北海道のハクチョウ、鳥インフル陽性
北海道東部の野付半島でオオハクチョウの死骸が見つかり、検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。 環境省などによりますと、オオハクチョウの死骸は北海道別海町の野付半島で先月24日、遊歩道を歩いていた観光客が見つけました。 死骸は、近くの「道東野生動物保護センター」で保管されていましたが、環境省の職員が1日、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査を3回行った結果、3回とも陽性反応が出ました。 「簡易検査でA型インフルエンザウイルスである可能性が示唆された」(釧路自然環境事務所 桜井洋一 次長) オオハクチョウの死骸は、「道東野生動物保護センター」から、1日夜遅く、札幌市の北海道大学に運び込まれ、今後さらに詳しい検査が行われる予定です。 北海道では、先月30日と1日に稚内市の大沼と苫小牧市のウトナイ湖でハクチョウの死骸が2羽見つかっていますが、いずれも検査では陰性で、陽性反応が出たのは初めてです。(02日00:37)
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