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衰弱の4歳二女を放置 死なせた母親逮捕
調書漏えい裁判 鑑定医「信念に基づく行動」と無罪主張
地裁所長襲撃事件 検察が上告断念
「35人学級」などで激論 改革PTと府教委の予算協議
「太郎人形 わが町に」兵庫・香美町長が直談判
胸びれで目をかく?アジ
トレーラーから「鋼材」散乱 運行管理者逮捕
「taspo」 四国などで導入
ガソリン値上げ 暫定税率復活
メーデー 「連合」系集会に8万人
扇町公園には、「労連」系の労働者1万人
私立の専門学校 橋下知事に「理解」を求める
障害者団体 「PT案」の撤回申し入れ
スーパー店員殺害から7年 遺族が情報提供呼びかけ
橋下PT案で”統廃合”の文化施設関係者が連携シンポ
最終更新日時:2008年5月1日 20:07
 

衰弱の4歳二女を放置 死なせた母親逮捕
八幡市の会見(午後2時・八幡市役所)
4歳の娘が、痩せ衰えて食べ物も受け付けない状態だったのに放置して死なせたとして、26歳の母親が京都府警に逮捕されました。
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、京都府八幡市の無職・上岡真美容疑者(26)です。上岡容疑者はことし2月、二女の松下真菜ちゃん(当時4歳)が、痩せ衰えて食べ物も受け付けず歩くのも困難な状態だったのに、病院に連れて行くなどせずに放置して死なせた疑いが持たれています。司法解剖の結果、死因は気管支肺炎でしたが、顔や足など数ヵ所にアザがあったほか、頭を強く打った際にできる血腫も確認されました。民生委員から「虐待の疑いがある」と連絡を受けた八幡市は去年10月に家庭訪問していましたが、玄関先での数分のやり取りで「虐待はない」と判断し、児童相談所には報告していませんでした。八幡市は会見で「結果論からすると判断が甘かった。大丈夫だと思っても、児童相談所と情報の共有をしなければならない」と話しました。警察の調べに対し上岡容疑者は「子供の体にアザがあったので、虐待を疑われては困ると思い、病院に連れて行かなかった」と容疑を認めていますが「アザがなぜできたのかは知らない」と供述しています。
( 2008/05/01 19:48 更新)
調書漏えい裁判 鑑定医「信念に基づく行動」と無罪主張
崎濱盛三被告(法廷内イラスト)
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奈良県田原本町で起きた放火殺人事件をめぐり、逮捕された少年の供述調書をフリージャーナリストに見せたとして起訴された鑑定医の裁判が開かれ、鑑定医は無罪を主張しました。
秘密漏示の罪に問われているのは、医師の崎濱盛三被告(50)です。起訴状などによりますと、崎浜被告は、自宅で放火殺人を犯した少年の精神鑑定をした際、鑑定資料である少年の供述調書などをフリージャーナリストの草薙厚子さんに見せたとされます。1日の裁判で、崎濱被告は「少年の広汎性発達障害について社会に正しく理解してもらうために調書を見せたもので、信念に基づいた正当な行為だ」と述べました。そして「秘密漏示罪の適用される『医師』ではなく『学識経験者』として鑑定をした」と無罪を主張しました。閉廷後、崎濱被告は「結果的に(少年を)傷つけることとなったので、裁判の場に立つのも仕方ないが、秘密漏示罪にはあたらない」と話しました。今後の裁判では弁護側・検察側ともに草薙さんと講談社の関係者を証人申請するとみられます。
( 2008/05/01 20:02 更新)
地裁所長襲撃事件 検察が上告断念
上告断念を受けて会見する゙敦史さん(大阪司法記者クラブ)
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4年前、大阪地方裁判所の当時の所長が路上で襲われた事件の裁判で、検察側は先月、無罪判決を受けた成人2人の上告を断念しました。
