日本レップは4月28日、機関投資家を対象とした大型私募ファンドの組成に向け、準備を開始したと発表した。100%子会社であるジェイ・レップ・ファンド・マネジメントが運用・管理を行う。
日本レップは、2007年5月にマッコーリー・グッドマン・ジャパンと戦略的な資本業務提携を行い、ファンドマネージメントビジネスの拡大を目的として、上場・非上場ファンド組成の可能性を検討していたが、最終的に私募ファンドを組成戦略を決定。この戦略により「長期的かつ包括的なキャピタルソースに基づく安定したビジネスの基盤を構築することができる」と判断した。
初期ポートフォリオは15物件、取得総額670億円で構成。物件の残存賃貸借期間は平均で10年を超えており、平均築年数も約1年と新しい。またポートフォリオのテナントには「信用力の高い国内大手の3PL事業者」による入居が多い。