ロシア第2の都市、サンクトペテルブルクのマトビエンコ市長は26日、都内で日本経済新聞などと会見し「年内に日本の銀行が1、2行進出してくる」と語った。急速な経済発展が続く同市には、三菱東京UFJ銀行などが邦銀としては初の駐在員事務所開設を検討中とみられ、市長は「日本から大型プロジェクトへの資金を得ることが重要だ」と強調した。
マトビエンコ市長は25日に都内で開かれた「サンクトペテルブルク・ビジネス戦略会議」出席のため来日した。日本企業との協力について「市政府が責務を果たし、ビジネス上のリスクは取り払われてきた」と指摘した。(07:00)