゙敦史さん(33)と岡本太志さん(30)は、2004年に大阪市住吉区の路上で少年3人とともに大阪地裁の当時の所長を襲い現金を奪ったとして、強盗傷害の罪に問われました。2人は一貫して関与を否定し、大阪地裁・大阪高裁ともに無罪となり、検察側は「高裁の事実認定を覆す証拠を出すのは難しい」として上告を断念しました。゙敦史さんは会見で「やっとこの事件に終止符が打てたなと。実際に冤罪が起きていることを検察は認めて謝罪すべき」と話していました。大阪高検の小林敬次席検事は「捜査に違法性はない。申し訳ないが、2人に対して謝罪の気持ちはない」とコメントしています。
( 2008/05/01 20:00 更新)
「35人学級」などで激論 改革PTと府教委の予算協議
PTに反論する綛山哲男教育長
大阪府の橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチーム(PT)と部局との議論は1日が最終日でした。「35人学級の廃止」など、大幅なカットを求められている教育委員会が真っ向から反論しました。
「学校運営に著しい支障がもたらされる。大幅カットは受け入れられない」と、冒頭から綛山哲男教育長が発言。1100億円の予算削減案を掲げる改革PTは、来年度から小学校1〜2年生の35人学級を廃止し、府が単独で配置している教員371人を削減して、約30億円の人件費をカットしています。また非常勤講師についても8月からの給料を10%〜20%カットして、12億円の削減効果を見込んでいます。
改革PTは「こういう財政状況なので、見直せないはずはない」と迫ると、教育長は「財政再建団体になったら35人学級はなくなる、ということで議論が始まったはず。論理の矛盾があるのでは」と激しく反論しました。
また、改革案では廃止とされている「府立体育館」や「国際児童文学館」などについても、府民に多く利用されているとして教育委員会は存続を訴えています。
橋下知事は「PTは理論的に詰め寄り、教育委員会もそれに反論して、いい議論だった」と話しました。PTと部局との議論は全て終わり、今後は職員の人件費の見直しも含めて橋下知事は6月上旬に大きな政治決断をすることになります。
( 2008/05/01 20:07 更新)
「太郎人形 わが町に」兵庫・香美町長が直談判
人形の前で取材に応じる藤原久嗣・香美町長
7月に閉店する“大阪名物くいだおれ”。兵庫県香美町の町長が、大阪・道頓堀に乗り込み、「看板人形を我が町に」と直談判しました。
「大阪から出てほしくない」「ここにいてほしい」「あの人に頼んだらダメ?橋下府知事に。『残して』って・・・」(道頓堀を歩く人たち)
こんな声があがる中、道頓堀に突如現れたのは、カニの着ぐるみも混じった集団。カニの本場・兵庫県香美町の藤原久嗣町長以下10人が「くいだおれ太郎をわが町に」と直談判にやってきたのです。前日、役場で会見した町長。太郎がやって来た暁には「町立海の文化館」にこんな風に飾ります、と予想図を披露しました。手書きで白黒の予想図に、報道陣から「もうちょっと色つきの方が・・・」との声が漏れると、藤原町長が「誰か他におらんのか?学校の図工の先生とか・・・」とぼやく、ほのぼのとしたやりとりもありました。
そして1日、直談判の日を迎え、藤原町長は「創業者の出身の町は全国でただ一つ。そこを強くお願いしたい」と意気込みを語り、いざ店内へ。交渉のあと藤原町長は「何としてもお願いしたいという気持ちを伝えてきた」「香住は海があり、カニがある、まさに“くいだおれの町”。是非とも来てほしい」と思いを語りました。150件を超える強力なライバルを相手に、町長はどこまで踏ん張れるのか?ちなみに“くいだおれ”の女将・柿木道子さんは、関西テレビの取材に「閉店したらゆっくり考えますわ〜」とコメントしています。
( 2008/05/01 19:52 更新)
胸びれで目をかく?アジ
長い胸びれをクルリと回転させるアジ
兵庫県豊岡市の水族館で飼育されている「アジ」の、ちょっと変わった仕草がいま話題になっています。
