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Full Text
2007年03月29日14時14分掲載

JR東日本はテロリストに乗っ取られたのか 反権力闘争の総会屋の顔 西岡研介(ジャーナリスト)


  「労働組合がどうしてNGOの会員になったり、市民運動の支援に乗り出してくるのですか?」。週刊現代に「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」と題した連載を半年間にわたって執筆してきた西岡研介氏をお招きするにあたって、JR総連が主だった市民運動団体やNGOなどにコミットしていることに対して、「心配はないのか」という問い合わせが幾つもAPCに寄せられた。一昨年のJR尼崎線の列車脱線事故以来、JR総連は、JRで多発している事故やトラブルが20年前の国鉄分割民営化に起因するのではないかという問い合わせや質問を極端に回避してきた。えん罪を訴える浦和電車区事件で被告とされた組合員の支援を呼びかけても、不当労働行為で20年間職場を追われている国労組合員1047名の支援を呼びかけたことは一度もない。松崎明顧問個人がハワイや軽井沢などに所有する別荘を「住宅」と呼び、高卒叩きあげで機関車運転手、労組専従をしてきた労組委員長が、どうして5000万円を蓄財できたのか、個人口座と組合口座との間の不自然な金の出し入れなどについての説明はなく、到底、社会通念上、受け入れられないことが多すぎる。執筆者、西岡研介氏への訴訟乱発も武富士が行った言論封殺を彷彿とさせる。こうした背景が西岡研介氏の執筆動機となった。そして、西岡氏の連載と講演から見え隠れしてくるのは、反権力闘争や市民運動に介在する総会屋としてのJR総連の姿なのである。(アジア記者クラブ通信)


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読者コメント


「浦和電車区事件」なるものは冤罪事件などではなく、被害者は退社に追い込まれたJR社員です。ここに書き込んでいるJR革マル・シンパの屁理屈は、本末転倒もはなはだしい。黒を白と言いくるめ、加害者が被害者だと世間に哀訴するとは、JR革マルらしい倒錯した心理です。

(2007/04/21 10:25)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704211025076



鉄ちゃんさん
重ねて書いて申し訳ありませんが、私は「革マル」「JR総連」どころか、むしろ日刊ベリタに近い立場にいる人間です。橋本勝さんだけでなく、日刊ベリタと浦和電車区事件の支援の双方にかかわっている人も何人か知っています。だからこそ先入観をなくすために、また周囲に過剰なダメージを与えないために、あえて匿名で書いてきました。いまとなってはどちらでも同じことですが。
遅くとも購読終了までには、何者か明らかにします。自分自身HPとブログを持っているので、必要であればこれ以上の批判やまとめはそこでやります。そのときには、鉄ちゃんさん、あなたは恥ずかしい思いをするに違いない。APC事務局氏も同じです。しかし、せめてこれまでのやりとりをすべて読んでからレスしてほしい。すでにあなたのレスは恥ずかしいレベルにある。

(2007/04/04 20:40)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704042040303



鉄ちゃん氏へ
あなたのような主張はすでに「疑似論理」としてAPCへの批判に含まれています。

>革マル派かJR総連か、その両方か知らないけど

根拠もなしにそういうことの言える読者のいるメディアって素晴らしいですね。せいぜい西岡氏の文章に満足しているんですね。

(2007/04/04 20:15)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704042015513



語るに落ちる、とはこのことですね。この遣り取りを見ていていて、革マル派かJR総連か、その両方か知らないけど、慌てふためいている姿もそうだけど、狼狽ぶりが滑稽ですよ。私はAPC事務局に軍配を上げるな。なぜ、国労組合員1047名が不当労働行為で解雇されていることに答えないの。それをAPC事務局は訊いているのじゃないの。時の権力と一体となって、革マル派率いる動労が組織維持のために国労潰しを行ったのじゃないの。中曽根がNHKで堂々と不当労働行為を公言し、「国労潰せば、総評を潰せる、総評を潰せば社会党を潰せる。だから国鉄を分割民営化した」と言ってるじゃないですか。これこそが犯罪ですよ。社会を後退させたのですよ。得意の責任転嫁と都合の悪いことにはフタをして逃げ回る姿は醜悪ですよ。

