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FNN(フジテレビ系)

ガソリン暫定税率引き上げを前に、最後の駆け込み需要のピーク

ガソリンの暫定税率が5月1日に引き上げられる見通しとなり、都内のガソリンスタンドでは、最後の駆け込み需要のピークを迎えている。
東京・世田谷区のスタンドでは、30日朝から給油に訪れる車が絶え間なく出入りし、12カ所の給油レーンは、常に埋まった状態になっている。
30日午前9時すぎから、スタンドに入りきらない車が車道に列を作り、中には、通勤前に立ち寄るサラリーマンの姿もあった。
利用者は「会社からも『きょう(30日)絶対に入れておけ』と言われた」、「あす(5月1日に)、ゴルフに行く予定があるんで、きょう中に入れておこうと」、「1目盛りしか減ってなかったけど、とりあえず入れに来た」などと話した。
シンエネ株式会社八幡山SSの佐藤所長は、「きのう(29日)と同じくらいの混雑を予想している。(客数は)通常の休日の2割増くらい。ギリギリで綱渡りでやっている状態」と話した。
また、従業員が残業や出勤時間を早めるなどして、対応しているという。
このガソリンスタンドでは、5月1日午前0時にガソリンの値上げに踏み切ることを決めている。
一方、石油元売り各社は対応に追われている。
「出光興産」では、30日のガソリンの受注が、2007年の同じ時期に比べて1.9倍になっていて、タンクローリーを早朝から稼働することなどで対応している。
石油元売り各社には、4割から8割程度ガソリンの受注が増えていて、安定供給するため、配送能力を1割から3割程度増やして対応している。

[30日12時2分更新]

Fuji News Network.


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