2008年4月29日 10時14分更新
ロサンゼルスオリンピックの体操の金メダリスト、森末慎二さんが28日母校の岡山市の中学校で講演し、子どもたちに夢を持って生活を送るよう呼びかけました。
森末慎二さんは、東京オリンピックの平成28年の開催を目指して機運を盛り上げていこうと28日、岡山市にある母校の石井中学校を訪れました。
生徒たちの吹奏楽の演奏に迎えられて会場に入った森末さんは、全校生徒を前に、オリンピックと夢をテーマに講演しました。
このなかで森末さんは中学生の時、テレビで月面宙返りをする選手の姿を見て感動し、翌日、学校の鉄棒で同じ技に挑戦して失敗したエピソードなどをユーモアを交えて紹介しました。
そのうえで森末さんは、「子どものころからオリンピックに出るのが夢で、厳しい練習の末に金メダルをとることができました。みなさんも夢を持って、がんばってください」と呼びかけていました。
講演を聞いた男子生徒は、「夢を持つことの大切さがよくわかりました。将来は、バドミントンの選手になりたいです」と話していました。