農林水産省は、秋田県の十和田湖畔で死んでいた白鳥から鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表し、周辺の養鶏場に注意を呼びかけています。
農水省によると、秋田県の十和田湖畔で今月21日、死んでいた白鳥3羽と衰弱した白鳥1羽を回収し、簡易検査でインフルエンザウイルスに感染しているとみられたため、茨城県つくば市の動物衛生研究所に移して検査しました。
27日夜になって「H5亜型」に分類される鳥インフルエンザウイルスであることがわかり、病原性の強い「H5N1型」かどうかなど、さらに調べています。
周辺で他に野鳥などが死んでいるという情報はありませんが、農水省は、秋田・青森・岩手の各県に養鶏場への緊急指導を要請しました。(28日14:38)