政党だろうかと思う。アメリカの民主党大統領候補を選ぶ選挙でヒラリーが注目されていることにまねをしてのアドバルーンをあげたのだと思う。政党を転々として、時の権力に一番近い政治家に接近して、環境や防衛大臣の椅子を手に入れた。冗談はやめてほしい。また、今の総理大臣を守ることもなく、すでに「ポスト・福田」を考えている自民党の政治家たちだ。権力を手に入れることが、目的になっている集団だ。日曜の山口二区補欠選の自民党応援集会では、のぼり旗は圧倒的に、公明党の旗が多かったという。もはや公明党の支えがなければ、第一党の位置も保てない。
 
 3月で暫定税率が期限切れで、4月から「通常のガソリン代」になっている。しかし、与党は、再議決によって、暫定税率を再び戻すと公言している。それならば、その前に、解散をして、暫定税率を国民に問うのが筋ではないか。上げることを考えているなら、マニュフェストにそのことを盛り込み、闘うべきだろう。ただ、今の福田首相では、解散もできないー行くも地獄、もどるも地獄なのかも。

 注文していた、軽の街宣車ができた!豊平川の河川敷で、音を出してみたら、かなり、クリアな音質だし、運転もしやすそう。よーし!がんばろう!

道北を巡って 

2008年04月22日(火) 22時55分
 北海道はかってないほどの暖かさで、4月中に桜が咲いてしまいそうだという。早く咲いてこまるのが、行楽地だ。北海道は、だいたい連休のあとに満開となるので、連休は各地でお花見でにぎわう。連休まで、散らないで待っていてほしいというのが、観光地での願いだ。さてどうだろか。14日から19日までの、旭川、名寄(なよろ)方面から、もどり、「週間金曜日」の憲法シンポジウムに参加。21日にすぐまた、JRに乗るというハードな一週間だ。
 
 今回は再び、名寄に行き、そこから街宣車で、一路北上。名寄(なよろ)は、これまで通過したことがあるだけの街だった。しかし社民党に入ってから、副代表の熊谷議員、竹中議員の地元でもあり、一昨年から何回か訪れる町になった。先週の、後援会設立にさいては、多くの市民の方が参加してくれた。名寄は、アイヌ語で、ナヨロ・ナイ・オロプトのことで、川のそばの処という意味だそうだ。以前は、宗谷本線だけだなく、名寄本線、深名線も通っていて、交通の要所であったが、今は宗谷本線だけになり、人口も減少している。鉄道と町の発展は大いに関連があることがわかる。
  
 その名寄から、中頓別(なかとんべつ)、浜頓別、稚内と日本の最北端まで。ごあいさつ周りや、街頭宣伝、交流会など。クッチャロ湖にも立ち寄り、白鳥さんにもごあいさつ。<写真はクッチャロ湖ー浜頓別にあるラムサール条約登録湿地、白鳥が飛来している、この日は3000羽>
翌日は、市役所前で朝の街頭宣伝、その後豊富、音威子府(おといねっぷ)美深、を経て名寄へもどってきた。遠くの山には雪が残っているが、牧草はもう青々としているし、農作業はかき入れ時だ。今回も、名寄だけでなく、他の市の議員の方や、組合の方、OBの方にお目にかかって、支援をお願いしたり、いっしょに、ご紹介先をまわっていただいた。社民党ではないけれど、応援してくださるという方も多い 
 先週は、作家三浦綾子さんの塩狩峠記念館にたちよった。塩狩の駅の周辺の木々が、花をさかせようと、スタンバイしているようなほのぼのした空気が漂っていた。今週は、音威子府(おといねっぷ)の「エコミュージアムおさしまセンター」を訪問した。廃校になったところをアトリエにして活動した旭川生まれのアイヌ・砂澤ビッキの、絵画や版画、木彫り作品が展示されている。ビッキさんのデスマスクまで飾ってある。建物も、作品も趣があり、木のぬくもりにほっとする。音威子府はオ・トイネ・プというアイヌ語が語源で、河口のにごっている川という意味だ。。ここも、以前は交通の要所で、人口も多かった。今も、国鉄解体→JR採用差別に対して闘っている方たちが、物販などを行ないながら、支えあい、解決をめざしている。
 豊富町では、チーズ工房レティエで食べた、チーズトースト&ソーセージ&牛乳&ソフトクリームがおいしかった!!あわただしい訪問だったが、選挙が済んだら、道北をゆっくりめぐりたいと思うのだ。<写真は三浦綾子氏塩狩峠記念館>
              
 反省は、合同庁舎での街頭宣伝と、稚内市役所前での街頭宣伝ーどちらも、むずかしい。公務員対象のアピールは、何を中心にするか、もう一度、勉強だと思った。
 新聞社などでは、二大政党だけではだめであることを話た。特に、安全保障や憲法や、成長=開発重視などでは自民と民主の間にそれほど開きがない。しかも、党内で、政策にねじれがあることが、民主党は何を考えているのかわからにという評価になっている。だからこそ、社民党と!
 

