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分娩を再開/相模原協同病院
- 子育て・教育
- 2008/04/29
相模協同病院(相模原市橋本二丁目)は二十九日までに、休止している産科を十一月から再開することを決めた。分娩も実施する。婦人科外来は四月から再開している。
同病院の産婦人科は相模原市北部の周産期医療の拠点だったが、医師不足を理由に二〇〇六年四月から診療を休止していた。
全国的な産科医不足の中で、四月から常勤医一人を採用。さらに五月から非常勤医一人の勤務が決まった。十一月までに常勤医二人と非常勤医二人の計四人が確保できる見通しとなったことから、再開を決めた。
今後、産婦人科病棟の改装工事に着手。病床数は休止前の三十三床から二十二床に減少させるが、「母子同室」を基本とした病室に変えるという。分娩取扱数は月三十件を見込んでいる。
高野靖悟院長は「ようやく地域の要望に応えることができほっとしている」とコメントしている。
相模原協同病院の分娩再開で、相模原市内で分娩を行う医療機関は病院七カ所、診療所六カ所、助産所五カ所となる。
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