最新記事一覧
死亡者、神奈川が全国最多/春の交通安全期間中
春の全国交通安全運動期間中(六~十五日)の県内交通事故死者数が全国最多の九人だったことが、県警のまとめで分かった。運動期間中、飲酒運転撲滅を重点対策の一つに掲げていたが、死者の半数以上の五人が飲酒絡みの事故。全国的に減少傾向が続く中、特に飲酒絡みの死亡事故が県内で数多く発生した。
厚木市内で六日夜、軽ワゴン車が街路樹に衝突した事故では、運転手の男性(24)と助手席の男性(20)が死亡。同乗していた四人が重傷を負った。花見帰りで飲酒していた可能性が高いという。
川崎市多摩区で十四日夜に乗用車がガードレールに衝突した事故でも、死亡した男性運転手(50)が飲酒していたとみられる。このほか、横浜市瀬谷区と相模原市で、飲酒後に路上で寝込んでいた男性計二人が車にひかれ死亡した。
期間中に発生した人身事故千百四十二件のうち、飲酒運転の事故総数は三件しかなかったが、うち二件が死亡事故。県警交通総務課は「飲酒運転が死亡事故につながる可能性が極めて高いことを表した結果となった」と話す。
今年全体でみると、四月十七日現在の死者数は五十四人で、昨年同期比十九人減となっている。
このエントリーへのトラックバックURL:この記事はトラックバックを許可していません。
投稿したコメントの修正、削除をしたい場合は、こちらからお願いします。