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【社会】平安後期のサイコロ出土 太宰府の奥園遺跡2008年4月30日 夕刊
福岡県太宰府市の奥園遺跡で、平安時代後期(11−12世紀)の石製サイコロ1個のほか、すごろくの駒や碁石、おはじきなどに使われたとみられる小石の加工品約50個が見つかった。 遺跡は太宰府天満宮の南西約500メートルで、参道に続くとみられる幅約3メートルの道があり、掘っ立て小屋の跡や加工前の水晶の塊も出土。同市教育委員会は「遺跡は遊具職人の作業場だった可能性がある。天満宮に奉納したか、参詣する有力者に販売していたのではないか」とみている。 市教委によると、サイコロは一辺約1・1センチの立方体で滑石製。現代のサイコロは表裏両面の数の和が7だが、出土品は「6」の裏が「4」となるなど、数字の並び方が今とは違っていた。約50個の加工された小石は約0・8−2センチの大きさで、長石や緑色片岩、チャートなど素材も色もさまざまだった。 サイコロや小石は6月20日から7月21日まで、太宰府市文化ふれあい館で展示される。
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