大阪HotNewsサルが”脱走”図る 天王寺動物園2008/05/02
大阪市天王寺区の天王寺動物園は一日、飼育しているブタオザルのマサアキ(オス・推定二十四歳)が園内で逃走し、開園後、サル舎から約八十メートル離れた場所で捕獲していたことを明らかにした。通路を仕切るシャッターの閉め忘れなどが原因。来場者にけがはなかった。
同園によると、開園時間の午前九時半ごろ、サル舎の管理用出入り口からマサアキが出てくるのを、通り掛かった獣医師が発見。事務所へ通報すると同時に追跡したが見失った。 その後、ユーカリ見本園の茂みの中に入るところを、マサアキの若いころを担当していた飼育員が確認。「マー!」と一喝したところ、その場にすくみこみ、同四十五分ごろに手づかみで捕獲した。 逃走は、屋内の寝室と屋外の展示室の通路を仕切るシャッターを現在の担当者が下ろし忘れ、飼育員が通る管理通路に出入りできたことや、管理通路から外への出入り口の鉄格子のかんぬきを閉め切っていなかったことが原因。 ほかにも寝室で同居していたメス二頭がサル舎内の管理通路などにいるところを網で捕獲した。同園は「このようなことが二度と起こらないよう、施錠管理をより徹底する」としている。 2008/05/02のニュース
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