太平洋の熱帯などに生息する「ギンガメアジ」。城崎マリンワールドでは、体長40センチの2匹が飼育されていますが、10センチもある胸びれで1時間に1〜2回、頭や目をかくような仕草を見せ、話題になっています。高田厚志・飼育チーフは「魚は、かゆかったりすると岩やガラスに体をこすり付ける行動をするが、自分のヒレを使ってかゆいものを除去するのは珍しい」と話しています。魚は、寄生虫が着くと不快感を感じるといいます。水族館がアジの飼育を始めて10年ほどたちますが、あまりにも「一瞬の出来事」なので、今年3月まで誰も気がつかなかったということです。
( 2008/05/01 19:44 更新)
トレーラーから「鋼材」散乱 運行管理者逮捕
容疑は、積載制限のほぼ倍の38トンもの鋼材を積むよう命じた疑い
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4月23日、兵庫県たつの市で走行中のトレーラーの荷台から鋼材が落下した事故で、兵庫県警はトレーラーを所有する会社の運行管理者を逮捕しました。
道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、姫路市の運送会社、中播運輸工業の運行管理者・榎田弘喜容疑者(34)です。この事故は先月23日午前4時ごろ、たつの市の国道179号線で走行中のトレーラーから積まれていたH型鋼など33本が落下し道路などに散乱したものです。調べによりますと、榎田容疑者はトレーラーの運転手(59)に対して、積載制限のほぼ倍にあたる38トンもの鋼材を積ませて、運行するように命じた疑いがもたれています。榎田容疑者は、「本来、2台を使う予定だったが、1台が故障したため急遽、一緒に積ませていかせた」と容疑を認めています。
( 2008/05/01 14:24 更新)
「taspo」 四国などで導入
近畿は6月から「taspo」導入開始
タバコの自動販売機で購入の際に、成人を識別するカード「タスポ」が5月1日から、四国などで導入されました。「タスポ」は成人だけに発行されるICカードで、自動販売機でタバコを購入するためには、このカードが必要になります。未成年の喫煙防止対策の一環として全国で順次導入されていて、1日から四国や九州、東北地方などでスタートしました。徳島県でも、県内のタバコ店に一斉にタスポが導入されましたが、カードの申し込みは低いレベルに止まっていて、日本たばこ産業株式会社・四国支店業務部の加集一則課長は「(徳島県内では)2万9300枚、喫煙者人口の17・5%の申し込み」と話していました。来月からは近畿地方でも導入が開始される予定です。
( 2008/05/01 14:16 更新)
ガソリン値上げ 暫定税率復活
ガソリンの値上げが連休を直撃 マイカーの行楽客に影響も
ガソリン税の暫定税率が復活して、関西の一部のガソリンスタンドでは、早速1日から値上げしています。暫定税率の復活を受けて、ガソリン価格は4月よりおよそ30円上がることになります。大阪府吹田市のこのガソリンスタンドでも、1日午前0時に店頭の価格表示がこれまでの126円から157円に変更されと、駆け込みで給油に訪れた車の長い列も、値上げを境にぱたりと姿を消しました。一夜明けた1日は、値上げ前とはうって変わって、給油に訪れる客の少ない静かな朝となりました。給油に訪れた客は「高くなった分、どこかで、この税金を有効に使ってほしい」と話しました。ゴールデンウイークを直撃したガソリン価格の値上がりで、マイカーでの行楽客にも影響がありそうです。
( 2008/05/01 12:49 更新)
メーデー 「連合」系集会に8万人
橋下大阪府知事は欠席した
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5月1日は労働者の祭典メーデーです。大阪でも各地で集会が開かれ、多くの労働者が参加しました。連合大阪の集会が開かれた大阪城公園には、約8万人の労働者が集まりました。大阪府の橋下徹知事は「民主党の色が強い」との理由から欠席し、会場には府の財政改革に反対する横断幕も掲げられました。集まった労働者は所得格差やワーキングプアの解消を訴え、「ストップ!格差社会」と書かれたジェット風船を空に飛ばしました。