●国鉄分割民営20年(1) 「国家的払い込め詐欺」の実態が明らかに 借金の山は国民負担へ
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200702161310535
●国鉄分割民営20年(2) 効率的経営とJRの安全問題は両立するのか 事故が頻発する構造とは
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200702181034310

APCが指摘している記事(↑)をちゃんと読んで論破してみたらどうなの。批判にもなっていないよ。負け惜しみにしか見えないね。

鉄ちゃん

(2007/04/03 13:55)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704031355022



それでは、沈黙している日刊ベリタ編集部に質問です。
(1)これまで(APC事務局)と名乗る者とやりとりして来ましたが、私は最初から一貫して日刊ベリタの掲載方針や責任も問うてきました。にもかかわらず沈黙しているのはなぜですか。
(2)APCと日刊ベリタは別組織だとAPCは言っていますが、にもかかわらず、APCはあたかも日刊ベリタの代弁者のごとく振る舞うなど傍若無人ぶりが甚だしいのですが、これについてどう考えますか?
 また、 APCと日刊ベリタは組織ばかりでなく役割も全く別のはずです。日刊ベリタはジャーナリストの勉強会組織ではなく、浦和事件について何の知識のない読者もいるはずです。だからしつこく批判してきました。しかしこれまで批判してきた問題があり、冤罪事件を報道するなど問題を認識する立場にありながら、なぜなんら批判も注釈もなしにAPCの定例会を垂れ流しているのですか?日刊ベリタはAPCの御用機関ですか? 

(3)APCは西岡氏の講演を一般のインターネット新聞に配信して人権を侵害した責任を回避しています。このような態度にどのように対応しますか?
(ちなみに共同通信が配信した地方紙の人権侵害記事に対して、地方紙ばかりでなく、共同通信にも責任があるとの判例があります。)
http://news.livedoor.com/article/detail/1431743/
また日刊ベリタには報道の倫理基準は存在しないのですか?

(2007/04/02 22:55)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704022255171



>袴田事件等、他の記事については、掲載基準や掲載方針は、日刊ベリタ編集部が決めています。

あなた、日刊ベリタの立場の人間ではないのだろう? 何を日刊ベリタになりきって対応しているのか。

(2007/04/02 22:21)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704022221221



>袴田事件等、他の記事については、掲載基準や掲載方針は、日刊ベリタ編集部が決めています。

あなた、日刊ベリタの立場の人間ではないのだろう? 何を日刊ベリタになりきって対応しているのか。

(2007/04/02 22:03)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704022203291



>事故死や電車トラブルは国鉄時代より増加しているでは明らかという認識です。

他の民営鉄道の事故は調べたのか? 公営だった旧営団地下鉄も死亡事故を起こしているが? 電車トラブルって何? 安全や死亡事故とは関係ないトラブルもいくつもあると思うが?

こんな視野狭窄なことを言っているから笑われるのだ。

(2007/04/02 21:57)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704022157351



APCへのこれ以上の質問・意見はばからしいのでやめておきますが、私ははじめから一貫して掲載したベリタの責任をも問うているにもかかわらず、何の反応もありません。それがこれ以上購読をしない理由です。
西岡氏の文章を載せるなも改変しろとも一言も言っていない。補足があってしかるべきだと言っている。ベリタも含めそれもしないから「垂れ流し」と言っています。ジャーナリストなら日本語をきちんと読みなさい。ここはジャーナリストとのお勉強の場ではない。何の背景知識もない読者もいるだろうということです。
当たり散らしているのはAPC事務局ことあなたのほうでしょう。一人で対応しているようだが、ここでのあなたの当たり散らしは人権擁護や冤罪支援の人々も読んでいる。コメント欄は誰でも読めますからね。
冤罪支援にもいろいろな政治的背景をもったひとが来ているが、皆、人権擁護という最低限の原則の守るためにやっている。それさえゆるされない公判中の被告人に対する犯人視・有罪視を西岡氏がやり、あなたが黙認している。推定無罪原則に対す明らかな違法行為です。

