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【言いたい】どうなる?北京五輪 国際批判も影響せず 開会式「首相欠席を」87% (2/2ページ)

2008.5.1 18:08

 大阪・男性会社員(46)「中国の強硬な姿勢には問題があると思うが、開会式を欠席して中国を孤立させるのは得策ではない。国にはそれぞれ問題がある。そのうち中国内からも抗議の声が出てくるはずだ」

 愛媛・女性自由業(26)「聖火リレーの妨害は世界中の人々が感情的に中国を追い詰めているようにもみえた。チベットのことを本気で考えたら、中国との協調は欠かせないはずだ」

 ■報道は五輪の宣伝に

 中国在住・男性コンサルタント(62)「私の周囲の中国人は、チベット問題について『国内問題に対する世界の内政干渉』としかとらえていないようだ。おそらく、そのように教育されてきたのだろう。中国の国家教育や、情報の恣意(しい)的なコントロールの方が、人権以前に問題なのではないだろうか」

 海外在住・男性会社員(38)「チベット問題で世界中のメディアが報じたため、かえって北京五輪の宣伝につながっているように思える。中国の思惑通りに進んでいるといえるのではないか」

 海外在住・女性教師(49)「世界からどんなに批判されようとも、五輪を機に人権問題が進展するとは思えない。それどころか中国政府の締め付けが厳しくなるだけではないだろうか。中国はどんな手段を使ってでも予定通りに五輪を開催するだろう」

      ◇

〈北京五輪の開会式〉 開会式は8月8日に行われるが、ドイツのメルケル首相が欠席を表明するなど欧州では開会式をボイコットする意向が相次いでいる。一方、ブッシュ米大統領は出席の方針を崩していない。福田康夫首相は「チベット問題は関係者間で冷静に解決すべきであり、五輪を関連づけるべきではない」と述べた。

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