2008年5月2日 18時4分更新
先月、秋田県で死んだ白鳥などからH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて岡山県は県内すべての養鶏場で緊急の消毒を行うことにしました。
この緊急の消毒は先月、秋田県の十和田湖で、死んだ白鳥などからH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出され、1日、国が養鶏場の衛生管理を徹底するよう通達を出したのを受けて岡山県が実施するものです。
消毒を行うのは県内203か所のすべての養鶏場で、外部から鳥インフルエンザウイルスが入り込まないよう鶏舎の周辺に消毒薬を散布することにしています。
作業は早ければ5月中旬から始め、5月中には終えたいとしています。
岡山県では去年の1月、高梁市の養鶏場でニワトリが病原性の高い「H5A」型の鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが確認され、養鶏場の消毒が行われた結果、ほかの養鶏場などへの感染は起きませんでした。