温度補正表 work index

コンクリート強度の気温による補正値とレディミクストコンクリートを用いる場合の呼び強度
セメントの種類 
打込みから28日後までの期間の予想平均気温の範囲(℃) 
普通ポルトランドセメント N 
16以上 
8以上16未満 
3以上8未満 
高炉セメント BB 
17以上 
13以上17未満 
10以上13未満 
早強ポルトランドセメント H
15以上 
5以上15未満 
2以上5未満 
補正値 (N/mm2) 
適用期間 
04/24-10/02 
03/13-04/23 
10/03-11/16 
01/01-03/12 
11/17-12/31 
BB  05/01-09/26 
04/06-04/30 
09/27-10/19 
03/22-04/05 
10/20-11/05 
04/17-10/08 
02/24-04/16 
10/09-12/10 
12/11-02/23 
設計基準強度 (N/mm2) 
レディミクストコンクリートを用いる場合の呼び強度 
16 
16 
21 
24 
18 
18 
21 
24 
21 
21 
24 
27 
24 
24 
27 
30 
27 
27 
30 
33 
30 
30 
33 
36 
33 
33 
36 
40 
36 
36 
40 
なおNは3℃未満(01/01-01/30)、BBは10℃未満(11/06-03/21)の場合設計基準強度36N/mm2以上の補正に関しては協議による。

注)上記の表は、金沢気象台平年気温表(1961-1990)の資料により算定。

呼び強度とは、設計基準強度 ( 設計時に構造計算から求められたコンクリートの必要強度 ) に温度補正などをした後に生コンプラントに発注される、コンクリートの強度のことをあらわす。公共工事などでは、近年 『耐久設計基準強度』として3N/mm2を設計基準強度に割増す方向にある。しかし殆どの場合特記仕様書に明記されずに求めている現状はおかしいと感じている。図面明記の場合は理解できるのだが・・・。その割増根拠についても私には理解不能のため今のところ図面明記はしていないし、割増も行っていない。