27日午後8時ごろ、福岡県太宰府市五条2丁目の産婦人科病院駐車場に、生後間もない女の赤ちゃんが置き去りにされているのを、病院の女性看護師が見つけた。赤ちゃんは命に別条はなく、筑紫野署が保護責任者遺棄容疑で調べている。
同署によると、赤ちゃんは体重約2070グラムで、生後12時間程度。この病院で生まれた新生児ではなく、へその緒を切って輪ゴムでとめてあったという。裸に3枚のバスタオルで包まれ、青色のプラスチックケースに入れられていた。
見舞客の男性が夜間通用口から出たところ、赤ちゃんの泣き声が聞こえ、看護師に連絡。赤ちゃんは、同病院で保護されている。
=2008/04/28付 西日本新聞朝刊=