「売れても占い商店街」を探訪 斉喜広一さん 聖火リレー、スタート変更や規模縮小の公算も 南瑠衣さん 老舗しょうゆ醸造メーカー、農政局の改善命令に反発 笠井隆宏さん 世界ブランドTSUKIJI(築地)の集客パワー 木舟周作さん 38年ぶりに山梨県を走ったSL、帰路に 勢芳明さん 「男が車道側」は神話? 熊谷直己さん 紅音ほたるさんインタビュー(上・下) 山本宏樹さん この週(4月12日~18日)は、良質なローカル記事が集まった週でした。笠井さんのしょうゆメーカーの記事は、JASの“形式基準”よりも、伝統的な品質管理の方を信頼する老舗の姿勢を示した好記事。東京系マスメディアでは目につきにくい、こういう地域ネタが全国区で読まれるのはオーマイならではと思います。 また、斉喜さんの大阪商店街の記事は、取材のプロセスをていねいに記しながら、商店街の魅力を引き出した好記事。「へー、今度大阪にいったら、寄ってみるか」と思わせる読み物でした。 一方、15日、編集部が長野近県の記者に取材依頼するよりも数時間前の段階で、すでに原稿が到着していたのが、南さんの長野聖火リレーに関する記事でした。善光寺と長野市役所にしっかり電話取材し、見事に、リレーのスタート地点になることにためらう善光寺の様子を伝えてくれました。 斉喜さんの商店街記事は、編集部員、市民記者編集委員双方の票を集め、一方、南さんの聖火リレー、山本さんの紅音ほたるさんインタビュー、笠井さんの老舗しょうゆメーカーの記事には編集部員の票が集まっていました。 いずれも好記事で迷うところですが、週間賞は、聖火リレーのスタート地点変更の公算が大きいことを、15日の段階で伝えてくれた南さんの記事にします(ちなみに、善光寺は、18日午前、出発地を辞退しました)。 自分の興味・関心時を世の中に伝えるのがCGMニュースの基本だと思いますが、同様に、世の中の読者の興味・関心事を上手に察知し、自分の耳・目を使って確かめてやろうと動く好奇心は、プロ、アマ問わず、記者活動の基本です。このフットワークの良さを評価します。南さん、おめでとうございます。(平野) 【その他の注目記事】 25周年を迎えた東京ディズニーリゾート 田中朋薫さん 「上り・下り」表記に見る中央意識 藤原文隆さん 『ビッグイシュー』販売ホームレス、路上に復活・札幌 矢橋潤一郎さん 50円送るのに手数料100円とは…… 矢本真人さん 今日もまた遅れる首都圏のJR 田中澄愛さん [写真]ぢるそば? 小牧みどりさん [写真]まちの景観を大切だと言うけれど 大谷憲史さん [写真]春の訪れをこの庭園で 三田典玄さん [動画]新学期、自転車に乗れない子供はいませんか? 高橋篤哉さん 【受賞記事の選考プロセス】 週間市民記者賞は、「論や意見よりも、事実を前面に出した記事」を優先し、以下のプロセスから選出されます。 (1)アクセス数やコメント、スライドなどで評価の高かった記事を抽出 (2)そこから編集部員と市民記者編集委員が、1人につき3本程度の記事を推薦 (3)その中から上位を選出し、編集長が受賞記事を決定し、講評 週間市民記者賞の受賞記者には特別原稿料として1万円を、その中から月間賞に選ばれた場合はさらに3万円を進呈します。
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