2008年 4月 30日 |
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ガソリン暫定税率1日に復活、GSでは
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ガソリン税の暫定税率が1日から復活します。岡山・香川のガソリンスタンドには30日も値上げ前に給油しようという駆け込み客が殺到しました。30日開かれた衆議院の本会議で、ガソリン税の暫定税率を復活させる税制関連法案が可決されました。これを受け、岡山・香川のガソリンスタンドでも1日から順次1リットルあたり30円程度値上げされる見通しです。倉敷市のガソリンスタンドでもいつもの2倍近くの客が訪れていると言うことです。中には5リットルや10リットルと、わずかな量を給油して満タンにするドライバーの姿も見られました。一方、津山市のガソリンスタンドでは、29日午後の時点で、地下のタンクに3万リットルあったガソリンが、30日の昼前に全て売り切れました。タンクローリーからの補給が終わるまで店を一時閉店する事態となりました。暫定税率復活が決まったことで、1日以降、岡山県南部のガソリン価格はレギュラー1リットル当たり160円前後になるものとみられます。
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暫定税率再可決で道路行政は
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ガソリン価格の上昇は生活に大きな打撃を与えそうですが、ガソリンスタンドや道路事業の財源として暫定税率を見込む県や市にとっては気をもむ1ヵ月だったようです。高松市内のガソリンスタンドでも暫定税率廃止の恩恵は30日が最後と、給油を行う客が後を絶ちません。この店では1日、他社の動向を見ながら1リットルあたり30円程度の値上げに踏み切る予定です。ガソリンスタンドにとってはこの1ヵ月、大幅な価格の変動に振り回された格好です。一方、暫定税率を道路整備の財源として見込んでいる香川県ではこの1ヵ月、道路行政で綱渡りの運営を強いられました。暫定税率の期限切れで228億円の道路事業が凍結となり、今月1ヵ月で60件、6億7000万円分の入札がストップしました。期限切れが更に長引けば道路整備に大きな影響を及ぼすだけに暫定税率の復活は歓迎です。厳しい財政状況が続く香川県では、暫定税率の期限切れに伴う歳入不足について国の負担で対応するよう求めることにしています。一方、岡山県でも約49億円の道路事業を凍結しています。国に対して今後、歳入不足の補てんを求める事にしています。
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ウェルサンピア倉敷のスケートリンク撤収
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営業が1ヵ月間延長されていた、倉敷市の「ウェルサンピア倉敷」のスケートリンクが閉鎖され、30日からリンクの撤収作業が始まりました。午前9時過ぎから始まった撤収作業にはスケートリンクを練習拠点にしていた選手や、県スケート連盟の職員など7人が集まりました。集まった人たちはリンクの端から専用の機械を使って氷を削っていった他、ベンチやテーブルなどをかたづけていきました。ウェルサンピア倉敷を巡っては、国の方針で施設の売却が決まっていましたが、今年2月に行われた入札で参加者がいなかったため、先月末で、一旦、閉鎖されていました。しかし、スケートリンクについては存続を要望する声が高まったことから、4月の1ヵ月間は県スケート連盟が施設を借り受け、営業が延長されていました。今のところスケートリンク再開の見通しは立っていないということです。
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香川県議会の正副議長人事
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正副議長などを決める臨時香川県議会が30日、開かれました。議長には、高松市選挙区選出で当選5回の松本康範さん(61)が、副議長に丸亀市選挙区選出で同じく当選5回の山本直樹さん(60)が決まりました。いずれも最大会派自民党議員会からの選出です。就任あいさつに立った松本新議長は、「101万の県民のために安全で安心して暮らせる香川づくりに全力投球したい」と話しました。
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アスベスト診断士協会結成
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健康被害が懸念されるアスベストの適正な除去方法などを広めようと、中国・四国地方のアスベスト診断士の協会が30日発足しました。結成総会には中国・四国地方のアスベスト診断士16人が出席しました。この診断士は、アスベストを生産していた企業で従業員が中皮腫などの健康被害にあった問題を受け、2005年に日本石綿協会が始めた資格制度です。全国でおよそ600人が認定されており、解体業者や建設業者に対してアスベストの除去方法などをアドバイスします。アスベストは1970年以降に建設資材などとして大量に使われ、今後、当時の住宅が建て替えなどのピークを迎えます。協会では今後、インターネットなどを通じて市民に情報提供を行うことにしています。
