2008年4月29日 17時28分更新
29日から長野市の中心街を色とりどりの花で飾る「善光寺花回廊」が始まりましたが、会場では準備したチューリップ4本が切りとられているのが見つかりました。
長野駅から善光寺にかけての中央通り周辺をおよそ20万本の花で彩る「善光寺花回廊」が29日から始まり、長野駅のコンコースでは関係者がテープにはさみを入れて開催を祝いました。
また、権堂商店街の広場には長野市の7つの小中学校の子どもたちが育てた花を飾った花壇が置かれ、通りがかった人が足を止めて色鮮やかな花を眺めていました。
一方で、西後町の時計店では、店の前に飾っていた5本のチューリップのうち4本が何者かに切り取られているのが見つかりました。チューリップは27日から28日の朝にかけて、根もとから刃物で切られたと見られるということです。
花を飾っていた時計店の女性は、「丁寧に育ててきたので、すごくショックです。どうしてこういう嫌がらせをするのか、気持がわかりません」と悲しそうに話していました。