水戸で白鳥など21羽死ぬ、殴られた痕
日本三名園の一つ、水戸の偕楽園のそばにある湖で、先月から白鳥や黒鳥があわせて21羽死んでいるのが見つかりました。頭を殴られたり、首を折られたりした痕があり、警察は捜査を始めました。 無残な姿のまま力なく横たわる7羽の白鳥と黒鳥・・・。7羽の姿が見つかったのは28日午前5時半ごろ・・・。7羽には、いずれも頭を殴られたり、首を折られたりしたような痕がありました。 「どれも殴られているというか、頭に裂傷があったから」(現場に立ち会った人は) 「日本三名園」の一つで梅の名所としても知られる水戸・偕楽園。そのそばの湖には120羽の白鳥や黒鳥がいると言いますが、美しくもあり、また、かわいらしくもあるその姿は訪れる人たちの目を楽しませていました。 実はこの場所では、10日ほど前にも白鳥と黒鳥5羽の死骸が見つかり、先月からあわせると21羽の死骸が見つかっています。 「成鳥が5羽とかまとめて殺されたのは初めてじゃないですか」(公園の管理人は) 湖の脇にある鳥の巣では、守ってくれる親鳥を無くした卵が無残に壊されていました。警察は、何者かが鈍器のようなもので殴ったり、首を折ったりしたとみて、動物愛護法違反の疑いで捜査しています。(28日17:01)
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