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環境・自然・科学

ロシア極東に宇宙基地 有人飛行18年に開始 10年着工(04/25 07:58)

 【モスクワ24日加藤雅毅】ロシアが極東アムール州で宇宙基地の建設に乗り出す。現在、ロシアは主に旧ソ連のカザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地を借りて人工衛星などを打ち上げているが、国内に新たな基地を確保して宇宙開発に力を注ぐ。「二〇一八年には月へ有人飛行を」との声も上がっている。

 ロシア紙などの報道によると、プーチン大統領が、先の安全保障会議で「領土内の宇宙基地の整備促進が必要。作業をただちに始めなければならない」と指示した。

 建設地はアムール州スボボドヌィ近郊で、基地の名称は「ボストーチヌィ」。かつて弾頭ミサイルの発射場だったが、軍縮により、近年は閉鎖も取りざたされていた。

 計画では、今後二年間で調査・設計を行い、一〇年着工。一五年にはテスト打ち上げ、一八年には有人飛行を始める。政府内には「有人飛行の最初の目的地は月になる」との見方もある。

 ロシアはバイコヌール基地を五〇年まで借りている。リース料は年間一億千五百万ドル(約百十八億円)で、打ち上げが失敗した際には補償金も支払う。両国の関係が悪化した場合、ロシアの宇宙開発戦略への影響が懸念されていた。

 旧ソ連時代からの歴史を誇るバイコヌール基地からは、世界初の人工衛星スプートニク1号や、ガガーリンが人類初の宇宙飛行を果たしたボストーク1号が打ち上げられた。ロシアは、有人飛行を「ボストーチヌィ」に移行させる方針だ。

 
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