敬愛するアメリカ在住の日本人建築家A.Y.氏

と話をした。

氏いわく、日本の天皇家はユダヤの系統であるという。

伊勢神宮などは、ユダヤの神殿とその空間構成などが

そっくりであるという。

古事記の中に出てくる神話の話は、

旧約聖書の話と構造が同じものが多いという。

また、神道系の儀式も、

旧約聖書の中に出てくる儀式と構造が同じものが多いという。

古来からのわけのわからない日本語表現のなかにも、

ユダヤ起源と思しき表現が多いという。

ユダヤの中でも西ユダヤ人といわれるものは、

地中海東岸に拠点をおくが、

東ユダヤ人といわれるものは、

現在のカザフスタン系であり、

ロスチャイルドやロックフェラーはその系統であるという。

そうして、江上波夫氏の騎馬民族国家説などと合成されると、

中央アジアの騎馬民族から朝鮮半島を経て、

日本に至った天皇家は、

原住民系の出雲族などとの融和をはかり、

その様子が、古事記や日本書紀に描かれているという。

氏の所見のもとになっているのは、

日本語の文献もあるが、

主としてアメリカの英語の文献であるようである。

そうしたものが、

翻訳されて日本に大々的に紹介された様子はないが、

それは、多分、日本国内ではタブー視されている

内容を含んでいるからだと思われる。

そういえば、日本のマスメディアなどは、

放送禁止用語などが多く、

自由な発言を完全に許しているわけではない。

それだけではなく、日本人の会話では、

何となく、その場の雰囲気に合わない発言を嫌う

ということがあり、

自由な発言や会話がしにくい民族となっているように感じる。

きっと、アメリカなどでは、もっと自由な発言が許されていて、

本人の責任の下に、

自由な出版なども許されているのではないか

と想像できる。

日本皇室の祖先がユダヤ人であるかはともかく、

日本の国内には、自由な発想や発言をさまたげる

何かがあるように感じられた。

また、皇室の祖先がユダヤ人であるとすれば、

太平洋戦争のあと、日本を占領した

ユダヤ人の支配する国アメリカ合衆国が、

天皇家を温存したのは、

よく言われるように、天皇家への国民の崇拝を

日本の民主化に利用しただけではなく、

アメリカそのものが、ユダヤ系である天皇家を

守ったことがあったのかもしれない

とも考えられる。