「週刊金曜日」や「創」にもおかしな記事が載ることはあったが、あなたの対応も含めて、これほど確信犯的にひどいのは、10年みているが初めてだ。いまどき「タブーに挑戦」などと、言論人としての見識が低すぎる。

(2007/04/02 21:20)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704022120591



ひとつはっきり言っておきますが、西岡研介さんにも言論・表現の自由があります。あなたが西岡氏を批判する権利があるのと同様に、どんなに同意できない内容であれ、腹が立つ内容であれ、自己の見解を述べる権利は保障されなければならないと考えています。もちろん、発言に関わる責任も負うことは当然です。今回は、西岡氏への公安の手先、公安情報をそのままではないか、という批判を中心に、連載執筆の動機などを余すことなく語っていただくという企画です。「断りを入れないのか」も含め、主催者側の方針です。

これは定例会当日、JR総連側の反論の場も必要に応じて設けることを説明しているように、垂れ流しを意図しているのではありません。西岡氏のスタンスは、自分は書いたもので表現しているので、それを読んでくれ。(基本的に)ネットで遣り取りしたり、対談したりするつもとはない、という立場です。この対応の仕方の良し悪しは別にして、まずは、西岡氏の見解にじっくりと耳を傾けるのが今回の目的です。「えん罪JR浦和電車区事件を支援する会」のコメントも掲載直後に見ています。橋本勝さんのカットが掲載されていることも承知しています。

要望があれば、APC通信に限っては次号以降で、反論や批判の頁を提供します。日刊ベリタに反論を掲載したければ、日刊ベリタ編集部に要望すればいかがですか。削除云々も書いていますが、このサイトの運営主体は、日刊ベリタであってAPCではありません。ちなみに、定例会等の催事広告の掲載料もAPCは、日刊ベリタに支払っています。

こちらも何度もいいますが、APC内にも西岡氏への厳しい批判はあります。お分かりのように、陸上自衛隊からイラクに派遣されていた佐藤一等陸佐(今度の参院選に立候補するらしいですが)をゲストに招いたからと言って、APCが政府・自民党の立場を代弁しているのではなく、彼は政府見解を述べている分けですが、そこで参加者(後に読者)が議論なり反論をすればいい分けで、その機会を設けたことに意味があったと考えています。この基本的スタンスは変わりません。ただ、人権問題が関わる場合は、ご指摘のように一層の配慮は必要になります。

「革マル派」か否かですが、大なり小なり各人ばらつきはありますが、疑念をもっている人が多いと思いますが、それを批判する人もいます。これも思想信条の自由です。

疑念を持ったりする最たる理由として存在するので、国鉄分割民営化の問題を挙げているのです。国労であろうが無かろうが、労働者が不当労働行為で20年間も職を追われていて、何も感じないのでしょうか。国労潰しに加担した組合に所属していて何も考えないのだろうかという意見があります。強制力のある国家権力と一体となっていた団体が、今度は、強制力のある国家権力と闘っている、どういう経緯があったのかと考える人がいても不思議ではないと考えます。明確な説明がない限り、人権の使い分けがあると見られても仕方がないと思います。説明すれば済むのではないですか。

「一点突破」への反論は、日刊ベリタ(↓)にも掲載されていますが、週刊金曜日など幾つかの媒体で立山学さんらが指摘しています。事故死や電車トラブルは国鉄時代より増加しているでは明らかという認識です。

●国鉄分割民営20年(1) 「国家的払い込め詐欺」の実態が明らかに 借金の山は国民負担へ
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200702161310535
●国鉄分割民営20年(2) 効率的経営とJRの安全問題は両立するのか 事故が頻発する構造とは
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200702181034310

「監視し人権を侵害してでも徹底的に取り締まって、弾圧していく」が争点になるのは承知しています。西岡氏の真価が問われるポイントです。ですから敢えて、APCでは決め付けていません。反論の機会はあるのですから、あなたやJR総連側が具体的に反証すればいいことだと考えています。

