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【国際】ラサ暴動で僧侶に無期懲役 中国、計30人に初判決2008年4月29日 22時30分 【北京29日共同】新華社電によると、先月の中国チベット自治区ラサでの暴動にかかわったとして、ラサの裁判所は29日、政府庁舎襲撃を扇動したとされるチベット仏教の僧侶1人を無期懲役にするなど、計30人に実刑判決を言い渡した。中国の通信社、中国新聞社によると、ラサ暴動に関する判決は初めて。 暴動から約1カ月半で早々に僧侶を厳罰に処すことで、暴動はチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世側が画策した暴力行為だと、国内外にあらためて強調する思惑があるとみられる。 この僧侶は、別の5人の僧侶を含む計10人を扇動し、政府庁舎を襲撃したほか、11の店を略奪して放火、さらに複数の警官を襲ったとされる。5人の僧侶のうち2人は懲役20年、3人は懲役15年の刑。 また不動産会社の運転手1人も、警察署を襲撃したほか、消防士を襲ったとして無期懲役となった。同日判決を受けた30人のうち最も軽い刑でも懲役3年だった。
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