( 2008/05/01 12:45 更新)
扇町公園には、「労連」系の労働者1万人
暫定税率の復活や後期高齢者医療制度への批判の声が
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大阪市北区の扇町公園には「労連」系の労働者1万人が集まり、集会が開かれました。集会では格差をなくそうといった声のほか、ガソリン暫定税率の復活や後期高齢者医療制度に対する批判の声が上がり、一丸となって暮らしと平和を守ろうと訴えられました。
( 2008/05/01 12:42 更新)
私立の専門学校 橋下知事に「理解」を求める
「PT案」では私立専門学校に、約3億円の補助金削減を提示
私立の専門学校の関係者が1日、大阪府の橋下徹知事を訪問し、職業教育についての理解を求めました。大阪府のプロジェクトチームが出した財政再建案では、私立専門学校への補助金など、合わせて約3億円の削減を示しています。大阪府内の専門学校の関係者らは橋下知事を訪問し「即戦力を育てることが大阪の活性化につながる」として、職業訓練についての理解と今後の支援を求めましたこれに対して、橋下知事は「少しづつ我慢して、ここでリセットを」「皆さんの教育を否定しているわけではない」と述べ、財政再建に理解を求めました。
( 2008/05/01 12:39 更新)
障害者団体 「PT案」の撤回申し入れ
「府独自の福祉施策を切り捨てないで!」と訴える障害者団体
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大阪の13の障害者団体が合同で、大阪府のプロジェクトチームの改革案の撤回を要望しました。府の助成制度では、障害者の自己負担は一つの医療機関につき1回500円、月2回分を限度としていますが、改革案では、自己負担を医療費の1割に変更しています。これに対し、障害者団体連合会は「府の独自の福祉施策を簡単に切り捨てないでほしい」と訴えました。
( 2008/05/01 12:34 更新)
スーパー店員殺害から7年 遺族が情報提供呼びかけ
懸賞金300万円は期限切れで、2日から支援者の謝礼金200万円へ
大阪府茨木市で、スーパーの男性店員が殺害された事件から1日で、7年になります。事件現場では遺族らが情報提供を呼びかけました。この事件は7年前の1日午前8時ごろ、茨木市のスーパー前の路上で店員の矢野慎さん(当時33歳)が出勤直後に何者かに刃物で刺され、殺害されたものです。1日朝、スーパーがあった阪急南茨木駅前などでは、遺族や友人らが犯人の似顔絵が入ったビラおよそ5000枚を配り、現場に矢野さんの好きだったコーヒーやタバコを供えました。この事件では、警察の公的懸賞金300万円の期限が1日で切れるため、2日からは、支援者からの謝礼金200万円に切り替えられることになっています。
【情報提供は茨木警察署072−622−1234】
( 2008/05/01 12:25 更新)
橋下PT案で”統廃合”の文化施設関係者が連携シンポ
大阪府の改革プロジェクトチームが”統廃合”の方針を示した、文化施設などの関係者が30日シンポジウムを開き、今のままの形での存続を訴えました。「大阪の文化の未来を考える」と題されたこのシンポジウムには、「ドーンセンター」や「ワッハ上方」、「国際児童文学館」など大阪府の文化施設の関係者らおよそ150人が参加しました。橋下知事直轄の改革プロジェクトチームが示した財政再建案では、「ドーンセンター」は機能を集約、「ワッハ上方」は移転、児童文学館は中央図書館に統合するなど、文化施設の大規模な統廃合が盛り込まれています。参加者らは「文化は、いったん失われてしまうと元に戻らない」などと強く反発しました。そして、「ワッハ上方」の伊東雄三館長は「橋下知事は文化を外観というか、姿・形でしか捉えていない」と厳しく批判しました。参加者らは今後も連携して施設の存続を訴えていきたいとしています。
( 2008/05/01 12:21 更新)


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