袴田事件等、他の記事については、掲載基準や掲載方針は、日刊ベリタ編集部が決めています。当り散らすのではなく、疑問があるのならば、それを編集長や編集部にぶつけたらいかがですか。(APC事務局)

(2007/04/02 12:51)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704021251021



改めて言及することでもありませんが、頭の固いAPC事務局向けに補足します。
「今回の定例会は、浦和電車区事件をテーマにしているのではありません」などと言っていますが、会を企画した時点ではそうでも、西岡氏のほうはそれを講演で、JR東労組による組合員「弾圧」の例として、最重要なテーマの説明に用いています。すなわちそれ自体テーマの一つであり、また最重要テーマに必要不可欠な構成要件となっています。
また「浦和電車区事件を支援する会」のHPにもあるように、それが他ならぬ冤罪事件のテーマでもあり、西岡氏=公安=検察と真っ向から対立しているわけです。
従って、日刊ベリタに掲載する時点では、浦和電車区事件をテーマではないということは【絶対に】ありえません。
しかもそれは裁判になっており、双方が対立しています。私へのコメントを読む限り、APC事務局は公判の内容をかなり知っているように思えます。それを知りながら、西岡氏の一方的な主張を、なんら読者に解説することなく垂れ流しにしたAPCと日刊ベリタの責任は重大で、人権侵害と考えます。
いくらAPCが「JR東労組=革マル派」のイメージに従って西岡氏に対する非難を回避しようが、JR東労組の「手段を選ばない行為」の重要な根拠となっているのが浦和電車区事件であることは間違いありません。そして、この事件を冤罪とみれば、その「手段を選ばない行為」とやらの根本が崩壊し、むしろ西岡氏こそ目的のために手段を選ばない、捜査のためなら人権侵害もOKの御用ジャーナリストだということがはっきりします。
今後も購読期間は残っていますので、この問題における西岡氏、APC、日刊ベリタの動向はウォッチし、しかるべきところで責任を追及します。それにしても、よく袴田事件の記事を臆面もなく掲載できるものだ。

(2007/04/02 03:53)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704020353481



さらにもう一つ、「えん罪JR浦和電車区事件を支援する会」のリンクを張っておきます。トップページには西岡氏の講演に対する批判もあります。
http://www.support344.org/
リンクやコメントを消さないでください。
あれ、どこかで見たことのある雰囲気の絵が・・・橋本勝さんの絵でしたか。ベリタにも描いていますよね。「公安の 情報で書く 御用ジャーナリスト」だそうです。誰のことでしょうか。

(2007/04/02 01:02)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704020102541



APCが許せないことをもう一つ。
浦和電車区事件に対してあくまでも執拗に「革マル派」をぶつけてくるのは、結局、あなた方が浦和電車区事件の被害者を「革マル派」とみているからではないですか? 違いますか?

「JRの安全性に関わる原則と事実について検証する必要性がある」といいながら、本音は違うところにあるのではないですか? もし安全性というのであれば、技術的なものも含めて様々な要因を多角的に分析する必要があるはずですが、全然そうしているように見えません。これまでもベリタの記事を読んでいますが、安全性低下←分割民営化ばかり。これこそ、(懐疑派)とかいう人が言った「一点突破」ではないですか?

何度も強調しますが、「監視し人権を侵害してでも徹底的に取り締まって、弾圧していく」というところに、西岡氏の立場が凝縮されていると思います。断りを入れる条件で、講演でこういう発言があったからと載せるなら仕様がないでしょう。なぜその「断りを入れる」ということができないのですか?

