2008-05-02 聖火リレー
■長野
トンネルを抜けると、そこは雪国であった・・・そんな出だしで始まるお話があった気がしますが、
改札を抜けると、すぐに騒乱の気配。拡声器の音や笛の音が乱舞していた。改札が2階だったので、善光寺へ続く道路の方を上から見渡せた。
写真の右側の方が、なにやら赤い・・・。下に降りて、近づいてみた。
ここなんて中国w?さらに近づいてみた。
実はこの中国一団の奥にはチベット支援組が居て、警察にロープで仕切られながらもお互いに言い合っていたのだった(小競り合いがあったらしい)。てかまだ聖火走ってなんですぜ!なんぞもう争ってるんだ。自分と田中さんは、正直もうこの時点で中国人の多さにドン引きだった。なにせそこらじゅうに10人単位の中国国旗を持ったグループがうようよしているのである。特に、聖火が通る予定のコース上ともなれば、30〜50人とかの一団が移動していたりして、もう路上は真っ赤なのだ。
駅前で早々と気圧されながらも、スタート地点のあの空き地に向かう。スタート地点は立ち入り禁止とは知っていたが、最も激しくなるであろうその地点に、どうしても近づいておきたかったのだ。
スタート地点に近づくにつれて、その異様な光景がハッキリとみえてきた。路上を埋め尽くす赤い国旗。FF?の月の涙を連想したwいったい何百人いたんだろう。いや、千人くらい居たのか・・・?そこに近づこうとすると、かなり手前で警察が通せんぼをしていた。
「ごめんなさい、君達が持っている国旗はどっちのかな?」
「チベット側です」
「この先みてわかるとおり・・・わかるよね?危ないんだよ。だからこの道を迂回して向こうに周ってもらえないかな?」
要するに、近づくなということらしい。どうやらスタート地点は、中国人は近づけるものの、チベット国旗を持った日本人は近づけないということだった。なんの為にやってる聖火リレーなんだよ?日本人に見せなくてどうするんだ?まぁ、ここをチベット解放アピールの場にしている自分達が何の為〜とか言えた口では無いが。・・・ここ付近の画像を撮らなかったことが残念でならない。
とりあえず、警察の言われたとおりにスタート地点付近を迂回し、聖火コースである大門前にやってきた。そこで、中国人一団に対して極少数のチベット国旗組と合流。しばらく待機していると、交通規制された道を、白バイ、警護車などがゆっくり通り抜けた。そして、数人の護衛とともに聖火ランナーが現れた。ランナーは末續慎吾だった。
意外にも彼の周りの警護は少なかった。・・・というのも、自分がいた所は激戦地ではなかったからだと、後になって気付いたが。
ランナーが見えてからは、チベット国旗を掲げながら、フリーチベット!と幾度となく叫んだ。ちょうど人が薄い地点だったし、一般人も当然いたので最初は気恥ずかしかったが、自分がわざわざここまで来た目的はコレなのである。こんな事をしてなんになるのか等の疑問はさておき、アピールの為に来たこと、そして何よりチベット問題のことを思えば叫ばずにはいられない、といった感じだった・・・って書くとかなり正義感ぶってて気持ち悪いが。
・・・ここまでは順調?だった。しかし、ここで自分は田中さんとはぐれてしまったのである。結果、地図を持たない自分は一人チベット国旗を抱え、長野の町をひとりぶらぶらすることとなるw
先ほどまで一緒に叫んでいたチベット組も、田中さんを探しているうちにどこかに行ってしまい、本当に困った。雨まで降り出し、ケータイの電池残量ももう僅か。困惑しながらも、とりあえずチベット旗もったグループに合流すればいいか、と思いそれらしい方向に歩いていったが、聖火が近づくと、ものすごい数の中国国旗がゆれている。さらには、同じく聖火に向かう中国人団体が練り歩いているため、一人チベット国旗を持っている自分は心細いことこの上なかった。というか本当に怖かった。中国人団体に目をつけられて、集団でリンチやらになったら・・・いやそこまでいかなくても、囲まれたら・・・考えただけで恐ろしかった。
中国語で話しながら集団で歩く彼らの光景だけ見たら、間違いなくここは中国だと思うだろう。
・・・結局かなりの時間ビクビクしながら街を歩き、なんとか少人数のチベット組と合流できたが、聖火はもうかなり進行してしまった。
チベット組は、スレの趣旨によっていろいろな場所に振り分けられていて、僕ら一団はリーダーが他の組と連絡しながら、移動していった。途中、あの手錠五輪の看板を掲げている団体に出会ったが、ちょうどそのとき20人くらいの中国人団体がつっかかっていた。
右側の囲まれて叫んでいる男性が、手錠五輪看板、あとはなんか中国を非難する内容の看板を掲げていた。また、「中国人は恥を知れ!」という横断幕を掲げている人も居た。
中国人は勝ち誇ったように叫んでいましたよ、「お前ら恥の意味わかってんのかよーwww!!!正しく使えよw!」と。・・・少なくともあんたらよりかはわかっていると思う。
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yutakarlson104 2008/05/02 14:42 ■タイム誌「中国民主化を阻む若者のミーイズム」に対する反論−「ゼリー世代のミーイズム−体制から実を守る知恵か?」
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/05/blog-post.html
こんにちは。私は、今後10年以内に中国は分裂すると思います。分裂後の新生民主中国を革新していくのは、ゼリー層(80後世代の経済的に恵まれた 2000万人程度の層)だと思っています。長野オリンピックで旗振りをしたり、カルフールの不買運動をするその他大勢の若者に関しては、彼らは、自ら考えることはできず、民主主義や資本主義の本質も理解できません。ゼリー層の敷いた路線をひたすら働き蜂のように歩むことだけに専念するしかないと思います。また、そうしたときに始めて彼らの存在価値がでてくるものと思います。
私のブログでは、中国の若者に対するタイム誌の皮相的な見方を批判しました。結論としては、今後の中国の趨勢にとって最も重要なのはゼリー層であり、現在彼らは体制から身を守るために、政治的無関心を装っており、彼らの現在のミーイズムは、一過性のものであるということです。是非ご覧になってください。
negix 2008/05/02 17:04 乙すぎるw中国は3つに分けるが一番だ
illmatica 2008/05/02 23:38 乙&GJ
写真からも怖さが伝わってくるな。。。
uhrongchya 2008/05/03 03:36 なんという乙レポw
もうなんか色々腐っとるw