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高松市中心部で不審物騒ぎ
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30日昼過ぎ、高松市中心部で持ち主の分からない不審なかばんが見つかりました。警察は、爆発の恐れもあるとして、一時、付近の道路が封鎖される騒ぎとなりました。30日午前11時半ごろ高松市の瓦町郵便局の職員から、歩道に不審なかばんがあると、警察に通報がありました。警察は、爆発物などの可能性もあるとして、周辺の道路、約400メートルを約1時間20分にわたって通行止めにしました。不審なかばんは、縦66センチ横47センチの強化プラスチック製の青色のスーツケースで、梱包用のナイロン袋に包まれ、朝から、立った状態で置かれていました。警察官約40人が出て、X線を使って調べたところ、中には何も入っていなかったということです。警察では、スーツケースを遺失物として預かり、なぜ、歩道に置かれていたのかなどを調べています。
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岡山・姫路駅間快速電車導入を要望
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JR山陽本線の岡山・姫路間に直通の快速電車の導入を求め、30日、岡山や姫路の連合町内会などのメンバーがJRに要望しました。30日は岡山市連合町内会の横山洋さんなど4人がJR岡山支社を訪れ、要望書を提出しました。要望では、JR山陽本線の岡山駅と姫路駅の間に直通の快速電車の導入を求めています。現在、岡山・姫路間は、ほとんどが途中駅止まりで直通の快速電車がないのが現状で連合町内会では、「岡山・姫路間の交流や経済・文化の発展の妨げになっている」としています。これに対し、JRは、「より多くの人に利用してもらえるダイヤ設定をめざしたい」としています。
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真庭市で側溝の鉄板が大量に盗まれる
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真庭市の津黒高原スキー場で側溝のふたとして使われていた鉄板が、大量に盗まれていたことが分かりました。警察が窃盗事件として捜査しています。鉄板が盗まれたのは真庭市蒜山下和にある津黒高原スキー場です。28日、スキー場を管理する宿泊施設の従業員がレストハウスの軒下に置いてあった鉄板230枚がなくなっているのに気づき、警察に通報しました。盗まれた鉄板はゲレンデの側溝のふたで、1枚の大きさが長さ122センチ、幅61センチで、重さは約15キロあります。スキーシーズンが終った先月末以降、軒下に重ねて保管していました。警察が窃盗事件として捜査しています。
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岡山市の津島公館、解体始まる
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交流の場として多くの市民に親しまれてきた岡山市の「津島公館」の解体工事が30日から始まりました。解体工事は、午前9時に納屋の部分から始まりました。津島公館は、元々この地域の庄屋だった安井家の邸宅で、約1600平方メートルの敷地に大正から昭和にかけて造られた純和風の母屋に、離れ、それに庭園などがあります。1979年に、安井家から岡山市に寄付され以来、会食や茶席など市民の交流の場としてピーク時は年間、約4000人が利用してきました。しかし、木造の家屋は至る所で老朽化が進み、改修にも約6000万円もの経費がかかる事から、岡山市が解体することを決めたものです。解体工事は、6月末に終了する予定で、跡地の利用策はまだ決まっていません。
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小学校で区名意向調査の応募用紙配布
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岡山市の政令指定都市移行で誕生する4つの区の名称を選ぶ、「区名意向調査」の応募用紙が、30日、岡山市の小学校で配布されました。岡山市の西大寺小学校では来年4月の政令市移行に伴い、これまでの住所に新しく区の名前が加わることが教諭から児童に説明されました。そして、家族と一緒に相談してどの区名が良いか選んでくださいと区名の候補が書かれた応募用紙が配られました。この取り組みは子供たちにも区名の選考に関心を持ってもらおうと岡山市が始めたもので、市内にある公立の小・中学校に通う約5万9千人に応募用紙が配られます。意向調査は、来月19日まで行われていて、市内在住の人であればはがきやファックス、市のホームページなどから応募することができます。
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