福岡放送局

2008年4月28日 7時10分更新

黄金色のヒラメ

福岡市の水族館で、色素が足りないため黄金色に見える珍しいヒラメが展示され、人気を集めています。

このヒラメは、今月2日に、長崎県の上五島の沖合いで定置網にかかり、福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」で展示されています。
ヒラメは体の全長が85センチ、重さが5キロほどもありますが、何らかの理由で黒い色素・メラニンが足りないため、体が黄金色に見えます。
水族館によりますと、捕獲された当時は、体の表面が輝くような金色をしていたということです。
ヒラメは通常、外敵から身を守るため砂と同じような色をしており、水族館の担当者は「体の色が極端に目立つのにここまで大きく成長したのは驚きで、とても珍しいです」と話していました。
この黄金色のヒラメは、大型連休・「ゴールデンウイーク」にちなんで来月11日まで展示されています。