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スーダン復興支援に約208億円 政府方針

2008年05月01日08時25分

 政府は30日、ダルフール紛争などを抱えるスーダンの復興支援のため、08年から11年夏までに約2億ドル(約208億円)を援助する方針を固めた。国際機関を通じた援助に加え、92年10月以降停止していた二国間援助も本格的に再開する。7月の北海道洞爺湖サミットを控え、議長国として国際貢献をアピールする狙いがある。

 5月5日からオスロで開かれるスーダン支援国会合で中山泰秀外務政務官が正式表明する。国連世界食糧計画(WFP)を通じた食糧支援10億円や国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による帰還難民の定住化支援などに拠出する。和平合意後、治安が比較的安定している同国南部については、道路の舗装などのインフラ整備に対して国際協力機構(JICA)を通して直接支援する。

 小野寺五典外務副大臣は2日にダルフール地方、中山政務官が9日にスーダン南部を訪れる。(南島信也)

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