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ページ更新時間:2008年04月29日(火) 19時04分

ダンスで少子化対策?都内でイベント

社会3840271
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 将来の日本にとって大問題となるのが「少子化」。この少子化対策として、都内の公園でこんな催しが開かれました。
 東京練馬の公園。祝日の29日、家族連れでにぎわうこの場所にある集団が現われました。手と手を、つなぎ合う男女・・・男女の触れ合う機会を作ろうと、フォークダンスのイベントが開かれました。

 「国際ダンスデーフェスティバル」と銘打ったこのイベント。きょう、29日がユネスコの「ダンスの日」であることから開かれているものです。

 若い男女が見つめ合ったり、手と手を取り合ったりするフォークダンス・・・。なんと、このフォークダンスで少子化を食い止めようというのです。

 「このフォークダンスと少子化問題というのはイコールにあるんじゃないかなという風に思いますが」(主催者)

 これから生まれてくる赤ちゃんの数の推計、50年後には今の半分にまで割り込みます。こうした少子化の影響で、いま、日本の中では1日あたり345人が減少している計算。1時間に14.3人減っているのです。

 そこで、フォークダンス。

 「フォークダンスが一番のメインで、そういう出会いの場で結婚力もアップになり、少子化対策も解決されるのではないかなと考えております」(主催者)

 主催者側は、男女がフォークダンスを通じて知り合い、結婚することで子供が増えることを期待しているのです。

 フォークダンスをそばで見つめるカップルは・・・
 「すごくほほえましくて、自分も独身だったら飛んできていた」(男性)
 「少子化対策・・・ちょっと年配の方が多いので、出会いのきっかけにはどうなのかなと思いましたけど」(男性)

 ちなみに、このイベントについて事前に問い合わせて来た人のベスト3の1位は、いわゆる「アラフォー」と呼ばれる30代後半の女性たち。さらに20代後半の子供を持つ親が続き、残りはダンスが好きな人たちでした。

 人口減少にフォークダンスが歯止めをかけられるのか、結果はまだ先の事です。(29日17:27)

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