ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

ジャンル
サブジャンル

海外 パブリックニュース

小学生の集団レイプ、韓国社会に波紋広がる──半年で被害者50人から100人

4月30日22時52分配信 オーマイニュース


 韓国第4の都市と言われる大邱(テグ)で、小学生による年下児童への性的虐待やわいせつ行為が昨年11月から続いていることが分かった。被害者は50人から100人程度とみられる。

 4月30日に行われた「学校暴力・性暴行予防と治癒のための大邱市民社会共同対策委」(以下、共対委)の記者会見で明らかになった。

 韓国聯合ニュースによると、共対委は大邱教育庁で記者会見を開き、「昨年11月から大邱のある小学校で、わいせつな写真や雑誌などが教師の知らないところで密かに広がり、子供たちがわいせつ物に収録された行動を真似した」と発表した。

 最初は同性・同級生の間から始まったが、今年に入ってから年下の異性(下級生)に及んだ。場所も教室やグラウンドの裏側、さらに学校外の周辺の空き地などが使われたという。

 共対策は「抵抗する児童はムチで打たれた。また(性的虐待に)賛同しない児童は、イジメをうけた」と付け加えた。

 さらに韓国社会に衝撃を与えたのは、これらの行為に関して地域教育庁や該当する小学校の関係者らが知っていて目に見える措置を取らなかったことだ。

 事件が表面化したのは、21日に大邱達西区(タルソグ)のある中学校で起きた集団レイプ事件だった。学生A(13)など10人余りの集団が、9歳の女の子を含む小学生3人を集団でレイプし、被害者家族が大邱児童性暴行担当センターと警察に通報した。

 しかし、共対委はこの事件が起きる前に、このような性的虐待が行われていることを学校側や教育庁が知っていたと主張した。

 「このようなことが昨年11月から起きていることを彼ら(記者注:学校と教育庁)に報告した。しかし、適切な対策を取ってくれない。責任者は全員責任を負わなければならない」(共対委)

 これに関して当該学校と教育庁は、

「被害児童の立場を勘案して人権保護の次元で用心深く扱う必要があり、自ら調査を実施しようとした」(学校側)

「ここまでなるとは思わなかった。われわれの役割を果たせなくて申し訳なく思っている」(教育庁)

と話した。

(記者:朴 哲鉉/エムプロ)

【関連記事】
朴 哲鉉さんの他の記事を読む
【関連キーワード】
性的虐待

最終更新:4月30日22時58分

この記事は、市民記者メディアに登録された方々が書いたものです。

パブリックニュースとは?パブリックニュースとは?

  • ソーシャルブックマークへ投稿 0
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • みんトピに投稿
  • はてなブックマークに追加
  • newsingに投稿
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿
  • Choixにブックマーク
  • イザ!ブックマーク
ソーシャルブックマークとは

Yahoo!ニュース関連記事

主なニュースサイトで 大韓民国 の記事を読む
みんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます



提供RSS