売春組織のDCマダム、遺体で発見
アメリカの首都ワシントンで、政治家や高級官僚などを顧客に売春組織を運営していた、デボラ・パルフリー被告が遺体で見つかりました。自殺と見られています。 パルフリー被告は1日、フロリダ州の母親の家にある物置小屋で、首をつって死亡しているのが発見されました。現場には手書きの遺書もあり、自殺とみられています。 パルフリー被告は売春組織を運営していた首都ワシントンの別名をとって「DCマダム」と呼ばれていました。去年、上院議員や国務省の高官が顧客だったことが発覚し、この高官が辞任に追い込まれるなど、大きなスキャンダルとなりました。パルフリー被告は違法な売春業を営んだとして起訴され、先月、有罪の評決を受けていました。 パルフリー被告はこの組織を13年間運営し、日本円で2億円以上稼いでいたとされていますが、売春をあっせんしたことはないと主張していました。(02日16:33)
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