8月15日・・・・・日本では終戦記念日と呼ばれる。 世界では(連合国)、対日戦争勝利記念日。 中国では、抗日戦争勝利記念日。 韓国では、光復日。 北朝鮮では、開放記念日。 毎年この時期が来ると、「靖国問題」がニュースで話題になります。 (マジャコング風に) 「アジア各国が日本首相の靖国参拝を反対しております!」 と言うニュースキャスター・・・・・。 アジア各国!? はぁ〜〜!!? 実際に反対しているのは 中国・韓国・北朝鮮の3カ国だろうが! 事実、東南アジア各国の首脳は、国の英霊を奉るのは、国民として当然だと日本に理解をしております。反対しているのは、中国・韓国・北朝鮮だけです。(東南アジアで勢力を持つ華僑も含む。) さて↓の3つの銅像は、中国にある 悪名高い 「死者に鞭打つ」銅像です。
●秦檜 宋代末期 北方の金という国が中原に攻めて宋王朝は、南に敗走、南宋時代が始まります。その金に対し、国境警備で活躍していた岳飛将軍がいました。主戦派の岳飛と和平派の秦檜が王朝内で対立。和平派が実権を握り、金と同盟を結び、岳飛は囚われ獄中死しました。中国人は毒殺されたと信じています。日本では有名ではありませんが、中国の国民的英雄・岳飛を暗殺した悪党として中国人民が最も嫌いな人物とされています。本人だけでなく妻や家臣の銅像も同じような扱いを受けてます。 ●汪兆銘 日中戦争時、日本軍に敗れた蒋介石など中国首脳陣が奥地に逃げてしまった時期に、実質的な行政を行った人物。日本と平和的な解決を求めて交渉に努めた良識的な政治家である。 こともあろうに、中国の平和を想い日本との架け橋となっていたおかげで「漢奸(漢民族を裏切り他国のために尽くした賊の意)」の汚名を着せられ、つい最近まで上記の屈辱的な銅像が建てられていました。近年、彼の評価が変化しつつあり銅像は2002年に撤去されています。 ●東条英機 説明の必要はないですね。第二次世界大戦時の日本の首相。敗戦後、A級戦犯として東京裁判の元に死刑執行された。 2005年 中国の高級ホテル「海南凱威大酒店」に客寄せの為に!? 屈辱的な銅像が建立されました。 この屈辱的な銅像を建立するだけで飽き足らず、投石や唾を吐きかけるなどの行為を恥じることなく行っているそうです。 2つの銅像は、中国国内の人物評価であるので、とやかく言う気はありません。 しかし、日本人・東条英機氏に対するこの侮辱に対して日本政府は、中国共産党に抗議すべきだと思います!! 逆に日本で毛沢東、金日成などの銅像をこのような形で建立したら、抗議どころか戦争を仕掛けてくるでしょう! 「靖国問題」で内政干渉するというのなら、 まずこの銅像を撤去しろ! ↓の本、DVDは日本人として必読書。日本人のアイデンティティを取り戻そう!
なぜ 3カ国がこぞって「靖国問題」に過敏に反応するのか? もともと戦後の総理大臣が靖国参拝を行事として問題なく行っており、3ヶ国とも、「靖国神社」という言葉すら知らなかったと言います。 戦後の日本・左翼が必要以上に「靖国問題」を取り上げた結果、中国・韓国政府が政治のカードとして使用するようになったということも聞かれます。 とはいえ、「靖国問題」のことを他国がとやかく言うのは「内政干渉」で国際法に禁じられている行為です。 小泉首相の任期最後の年、8月15日にラストサプライズとして 「靖国参拝50万人大パレード」 をぜひ実行してくれると期待しております。 それはさておき、こんな下らない事で争っている場合ではなく、日本・中国・朝鮮半島の極東アジアの国が一致団結して21世紀がアジアの世紀となることを願っております。 2006年7月10日 ヒロ男爵 (HP:日本の銅像探偵団) |