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スピルバーグ、「攻殻機動隊」を3D実写映画化

4月15日13時30分配信 VARIETY


スピルバーグ、「攻殻機動隊」を3D実写映画化

熱意で映画化権を勝ち取ったスピルバーグ

 ドリームワークスは日本の漫画「攻殻機動隊」の映画化権を獲得した。実写による3D作品にする計画だ。

そうそうたるプロデューサー陣、脚色家など詳細

 士郎正宗作の「攻殻機動隊」は、1989年5月に「ヤングマガジン海賊版」に初登場。未来都市の警察組織を描いた物語で、これまで劇場版アニメ、テレビアニメ、小説、ゲームなど派生作品が多数生まれている。

 特に押井守が監督し、95年に公開した『 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、ウォシャウスキー兄弟が監督した『マトリックス』に多大な影響を与えるなど、アメリカをはじめとした海外での評価が先に高まったことでも知られている。04年の続編『イノセンス』は、北米ではドリームワークスによって公開されている。

 プロデューサーとして名を連ねることになるアヴィ・アラッド、アリ・アラッドとスティーヴン・ポールの3人が、この企画をドリームワークスに持ち込んだ。脚色はジェイミー・モスが担当する。

 ユニバーサルとソニーも同作の映画化権を追い求めていたが、スティーヴン・スピルバーグが個人的にこの作品に惚れこんで、ドリームワークスで企画を実現させたという経緯がある。「『攻殻機動隊』は私のお気に入りのストーリーなんだ」とスピルバーグは語る。「新しい分野だけど、ドリームワークスは熱意を持ってこの企画にあたるよ」。

 ドリームワークス製作部門の社長アダム・グッドマンは「『攻殻機動隊』は、3D実写版にするための要素をすべて兼ね備えている」とコメントしている。

 アヴィ・アラッドは、『スパイダーマン』シリーズ3作、『X−メン』シリーズ3作、『ファンタスティック・フォー』シリーズ2作、さらに全米公開を5月2日に控えた“Iron Man”など、そうそうたるコミック本を原作とする企画を担当してきた実績がある。

 また、ジェイミー・モスは先週末公開されたばかりのキアヌ・リーヴス主演 “Street Kings” や、ユニバーサルで企画開発中の“Last Man Home” の脚本を執筆している。

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最終更新:4月15日18時37分

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