在職中に積み立てた厚生年金の保険料を退職時に一時金として受け取る脱退手当金について、総務省の年金記録確認第三者委員会に「受け取っていない」と申し立てた人の99%が女性であることが28日、わかった。民主党の厚生労働・総務部門合同会議で同省が明らかにした。
申し立ては約1600件あった。主張の多くは結婚や出産で退職した時に一時金をもらっていないのに、社会保険庁には支給記録があるという内容。本人が受け取っていないことを証明するのは難しいのが実情だ。年金確認委は28日までに8件の記録訂正を認めている。(00:20)