JRの従業員や組合員には申し訳ないが、会社や組合は退職・脱退することができます。JRには乗らないという選択も可能です。しかし日本人をやめることができますか? 「監視し人権を侵害してでも徹底的に取り締まって、弾圧していく」のが当たり前だと「ジャーナリスト」が平気で主張し、現にそれを国家権力が実現している国の国民をやめることができますか? 別の国籍をとることはできるでしょう。しかし、それでも依然として日本語圏の社会の構成員であるわけです。

 JRもほとんど国家機関に近いですが、国鉄時代から一つの機関です。国家そのものとは違う。国家はJRと比較にならないほどの強制力を持っている。それが如実に表れているのが浦和電車区事件。国家は他の組織とは別格の強制力があるという基本的な認識を忘れて何を言っているのか。左翼の一番だめなところが今回現れている。

私はもうベリタの購読を更新しないわけですが、どうか安倍首相といっしょに「恥ずかしい国」づくりに荷担しないでください。

(2007/04/02 00:28)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704020028081



何も分かっていないようなので、もう一度書きます。

>「革マル派を持ち出せば、人権侵害も含むあらゆる主張や行動が正当化できるようですね」とのことですが、革マル派に限らずとも、殺人や暴行行為、脅迫や盗聴など手段を選ばない行為こそが、最大の人権侵害ではないのでしょうか

ですから、ある人権侵害を持ち出せば、他の人権侵害が正当化されるのですか? Aを問うているときにBを持ち出してAを正当化できますか? まるで従軍慰安婦問題における日本のいわゆる「ネット右翼」と同じ言い草ではありませんか。次のブログの記事の特に一番下を読んで、頭を冷やしてください。
http://d.hatena.ne.jp/hagakurekakugo/20070329/p2
このブログで引用されている2ちゃんねる投稿の言い方で言えば、
『あのさあ、事件のでっち上げや「監視し人権を侵害してでも徹底的に取り締まって、弾圧していく」という発言に 対して、「殺人や暴行行為、脅迫や盗聴など手段を選ばない行為」やらの「事実」で反論しないほうがいいよ。大自爆なのわからない?』

ちなみに私は革マル派などを正当化しているつもりは全然ありません。革マル派がどうのこうのというのは別に「タブー」でも何でもなく自明なことであって、新聞を読んでいれば中学生にも気がつく程度だから言及する必要がないと考えているだけです。

いつまでもこんな疑似論理で読者を満足させようとしているから、ネット右翼などに揚げ足をとられるのです。先ほどのブログ主のように、2ちゃんねらーやネット右翼さえ、もうそんなものを卒業しようとしているのに。

したがって、「西岡氏が触れた革マル派の行為と対になる発言として」載せたというAPCや日刊ベリタも同罪です。まともな人権感覚の読者が読めば、毒蛇が別の毒蛇にかみついているようにしか思えません。恵庭冤罪事件の連載も中止して、「人権侵害に対しては人権を侵害してでもタブーに挑戦するメディア」をうたい文句にしてはどうですか? あきれましたので、日刊ベリタの購読は今回限りで終わらせていただきます。

以上です。

(2007/04/01 19:50)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704011950460



タブー云々も、揚げ足取りのようにしか聞こえないのですが、APC定例会は120回を超えています。ジャーナリズムを面白くしようとの趣旨で、雑誌やマスメディアに登場しない人物やテーマを幾つも取り上げてきました。APC通信のバックナバーや最近4年分ならHPでも確認できます。事務局も何代かに引き継がれ、当たり外れはあったものの、限られた資源の中でタブーに挑戦してきました。西山太吉さんを2回お招きした沖縄密約についても同じです。フリーランサーや企業内ジャーナリスト、その他の職業についているメンバーで討議して決定してきました。ゲストを依頼して断られた方も大勢います。
http://apc.cup.com

今回の定例会は、浦和電車区事件をテーマにしているのではありません。これは案内文で告知した通りです。「JRの労組やそれらの党派性」を問題にしているのでもありません。JRの安全性に関わる原則と事実について検証する必要性があると述べているのです。不当労働行為で1047名が20年間も街頭に放り出されていることは、人権問題ではないのでしょうか。それを権力と一体となって行ったのは、権力と対峙しているという今のJR総連です。その一連の経緯と西岡氏の提起との関連性の有無を検証するのが目的だと述べました。

ただ、同事件については、避けては通れない問題だとの認識です。また西岡氏も同事件に講演でも触れていますので、一番最初の投稿があった時点で、西岡氏に質問への説明を求めていますが、回答はまだです。西岡氏の証言や説明に「根拠がなければ」と先の回答で述べましたが、この点については、正確には留保しています。