生活と平和は譲れない 

2008年04月21日(月) 0時45分
 週間金曜日と金曜日読者会共催の「生活と平和はゆずれない」憲法集会が、行なわれた。私は、金曜日の定期購読者として、少しお手伝いした。9時半に会場の「かでる2.7」に集合。ちらし折込み、コーヒーや9条バッジの販売に協力した。内容は、佐高信さん、雨宮かりんさん、道幸北大教授、高橋哲哉さん、杉浦ひとみ弁護士、越田清和自由学校遊理事、作家加藤多一さん、なんと豪華なメンバーだこと。会場も当日精算券のない人は入場できないことになっていたので、やや混乱、入場できず帰った方もいて、心が痛んだ。券のさばき方がまずいと思う。内容は、非常に濃密でよかったが、あまりにも盛りだくさん過ぎた感も否めない。
 雇用ー格差ー貧困問題から憲法25条生存権をテーマにした第一部、9条改憲をテーマにした第二部そのあいだに各運動からの報告が続いた。1時から7時近くまでのパネルディスカッションは、かなり疲れた人が多かったのではないだろうか。週間金曜日の読者拡大をはかる今回の初企画。成果はどうか。
 やはり、憲法をてがかりに、反撃することが大事だ。
 参加された300人のみなさま、お疲れ様でした。
 大通り公園には、早くもこぶしとともに桜がほころんでいた。今年は早い!

さすがの私も少し疲れたかな?と思ったけれど元気回復! 

2008年04月19日(土) 22時55分
 今週は、旭川、名寄方面を回り、昨日帰札した。とてもハードな日程というわけではないけれど、家を離れて5日。昔、議員の条件は何かと聞かれて、いつも、気力、体力、そして立ち直りの早いこと、と答えていた私だが、一番自信のあるのは体力。それでも、今回は少し、疲れたかな。しかし、楽しいことも沢山あり、イイ5日間ではあった。そこで、午前は静養。
 
 午後は、「当たり前に生きる」という講演を聞いたー講師として母校のシスター弘田が札幌に見えたので、会いに行ったのだ。他に、哲学者花崎コウヘイ先生、環境学者小野有伍先生が講師だった。シスターの話は、世界を舞台に活動するシスターにふさわく、グアテマラ、NY、イタリア、ニカラグアなどでの、多くの出会いや、遭遇した数々の理不尽なこと、感動や驚きについてはなしてくださった。アメリカのロスアラモスでは、毎年、8月6日に、ヒロシマ行動が取り組まれていることも今日はじめて知った。サンタフェで取り組まれているイラク反戦行動では、高校生から車いすの人、神父さんなど、多様な人たちが参加している。徹底的に非暴力で静かに、イラクで犠牲になった人の名前を読み上げたという。、ひとり一人読み上げ全部で、6時間かかったという。そんな非暴力行動でも、逮捕者が出る。イエズズ会のある神父さんは、75回も逮捕されているという。みんな、過激派でもテロリストでもない。戦争はだめだ!平和をつくろ!当たり前のことを人として当たり前に声に出す、行動に移すそのことがいかに大事か、そしてシスターはそのような人たちとつながることが、大切だと結んだ。
 フェアトレードのこと、クラスター爆弾のことー今世界の銀行が爆弾製造に資金を出さなくなっているなかで、日本のみずほ銀行や三菱UFJ銀行などは資金を出していることー銀行も監視したり、選んだりしなければならないことも指摘された。わかりやすく説得力のある講演で、疲れも回復。闘うシスターは変わりなくお元気だった。

  その後、明日行なわれる「生活と平和は譲れない」の実行委員会最終打ち合わせに参加した。朝には、体がきついから、欠席しようと考えていたのだが、「心が動けば体も動く」と言ったのは、理学療法士の三好春樹さんだが、それは本当だった!

 話はかわり
 航空自衛隊のイラクでの活動を違憲とした一昨日の名古屋高裁判決。裁判長の青山邦夫さんは、依願退官をしたうえでの判決だった。判決は別の裁判官が代読した。憲法判断を回避する判決が多いなか、職を賭しての違憲判決だったのだろうか。原告のYさんは、「法定でこの判決をきくことができたのは幸運でした」とメールで書いてくれた。この判決を生かしていくことが他の地域の訴訟にも求められていると思う。がんばらねばと改めて考える。それにしても、渾身の判決をー職を賭してでなければできない時代なのだとしたら、それはそれで、すさまじい時代であると考えるのだが。
 
プロフィール
名前:山口たか
2008年05月
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