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歌手のakko(35)のソロユニット「My Little Lover」がデビュー記念日となる1日、東京・渋谷のC.C.Lemonホールで一夜限りの記念ライブを行った。今年の元日に離婚した元夫で、プロデューサーの小林武史氏(48)がアンコールにサプライズ出演。離婚後初めて2人そろって公の場に登場した。私生活では別の道を歩むことになったが、仕事上での友情関係をステージの上で証明した。
別れた2人が目を見つめ合って、ガッチリと握手した。
アンコール。akkoが「今日はスペシャルゲストが来てます。わかるよね、みんな? オリジナルメンバーの小林武史!」と元夫を呼び入れると、会場に驚きとも喜びともとれる歓声が上がった。akkoが右手を差し出すと、キーボードの前に座った小林氏も手を伸ばして応じる。触れた瞬間、歓声は倍増した。
akkoは「変な盛り上がりしてるよ~、みんな武史さんの方見てる」と自虐的に話す余裕ぶり。曲中、何度か微笑みあってアイコンタクトしながら3曲を共演した。
今年の元日、約12年間の結婚生活に終止符を打ち離婚した2人。マイラバは3月から3か月連続でCDを発売したが、ライブは昨年12月以来で、離婚後初めて。小林氏がakkoと同じステージに上がるのは、04年8月の広島でのライブイベント「SET STOCK」以来、3年8か月ぶりだ。
この日はマイラバが1995年5月1日に「Man&Woman」でデビューした記念日。14年目にして初開催したアニバーサリーライブだ。小林氏はデビュー時から現在までプロデューサーを務め、当初はキーボードメンバーとしてユニットにも参加しており、アンコールで特別出演した。
離婚直後、2人は所属事務所の公式サイトに連名で「現在はすでに良い友情をお互いに感じています」とコメントしていた。akkoは現在も小林氏が社長を務める事務所に所属し、仕事でのパートナーは続けていくとしていたが、ステージで良好な関係を証明。ちょっと不思議で、新たな形のMan&Womanになったようだ。
◆合計シングル685万枚、アルバム506万枚
○…アニバーサリーライブとあって、この日発売したアルバム「アイデンティティー」収録曲ほか、「白いカイト」、「ALICE」などヒット曲を連発し、全22曲を熱唱した。ちなみに、これまでに21枚のシングル、11枚のアルバムを発売しているが、最もヒットしたシングルは「Hello,Again~昔からある場所~」の184万枚。合計シングル685万枚、アルバム506万枚を売り上げている。
(2008年5月2日06時02分 スポーツ報知)
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