「革マル派を持ち出せば、人権侵害も含むあらゆる主張や行動が正当化できるようですね」とのことですが、革マル派に限らずとも、殺人や暴行行為、脅迫や盗聴など手段を選ばない行為こそが、最大の人権侵害ではないのでしょうか。ご指摘の西岡さんの発言については不穏当との認識もありましたが、西岡氏が触れた革マル派の行為と対になる発言として、臨場感そのままに掲載した経緯があります。

テロリストや革マル派という言葉が突出していますが、政党でいえば日本共産党から新左翼諸党派、市民運動まで、戦後日本の社会運動史にこうした汚点、言い換えれば党派や政治組織、組合のご都合主義や便宜主義があったからこそ、運動が停滞し、それがまた民主主義の信用を失墜させてきた理由の一端ではないのかという仮説から、今回の主催側のテーマ設定は始まっています。

APC事務局も企画・主催した責任は共有しますが、この後の議論は、西岡さんと直接、公開でも非公開でもなさる方が生産的かと思います。できれば前者を希望しますが。(APC事務局)

(2007/04/01 01:18)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200704010118020



タブーに挑戦?

「週刊文春」の経緯は知っていますが、結果事実として、コンビニで買える雑誌に載ったではないですか。そもそもそういうのにも載らない事実は浦和電車区事件ばかりでなくマスコミが荷担した冤罪事件などいくつもあるではないですか。そういうものはタブーではないのですか? マスコミやジャーナリストがタブーといっているものだけがタブーなのですか?

あなた方は、二言目には革マル派がどうのこうのとかいいますね。冤罪関連でいえば、神戸児童連続殺傷事件に彼らが介入したのは有名です。彼らの謀略主義はばかげており、事件の真相究明にはプラスにはなりませんでした。しかし、この事件に関する重要な事実は革マル派が介入したということですか? 重要なのはあくまでも事件に関する事実です。マスコミは捜査段階では警察・検察のリークを一方的に垂れ流し、それらが真実に適合しない追及されると今度は革マル派を挙げて視点をそらしましたね。視点をそらした・そらされた側は革マル派の関与を理由に免責されるのですか?

浦和電車区事件でお困りのようですね? 一つがでっち上げなら、他の事件についても疑わなければなりませんからね。西岡氏は「犯人はわかっていない」という事件について、あたかも革マル派、JR総連が関与しているかのような文脈で語っています。とんでもないことです。一般刑事事件に関する言及なら明らかに「報道被害」といえるものです。

革マル派を持ち出せば、人権侵害も含むあらゆる主張や行動が正当化できるようですね。まるで公安当局のようです。西岡氏は「おまわりさんとして彼らを治安を乱すものとして、監視し人権を侵害してでも徹底的に取り締まって、弾圧していくのはおまわりさんの仕事」と平気でのたまっています。捜査の可視化が議論されているときに、何を時代錯誤のことを言っているのですか。そういう言論を何の批判的補足もなしに載せておいて、何が「JR東日本や労組が・・・言論の場ではなく、文春の報道に圧力を加えて、思想・表現の自由を奪うことが問題」ですか。

そろそろこのあたりで批判はやめておこうと思います。国労を支持したければしてください。私はJRの労組やそれらの党派性にはほとんど関心がありませんのでそれについては非難も擁護もしません。しかし言論の目的・手段・効果がちぐはぐです。国鉄分割民営化の最大の理由がテロリズムなら別ですが。

(2007/03/31 22:22)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703312222406



APC定例会の企画は、APC運営委員会で決定しています。日刊ベリタは別組織で、決定過程には一切関わっていませんので、その点をまずお断りしておきます。

【政治・思想団体の影響を外部から全く受けない真空のような社会運動や組織は存在するのですか?】
この問いだけに答えるのならば、存在しないと思います。
西岡さんにしても、APC事務局にしても、思想・良心の自由を問題にしているのではありません。この自由は憲法に保障されている通りです。外部から影響を受けているのか否かを問題にしているのでもありません。

