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駐韓中国大使を告訴 韓国市民団体 聖火リレー暴力で(05/01 08:01)【ソウル30日井田哲一】四月二十七日のソウルの北京五輪聖火リレーで抗議運動をしていた市民団体メンバーらが中国人留学生らから暴力を受けた事件で、市民団体側は三十日、留学生らを大量動員したことが事件の引き金になったとして、中国の寧賦魁駐韓大使を告訴した。韓国政府も暴力行為をした中国人を国外強制退去処分にする方針を決めた。 韓国内では政府が十分な審査をせず中国人留学生を大量に受け入れたとの批判も出ており、韓国政府は同日、査証発給を厳格化していく方針を明らかにした。李明博(イミョンバク)大統領は五月に訪中する予定だが、今回の事件が中韓関係の火種となる可能性が出てきた。 事件は、全国各地から集結した一万人近い中国人留学生らが、北朝鮮脱出住民(脱北者)やチベット支援の市民団体などと衝突。留学生らが投石や殴るなどの暴力をふるい、市民をはじめ記者や警官など多数の韓国人が負傷した。 韓国政府は二十八日、外交通商省に寧大使を呼び、強い遺憾の意を伝達。ソウル中央地検は二十九日、暴力行為を働いた中国人を探しだし、国外強制退去処分にする考えを明らかにした。 韓国のテレビ局は、留学生らの暴行シーンを繰り返し放送、新聞も大きく報道している。インターネットの掲示板では「中国には五輪を開催する資格はない」などと、中国批判が過熱している。 |
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