2008年5月2日 19時23分更新
福岡県福智町で、児童センターの所長を務める62歳の男が、12歳の少女の体を繰り返し触ったとして強制わいせつの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは福智町伊方にある福智町方城児童センターの所長、仲村孝容疑者(62)です。
警察の調べによりますと、仲村所長はことし3月末と先月初め、田川郡内の公共施設で12歳の少女の体をさわったり、ほおずりしたりしたとして強制わいせつの疑いがもたれています。
これまでの調べによりますと、仲村所長は知り合いの少女に、「写真を撮ってあげる」などと誘ったうえで体を触ったということで、少女の母親が警察に被害を届け出て犯行が発覚しました。
調べに対して、仲村所長は「わいせつな行為はしていない」と供述し、容疑を否認しているということです。
仲村所長は3年前まで小学校の教師をつとめたあと、町の嘱託職員として採用されていました。
職員が逮捕されたことについて、福智町は「町民の皆さんに迷惑をかけたいへん申し訳なく思っています。今後は綱紀粛正をして職員教育を図りたい」と話しています。