むしろ、今回の場合でいうと、JR東日本や労組が、言論の場ではなく、文春の報道に圧力を加えて、思想・表現の自由を奪うことが問題だと考えています。JR東日本の線路破断を取材した大手紙の記者が、JR東日本が広告の大手スポンサーなので掲載できないとボツになされたことも現にあったわけです。広告によるメディア支配の問題です。

しかも、革マル派は、ウチゲバに代表されるように、殺人も含め、中核派と血みどろの抗争を繰り返してきた団体です。暴力的かつ排除の論理が強い党派のひとつです。そうした団体が、もし公共輸送を担う鉄道会社とその巨大な労働組合に影響を及ぼしているのならば、現にそうした内部告発も相次いでいるわけですので、なぜ左翼が当局と一体となって20年前に、国鉄分割民営化に賛成しただけでなく、国労潰しに走ったのかも含めて、今回、検証したかったのがAPCの意図するところでした。マスメディアの中でタブーになっていることもテーマにした理由のひとつになっています。

繰り返しますと、【思想・良心の自由の観点で、「特定の」思想を持つかどうかを検査】することを目的にしていません。【排除できるとする妥当性は何ですか?】についても、排除することも目的ではありませんし、考えたこともありません。同様に妥当性があるとも思っていません。

ひとつはっきり言えることは、西岡さんは「筋目」という言葉を使っていましたが、多くの疑惑が不信を生んでいることです。社会運動全体への影響もあるのではないかと思うくらいです。労組が本来の労働運動に専心していれば問題ないのですが、別の政治的意図が働いて利用しているのならば、問題にする意味はあると考えます。そうした仮説を立て、タブーに挑戦するひとりジャーナリストが取材して連載したのならば、論争的テーマをAPCが設定する価値はあると思った次第です。

最後に、浦和電車区事件については、必ずしも、西岡さんとAPC事務局が一致しているわけではありません。被告の何人かの人とも会っていますし、事件の概要も把握しています。定例会当日も申しましたように、検証が必要なテーマのひとつだと考えています。定例会のテーマになることも十分にありえます。(APC事務局)

(2007/03/31 16:28)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703311628176



もう一つ、APCに対する疑問です。
『市民運動をはじめとした社会運動に特定の政治団体、思想団体が公然と非公然を使い分けて活動することの影響を検証することが目的です』
という言及ですが、(サッカー日本代表のオシム監督流にいえば)おっしゃっている意味がよく分かりません。

政治・思想団体の影響を外部から全く受けない真空のような社会運動や組織は存在するのですか? APCや日刊ベリタがもしそのような集団だと主張するのであれば、それをどのように客観的に保証しうるのですか? 思想・良心の自由の観点で、「特定の」思想を持つかどうかを検査し、排除できるとする妥当性は何ですか?

(2007/03/31 12:16)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703311216516



下のコメントに補足。
『左翼だから、右翼だから、オウムだから、反戦運動だから「・・・」が許される。』

『相手が左翼だから、右翼だから、オウムだから、反戦運動だから「・・・」するのが許される。』

(2007/03/30 23:19)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703302319075



ずいぶん早いレスですね・・・

まずAPC事務局さんへ。まず私の基本的主張は、どこかの組織に所属している事をもってして、人権に関する基準を変えていいのかということ。

 浦和電車区事件の被害者は「JR総連」ではなく「JR総連組合員」です。特定の組織を追及するあまり、組織の一員である前に人であり、人である以上、差別・区別なく擁護される基準があるという観点を忘れていませんか?

 『公安の介入をみすみす許した責任はないのでしょうか』などという追及は個々の被害者にとっては関係のないことでしょう。冤罪被害者について、誰がどこに属しているからというような口実で、いちいち被害者の落ち度を追及するのですか?

