台湾のチベット支援団体のメンバーら40人以上が30日、台北市内にある日本の在台代表機関に相当する交流協会前で、北京五輪聖火リレーで長野県警に逮捕・送検された台湾在住の亡命チベット人の釈放を求め、抗議デモを行った。
亡命チベット人は長野市内で26日、卓球の福原愛さんら聖火ランナーの列に飛び込んだタシィ・ツゥリン容疑者。
交流協会側に手渡された声明では、タシィ容疑者の行動は「平和な非暴力行為である」とし、拘置延長を決めた警察当局の対応に不満を表明した。(台北 長谷川周人)