2008年04月30日 更新

大食いクイーン・ギャル曽根自叙伝“太らない秘密教えます♪”

初の自叙伝を出版するギャル曽根。た〜くさんの食べ物に囲まれて満面の笑み

初の自叙伝を出版するギャル曽根。た〜くさんの食べ物に囲まれて満面の笑み

 大食いタレント、ギャル曽根(22)が初の自叙伝「ギャル曽根の大食いHappy道〜食べても食べても太らない〜」(講談社、1200円)を5月27日に発売することが29日、分かった。数々の大食い記録を残してきたが、同書では“食べても太らない”秘密を初公開。1日の体重の増減が最大11キロという驚異の体質から普段の生活まで、ベールに包まれていた謎を解明した。その中身とは−。

 なんで、あんなに食べられるの!? 緩めのウエストに悩むアナタなら、誰しも知りたいギャル曽根の秘密。初の自叙伝で明かされた。

 平成17年10月にテレビ初登場して以来、“大食い記録”を次々に樹立した。しかし、体格は1メートル62、45キロを維持。その“謎”を解くカギは、自身の体質にあった。同書によると、病院で検査を受けた結果、脂肪を燃焼させる褐色細胞が一般人より活発で、腸の動きを促進するビフィズス菌を体内に多く貯蓄していることが分かったという。

 さらに、1日密着リポートで驚がくの事実が発覚。トイレの“大”の回数は1日6回で、体重はなんと朝から最大11キロも増減していた。だが、翌朝には通常通りの体格に戻る。一般的に“やせの大食い”に多いとされる胃下垂ではなく、食べたものが吸収されずにそのまま外に出ていたのだ。

 そんな“特異体質”は子供時代から培われていた。家政婦付きの大豪邸のお嬢様として生まれながら、小学5年生の時に父親が多額の借金を抱えて離婚。母、姉、弟と貧乏生活を余儀なくされたものの、家族全員が大食いだけは富豪時代と変わらなかった。

 中学時代には、姉と食べ物が賞品になっているマラソン大会に出場し、米や高級牛肉などを次々とゲットしていたという。

 また、自身の恋愛観にも言及。彼氏いない歴は2年半で、最後の彼氏と別れた原因は大好物のチーズパンを勝手に食べられたからだったと、らしいエピソードも明かしている。

 自叙伝について、ギャル曽根は「今までの大切な思い出が、たくさん詰まったものになりました。いつも私の側にはおいしい食べ物があり、助けられてきました」とコメント。巻頭写真では、芸能活動で一切見せていない“すっぴん顔”も初披露。文字通り、すべてをさらけ出している。

ギャル曽根大食い記録列伝
★ラーメン13杯
★サーロインステーキ16皿
★牛 丼11杯
★オムライス 8皿
★す し184貫
☆お茶漬け43杯
【注】★は制限時間30分、☆は45分

■褐色細胞

 脂肪細胞は褐色細胞と白色細胞に分類され、食事などで摂取した余分なカロリーを蓄積するのが白色細胞。一方の褐色細胞は首や肩、心臓、腎臓の近くに存在し、白色細胞を燃焼させて余ったエネルギーを消費させる働きを持つ。一般的に脂肪細胞の中で褐色が占める割合は1%で、年齢とともに減少するといわれている。