そもそも浦和電車区事件の問題点の重要な一つは、被害者の一人が「革マル派」であるかのようにいわれ、報道されたこと(問題を裁判の争点に矮小化しないでください)。週刊誌ばかりでなく日経を除く主要各紙がすべて書いています。本人が強く否定し、しかも何の根拠も裏付けもないことです。それでは彼に関する虚報・偽情報は一体どこからもたらされたのか。虚報に対して、マスコミ各社は法的なものも含めどう責任をとってきたのか。まさしくこれはジャーナリズムの問題です。「是々非々」というのなら、そういう追及も「是非」してください。

次に2番の目のレスに対してですが、浦和電車区事件に見て見ぬふりと指摘すればJR総連の擁護者になるのですか。おもしろい人ですね。だから、せいぜい「一点突破」にしか見えないのでしょう。左翼だから、右翼だから、オウムだから、反戦運動だから「・・・」が許される。そういうのばかりではないですか。党派性を批判している人たちが党派的であるというのは、一体どういう事ですか?

(2007/03/30 22:49)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703302249465



最初の方に申し上げます。「闘う相手が国家権力であるのか」が重要とのことですが、革マル派に限らず、中核派や新左翼諸党派も「反権力」をスローガンにしてきたわけです。国鉄闘争支援を名目にした中核派による1985年の国鉄「浅草橋」駅焼き討ちなどは、むしろ逆効果で反革命的であった最たる例だと思いますが、ここまで稚拙ではないものの、「姿勢」だけで「本質」を問えるのでしょうか。JR総連が、国鉄分割民営化とJRの安全性の関係からの問いかけに逃げ回っているようでは、「闘う相手が国家権力」もしれているのではないでしょうか。JR総連こそが、西岡氏の論点を浦和電車区事件だけの一点突破ではなく、全面論破されてはいかがですか。

そうでない限り、JR東労組やJR総連の反権力の姿勢は、革マル派による組織維持のためのポーズにしか見えないのですが。JR総連=革マル派の生き残り戦略ではないのでしょうか。その意味で、「総会屋」とは言いえて妙な表現だと思いました。(懐疑派)

(2007/03/30 12:14)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703301214565



JR総連の見解では、ほぼ浦和電車区事件に絞って西岡氏を公安の手先のように批判しています。検察の捜査のお粗末さもJR総連が指摘している通り事実ですが、公安の介入をみすみす許した責任はないのでしょうか。この事件に限っては、国家権力を相手にJR総連が闘っているのは事実ですが、20年前の国鉄分割民営化では、闘わなければいけないはずの国家権力と一緒になって国労潰し走ったのは、国鉄内でも革マル派の牙城と言われていた松崎明氏率いる動労(現JR総連)です。機を見るに敏なりと見られても仕方がないと思います。浦和電車区事件での最大の争点は、組合だけでなく会社まで辞めさせられたという証言が「真っ赤な嘘(偽証)」であるか否かです。西岡氏は本人から取材した証言を証拠としていますが、作り話だとすると、「かなりの役者」だと思いますが、この点を明らかにできれば、西岡氏の根拠が崩れます。「見て見ぬふりか」とのお尋ねには、上記の講演の中でお話しているのが、西岡氏の立場です。それ以上は、ご本人にお答えいただくしかありません。

この企画を立てたアジア記者クラブ(APC)の狙いは、浦和電車区事件だけでなく、JR東日本と革マル派の関係、国鉄分割民営化との関係、市民運動をはじめとした社会運動に特定の政治団体、思想団体が公然と非公然を使い分けて活動することの影響を検証することが目的です。是々非々で臨むことを原則としています。(APC事務局)  

(2007/03/30 08:16)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703300816255



一方で、JR東労組組合員に対する浦和電車区事件などの冤罪・弾圧事件もあるわけだが、それには西岡氏は見て見ぬふりですか?
そういう姿勢で、『岡留は「権力者ではないから、悪いことしていてもやる必要ない」と言う事があった。それですごくもめたのを覚えている。それは違うだろと思う』などと偉そうなことを主張してはいけない。闘う相手が国家権力であるのか、そうではないのかは非常に重要。西山裁判でもそこのところが問われているのではないですか?

(2007/03/30 00:16)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384#200703300016435






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