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05/01-13:44--暫定税率復活 史上最高160円台 県下GS一斉値上げ

 衆議院の再議決で1日、ガソリン税の暫定税率が復活し、岡山県内のガソリンスタンド(GS)も一斉に値上げした。同日から原油高騰による上乗せ分と消費税を含め、ガソリンが1リットル当たり30円引き上げられ、160円台の史上最高値を付けた。値上げ前日の30日夕方からは、各GSとも駆け込み給油客が殺到した。(2、3面に関連記事)  30日の岡山市内GSでは、駆け込み給油がピークを迎え、普段の2〜3倍の客が押し寄せた。夕方以降は一時的に長蛇の車列ができるGSもあった。  大半が「チョイ入れ」客。岡山市内の30歳代男性は「残り半分以上あるけど、きょう中に入れておかないと」と話し、給油待ちの列に続いた。  店員も増員をかけ、朝からフル回転。「客足が止まらない。しんどい」「今夜は帰れません」と悲鳴を上げていた。  また、売り切れの事態を防ごうと、タンクローリーの手配にも懸命。「元売りもタンクローリーが120〜130%の態勢しか取れない」として、ローリー争奪戦も激化し、在庫が底を尽く寸前でタンクローリーが到着するなど、ギリギリの状態だった店もあった。  一部のフルサービス店では夕方ごろに在庫がなくなり、普段より早く店を閉めた所も。「予想をはるかに上回った」と担当者も驚いていた。  24時間営業の店舗では、午前0時にいったん店を閉め価格を改定。客の足が途切れた1日未明に切り替える店もあった。朝までには市内GSのほとんどで「レギュラー164円」の看板が掲げられ、前夜から一転して閑散とした朝を迎えた。

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