2008年5月2日 19時23分更新
福岡県久留米市で飲酒運転した男に車を貸したり、車に同乗したりしたとして、男の知り合いの女ら3人が道路交通法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、久留米市に住む46歳の無職の女と娘で16歳の女子高校生、それに広川町に住む35歳の無職の女のあわせて3人です。
警察の調べによりますと、3人はことし2月20日、久留米市東合川新町で飲酒運転したとして逮捕された広川町に住む35歳の無職の男の車に同乗していました。
このうち、46歳の女は男が酒を飲んでいるのを知りながら車を貸したとして、また、ほかの2人は同乗していたとして、いずれも道路交通法違反の疑いがもたれています。
調べに対して、車を貸した女は「男が大丈夫といったので車を貸した」、また、ほかの2人は「西鉄の駅まで送るよう頼んだ」と供述し、警察は容疑が裏付けられたとして3人を書類送検しました。
男は3人と知り合いで、車を運転しながらも酒を飲んでいたということで、逮捕された時には基準の5倍のアルコールが検出されていました。
3人は「本当にばかなことをした」などと反省しているということです。